オウム真理教の後継団体のひとつ宗教団体「ひかりの輪」(代表・上祐史浩氏)の外部監査委員の女性が自動車を無免許で運転していたとして、警視庁公安部は12月20日、道交法違反(無免許運転)の疑いで東京・世田谷区のひかりの輪本部と女性宅を捜索しました。ひかりの輪の関係者の一人は本紙の取材に対して、女性は教団の「聖地巡り」と称する団体旅行でも無免許のまま参加者を乗せて運転していたと語っています。女性はそのために昨年、自身が使用する自動車にETC車載器まで設置していました。 女性はひかりの輪の外部監査委員の一人で、ひかりの輪の関係者によると会員ではないものの、実質的に会員に近い関わり方をしていたといいます。 「この女性は、講話会や聖地巡り、上祐氏の誕生パーティーなどで、何度も見かけました。女性が無免許であることは、以前から聖地巡りの複数の参加者の間で知られていました。事実を知らない会員もいたと思います