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ブックマーク / koshian.hateblo.jp (13)

  • 日本のゲームは男女平等です。 - 狐の王国

    ゲームにおける女性主人公の少なさとジェンダー問題という記事があまりに偏った話だったので、ちょうど眠れずにうだうだしてたので思い切って記事を書く。 ブックマークコメントにも書いたが、女性主人公が少ないのは北米のゲームである。日ゲームはだいたい女性キャラが多かったし、主人公の性別を選べるゲームも80年代には存在していた。たとえば有名所だと「ドラゴンクエスト4(1990年)」だが、それ以前のスポーツゲームなどでも男女選べるものがけっこうあったように思う。 その後の格闘ゲームブームにおいても女性キャラクターのいないゲームはほとんどなかったし、複数人登場するゲームも珍しくなかった。「海腹川背」のようにそもそも主人公が女性しかいないゲームもあったし、決して女性主人公が少ないとは思ったことがない。 北米向けのゲームはどうも市場そのものが成人男性ばかりのようで、実際のところセクシャルな描写が多く男性主

    日本のゲームは男女平等です。 - 狐の王国
  • 日本のアニメはとっても男女平等 - 狐の王国

    映画に登場する女性の「扱われ方」を重要視するその理由という記事に、「ベクデルテスト」という物語が性差別的かどうかをチェックするテストが掲載されている。 ふたり以上の名前のついた女性が登場するか 女性同士が直接会話をするか その会話の内容が男性以外のことであるか バカバカしいことに、日のアニメはほとんどこれをクリアしている。萌えアニメはほぼすべてクリアしてると言っていいだろう、そもそも男性が出てこないんだから。 よくよく考えてみると、日曜朝にやってる戦隊物もだいぶ前から女性2人男性3人構成の戦隊が増えてたように思う。あんなコテコテの男児向けの作品ですら、ベクデルテストはクリアしているシリーズが増えてるわけだ。 何度か書いてるが、例えば70年代の作品である「機動戦士ガンダム」にしても女性が戦争の前線に出て戦って死ぬような作品であるし、もちろんこのベクデルテストもクリアしている。 大昔のヒーロ

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  • 宮崎駿「風立ちぬ」は身体性に立ち戻る映画かもしれない - 狐の王国

    不愉快である。宮崎駿最新作、ジブリ映画「風立ちぬ」を見た感想だ。たいへん不愉快な映画だった。 なにやらアニメや漫画も規制対象とする児童ポルノ規制法案に賛同する人が「ジブリのようなアニメだけ作っていればいい」とトンチンカンなことを言ってるのを見たことがあるが、宮崎駿はそもそもが「メカと美少女が大好きなオタク」であることを思い出させられる。 今回の「風立ちぬ」は言ってしまえば「メカのことしか頭にないオタクが少女に受け入れられ許される物語」だからだ。 冒頭から妄想妄想妄想の山。まるでパプリカのようだ。夢といえば聞こえはいいかもしれないが、それモデルとなった堀越二郎じゃなくて宮崎駿人の夢と妄想じゃないんですか、と言いたくなる。 白い服に白い帽子の病弱なお嬢様との出会いなんて、もう古典すぎるオタクの妄想すぎて見てられたものじゃない。原作陵辱だと言う向きもあるが、もう同意するほかない。よくご遺族は映

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  • 自分が負け組であることを受け入れていくために必要なこと - 狐の王国

    この1週間ほどたいへん調子が悪い。先月二度も中毒になり風邪を引いた余韻なのか、なにやら肩やらなにやら体がこわばって何事にも集中できずにいる。こりゃダメだ、となって先月日から届いた荷物に入っていたを一冊取り出し、ベッドに寝転んだ。 そのを読み進めていると、すうっと肩のこわばりがほぐれていった。 55歳の著者。その人生を「からっぽだった」と表現する。人生の意味などなかった気がすると。自分はダメな人間なのではないかと不安になり、そして受け入れ、「それはそれでいいんじゃないか」と肯定する。 55際。団塊ジュニア世代の自分よりずっと年上の著者。アルファブロガーと呼ばれる人々の中でも筆頭に挙げられる人物。極東ブログ主宰、 id:finalvent 氏。 考える生き方 作者: finalvent出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/02/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入

    自分が負け組であることを受け入れていくために必要なこと - 狐の王国
  • スパルタ研修がモンスターカスタマーを生む - 狐の王国

    餃子の王将のスパルタ研修…他の方法はあるのかという記事。スパルタ研修でもしないと働ける人材にならない層がいるんだよ、というお話なのだが……根的に間違ってませんか? そもそも物を売るのに求められる能力は、せいぜいお釣りを間違えないことくらいである。数が数えられて電卓が叩ければそれでいい。実際タイのそこらの飲店やコンビニではそんな程度の仕事しかしない人材が割と多い。注文すら間違えるし呼ぶと舌打ちして不機嫌そうな顔でやってくるし来ないこともある。注文を復唱とかしないんだよねー。それでも長年やってるお店がたくさんある。 接客業? マナー? なにそれおいしいの? そんな世界だってあるのだ。 元記事のさらにリンク先の記事を見るとこんなことが書いてある。 サービス業では時に顧客からの無理な要求をされたり、店舗で突発的なトラブルに遭遇したりする。しかも、少子高齢化で競争は厳しい。スパルタ研修によって、

    スパルタ研修がモンスターカスタマーを生む - 狐の王国
  • オタクの女の子になりたい願望は性別を超える - 狐の王国

    なにげなくTwitterを見ていたら、タイムラインに以下のような発言が流れてきた。 桃井「男のオタクの人ってかわいい女の子と付き合いたいわけじゃなくて、可愛い女の子に自分がなりたいんですよ」「だから性別っていうのを超越した存在なんですよ、オタクって」 あああ、わかる、わかる、わかる。 http://twitter.com/tamagomago/status/307920044296392705 これはオタクとして非常によくわかる話で、一方同一の感情を持たない人にはさっぱり理解できないであろう。なので以下のような発言も見られた。 その”可愛い女の子”が、男である自分にとって都合のいい”理想化された女の子”であり、そしてその"理想像”が既存のジェンダーを無効化するどころかむしろ強化するようなものである以上、それは"性別を超越"するどころかむしろ固定化することにしかならんだろうに。 http:/

    オタクの女の子になりたい願望は性別を超える - 狐の王国
  • 「苦しい思いをすれば成長する」は大ウソ - 狐の王国

    ブラック企業肯定論と体罰肯定論は同根-若者をシバけば良くなるという日社会の病という記事。 うん、確かにその通り、としかいいようがないね。最近体罰から自殺した高校生がいた事件の影響もあるのか、体罰ネタの話をよく見かける。ホントに日教育はなかなか変わらないものだなあとつくづく思う。 どうも日人というのは、苦しい思いやつらい思いをするとその分成長すると思ってる人が多い。実際にはそんなことはない。何事にも適度な負荷というのはあって、それを超えたら壊れるのは当たり前。 ビデオゲームというのはそのへんがよく出来ていて、簡単にクリアできるハードルから徐々に難しさをあげていく。最終面まで辿り着く頃には、最初の面なんて楽勝でクリアできるようになってる。それでも油断してると1匹目のクリボーにやられたりする。こういうのは「良いゲームバランス」と表現される。 「リアルなんてクソゲー」だ、という決まり文句が

    「苦しい思いをすれば成長する」は大ウソ - 狐の王国
  • 不況や就職難の原因は警察と検察とメディア - 狐の王国

    で、就職難の原因は一体なんなんだよという記事。2chまとめとしてはめずらしく真面目に意見を出し合ってておもしろかった。 いま日にいるので周囲の高校生などともその話題を話した。今は半分の人しかまともな職にはつけない時代だから、その半分に入るためにはどうしたらいいのか、というようなことを。入れなければ一生アルバイトでもして暮らしてくしかないものね、と言ったら衝撃的な顔をされたのだが、我々団塊Jr世代が味わった就職難とは現実そういうものである。 ところで先日、Skypeに大きな障害が発生し、ニュースになっていた。 無料ネット通話のスカイプ、世界規模のサービス障害  :日経済新聞 スカイプCEO「有料会員に返金」 世界規模の接続障害  :日経済新聞 注目して頂きたいのはこれらはあの「日経済新聞」の記事であることだ。 Skypeがなんなのかは日経の記事を参照してもらうとして、数年前から通話だ

    不況や就職難の原因は警察と検察とメディア - 狐の王国
  • あるべき大人像を模索していく - 狐の王国

    最近「生きる」とは何か、ということについてよく考える。定義するのは簡単だ。生きるとは、べるものと着るものと寝るところを用意することだ。それらを用意する力を生活力という。 昔はこれがとても難しいことだった。コンビニもないし外は金銭的に無理があった。服だって、ユニクロもなければしまむらも無かった。だから人は力を合わせて生きなくてはならなかった。それはジェンダーという社会的な性役割を生む結果にもなった。 その当時の大人像は、ただ黙々と働き、べるものと、着るものと、寝るところを用意する日々を送ることだった。 だが時代は変わってしまった。資主義経済、グローバリゼーションが生み出したものは、安くておいしい事、安くて丈夫な服、安くて粗末だけど充分な寝床だった。少々のお金さえあれば、人は生きていけるようになった。 だからこそ、孤独の2文字が浮き立った。 人々は依存せずに繋がれる場所を求めた。それ

    あるべき大人像を模索していく - 狐の王国
  • 日本人の同質性はもっと叩かれるべき - 狐の王国

    友人とちょっと話してて、最近すっかり忘れてた問題を思い出した。 日人って自分と違う人を珍しがるよね。 あのな、俺たちゃ珍獣じゃないんだよ。お前らに珍しいものが来たとパンダみてーな扱いされるために生まれて来たわけじゃねーんだよ。 だいたいてめーにとって珍しいからって世界的に珍しいわけじゃねーだろ? 俺みたいなやつは世界中ごろごろいんの。パンダほど希少種じゃないですから。 要するにあれだ。俺がもの珍しく見えるってのは、てめーの世界の狭さを示してるんだよ。そんなに狭い世間で生きて来たこと告白しなくていいですから。 いやでも理解は出来る。だって日人って同じような人ばっかだもん。そりゃちょっとはずれただけでパンダみたいに珍しがりたくもなるよな。 けどおまえにとってはごく希なイベントでも俺にとってはほぼ毎回あるイベントなわけで。 いい加減飽き飽きするっつーの。いやそのネタお前が考えたのかもしれない

    日本人の同質性はもっと叩かれるべき - 狐の王国
  • 自分と同じ苦労をしなくていい人を見るとキレる人々 - 狐の王国

    「社会の論理」を持ち込む人々という記事。 「社会では通用しない」と言いたがる人の視野の狭さについての話だが、まったくその通りだよなあと思いつつも、これって他のところでもよくある話だよなあと思ったりもした。 で、表題にいきついたのだが、要するに人は自分のしてきた苦労をしなくてもいい人を見ると冷静になれないんじゃないか、と。 最近の言語を否定したがるCOBOLプログラマ 金持ちを問答無用で嫌う貧乏生まれ Excelのマクロで一瞬で仕事終らせると「心がこもってない」とか言いだすおっさん ネットで情報わんさか手に入れてる若いオタクを見ると「昔はこんな情報一つ手に入れるだけでも云々」とか言いだす老害オタク 才能に恵まれた人をひたすら妬む無能 失職して派遣村に入った人に説教したがる再就職で苦労したクチの人 在日外国人は簡単に生活保護もらえると聞いてキレる低所得者 職のある外国人労働者をヘイトするリスト

    自分と同じ苦労をしなくていい人を見るとキレる人々 - 狐の王国
  • ラクして生きて何が悪い - 狐の王国

    まあ、皆ほんとに労働しない(と思われている)人嫌いだよねという記事。 いやホントに。労働っていうかさ、苦労してないと許してもらえない空気ってあるよね。 俺みたいにコンピュータにどハマりこいて学校落第してすわNEETかと思われたらなんか友達仕事くれるようになってなにやらエンジニアとか名乗っちゃてんのプギャーみたいな奴はホント許してもらえない。 そりゃ団塊Jr世代のくせに就職活動の苦労とかもしてないし、好きなことやってたらいつの間にか仕事になってたのは事実だけどさ。 で、ここで「いや楽して仕事になるわけないじゃん、けっこう苦労あるんだよ。そりゃ好きなことだからってのもあるけど必死に何冊も読んだし、英語の文献しかなくてもがんばって読んだりとか、お金が絡むといろいろ面倒なこともあるしさあ……」なんて言いわけをしはじめると、やっと少しだけ許してもらえる。 でも俺はそんなこと言いたくないのだ。 そ

    ラクして生きて何が悪い - 狐の王国
  • 糞ブログがはびこるのはお前のせい──あるいは応援ブクマのススメ - 狐の王国

    あんまりブログ論めいたこととか書くのは嫌なんだけども、ちょっと思うところがあったので書いてみる。 もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。: 極東ブログ ブログに「死ね」と書かれて死んでしまった人のお話。 以前からはてなブックマーク界隈なんかでも「死ねばいいのに」タグを始めとするネガティブコメントが問題視され、はてなでも対策を考えてるという話があった。 ある程度ネット慣れしてる人間からすりゃ別にどうってこたない話なんだけども、そうじゃない人には正直辛いのだろう。 どこの誰とも知らない人間からいきなり罵倒を浴びせられるというのは、ネットじゃなきゃありえない話。 逆にいうとどこの誰とも知らない人間にいきなり罵倒浴びせるような奴がいるのもネットくらいのもん。普通しないでしょ、そんなこと。 ささいなことでいきなり人格否定してきたりするのはfj.*などNetNews以来

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