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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (29)

  • 春だ!満開!クマムシ祭☆ - クマムシ博士のむしブロ

    【追記1/31】予約開始1日ほどで定員がすべて埋まってしまったため、締め切りました。お申し込みいただいた皆様、誠に有り難うございます! 今度日に一時帰国するのですが、そのときにAstro_NinjaGurlさんと一緒にクマムシイベントを開催します。 私がこれまでに行ってきた研究を中心とし、クマムシについてひたすら熱く語るという、とてもマニアックなイベントです。クマムシマニアになりたい人は必見です。 詳細はこちらです↓ - 春だ!満開!クマムシ祭☆ <講師> 堀川大樹 [日時] 2012年3月7日 (水) 18:30 開場/19:00 開宴 [チャージ] 2,500円(1ドリンク付)定員26名※要予約 ≪学割あり≫ ※学生証(高校生以上)提示により500円割引いたします。終了時間が遅いため、高校生の方は保護者の方とご一緒にお越しください。 [場所] ギャラリーカフェタユタ(代々木駅東口徒歩

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    powerbreathing 2012/01/30
    参加希望者殺到で抽選になりそうw
  • もう一度言おう。日本のアカデミアの将来はきっと明るい。 - クマムシ博士のむしブロ

    前回の記事には予想外に多くの反応がありました。それだけ多くの人々が、アカデミアの行く末を案じているからでしょう。 私の記事内容に賛同する人も多かった一方で、アカデミアの将来は明るくないのではないか、と危惧する意見もありました。 日のアカデミアの将来は明るい、か?: lochtextの日記 過当競争に喘ぐ日のアカデミアと、その明るくない展望と: 大「脳」洋航海記 これらの記事での主張は、こうです。アカデミックポストをめぐるハイレベルな競争が続いているため、大方の博士号取得者は専任研究者になれる見込みがない。よって、優秀な学生も博士課程進学を敬遠してしまい、将来はむしろ優秀な人材が不足するためにアカデミアのレベル低下を招く、というものです。 確かに賢明な学生がリスクを回避し、博士課程進学者がここ数年減少しているのは当ブログの前回記事でも述べた通りです。しかし、アカデミアで研究者になることを

    もう一度言おう。日本のアカデミアの将来はきっと明るい。 - クマムシ博士のむしブロ
  • クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ

    みんなクモの糸を甘く見ない方がいい。 クモの糸は、カイコの絹糸よりも強くてしなやかなのだ。クモの糸を束ねれば、体重65kgの大学教授だってぶら下がることができる。そのポテンシャルの高さから、幅広い用途への応用が期待されている。 ところが、クモは縄張りがあったり共いするなどの習性のため、飼育をして大量の糸を採取することが困難である。 これまでに、クモ糸の組換えタンパク質をバクテリアやほ乳類の培養細胞などで生産する試みがなされてきた。日にも、クモ糸を人工合成しようと頑張っているベンチャー企業がある。 だが、これらの系では発現させた組換えタンパク質を大量につくるのにコストがかかったり、発現した時に糸状に紡がれないなどの問題があり、クモ糸の大量生産はまだ実現していない。 今回、クモ糸の大量生産を実現するため、中国の研究者らはカイコに目をつけた*1。カイコは糸を出して紡ぐ。しかも大量に飼育が可能

    クモの糸をはくカイコ - クマムシ博士のむしブロ
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    powerbreathing 2012/01/04
    カイコの糸とクモの糸では分泌器官の仕組みに差があったと思いましたが、どうなんでしょうね?液体蛋白から固体の繊維に変えるための酵素とか一式組み込むと、カイコというよりクモとのキメラみたいです。
  • クマムシトリビア総集編 - クマムシ博士のむしブロ

    ヨコヅナクマムシの電子顕微鏡写真(撮影:堀川大樹 行弘文子) こんにちは、クマムシ研究者の堀川です。私はたまにTwitter(@horikawad)でクマムシトリビアをつぶやいているのですが、今回は新たに書き下ろしたトリビアも加え、総集編という形でお贈りしたいと思います。 クマムシという生きもの自体がトリビア的存在なわけですが(実際にトリビアの泉でも紹介されました)、これから紹介するトリビアは、クマムシのトリビア、つまりトリビアのトリビアというマニアックな知識ばかりです。これを読んだ後には、立派なクマムシマニアになること受け合いです。 それでは、クマムシトリビア総集編、スタート! ★クマムシのかたち・進化トリビア★ ■ クマムシの種類を判別するには、爪の形・咽頭器官の長さと幅の比率・卵の表面の突起の形などを調べなければならない。クマムシの体長は1ミリメートルにもならないため、ミクロン単位(

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    powerbreathing 2011/12/19
    ドン引きしてもらえない場合はどうしましょう?
  • ハダカデバネズミのキモカワ精子 - クマムシ博士のむしブロ

    Image from Wikimedia キモカワほ乳類ランキング (むしブロ研究財団調査)で6年連続1位に輝いているハダカデバネズミ(裸出歯鼠)。写真でお分かりのように毛が無くてしわしわの皮膚に、にょっきり飛び出した前歯の外見が非常にユニークでキュートです。 変わっているのは外見だけではなく、その生態も非常に特殊です。ハダカデバネズミはほ乳類であるにも関わらず、一部のアリやハチのように真社会性動物でコロニーに女王と王様だけが繁殖し、まったく生殖行動をとらない働きネズミがいます。中には、子どもネズミのふとんになる「ふとんネズミ」もいます。自分の体をベッドにして子どもを寝かせる役目を担います。 また、その生理も特殊で、低酸素環境に強く体の中にがん細胞ができにくいなどの特徴があります。げっ歯類の中では極端に長い寿命をもち、30年近く生きる個体も確認されています。これらの特性から長寿研究のモデル

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    powerbreathing 2011/12/16
    精子レベルでゆるいw
  • 日本に大量増殖したミュータント人間とその原因 - クマムシ博士のむしブロ

    ここ近年、あるミュータント(変異型)人間が日で増殖している。 このミュータントには、以下のような特徴がある。 1. 主に大都市で活動する。 2. とくに1月から4月にかけて活発に活動する。 3. 紺系の色を好む。 4. 従順である。 5. 前屈運動能力に長けている。 皆、個人識別が困難なほど互いに酷似した外部形態(服装・髪型)を呈している。前屈運動能力にも長けており、上半身を前方向に倒す角度を精密に調節することが可能だ。 このミュータントは、国内外で「シューカツセイ」という名で知られている。 1986年代の若者は、ここまでの同調性はなかった。 当時の若者はバラエティに富んだファッションに身を包んでいる。当時はまだ、シューカツセイの特徴を備える個体は認められない。シューカツセイが大量発生したのは、ここ最近になってからなのである。 ・なぜミュータント人間「シューカツセイ」が大量増殖したのか

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    powerbreathing 2011/12/12
    クマムシ先生が書いた小松左京SF短篇風作品?
  • 人類絶滅を回避するために宇宙へ飛んだミニ人間 - クマムシ博士のむしブロ

    Image from Wikimedia 地球から他の惑星への移住は、人類絶滅を防ぐための大切な手段だ。 もし来年、巨大隕石が地球に衝突したら? もし次の氷河期が、めちゃくちゃ辛かったら? ネアンデルタール人のように、我々も絶滅してしまうかもしれないし、そう考えると夜も眠れなくなるというもの。 そんなリスクを回避するために、他の惑星への移住計画が着々と進行している。 しかし、ここで問題となるのが、惑星間の移動だ。 惑星間の移動の際には、宇宙船の中でずっと過ごさなくてはいけない。宇宙船の中では、無重力や宇宙放射線など、地上とは異なる環境要因で満たされている。こんな環境の中に長時間いても、人間は大丈夫なのだろうか? このリスク評価をするために、国際宇宙ステーションに実験台として送り込まれた「ミニ人間」がいる。 シー・エレガンスとよばれる線虫だ。 Image from Wikimedia このシ

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    powerbreathing
    powerbreathing 2011/12/10
    線虫といっても長期飼育は大変でしょうね。脱線しますが、菌糸の輪で線虫を捕まえる食虫(?)真菌がいたな。
  • 人体一速い細胞は誰だ?!60兆分の1を決める戦い! - クマムシ博士のむしブロ

    コロラドのデンバーで開かれているアメリカ細胞生物学会にて、世界初となる細胞レースが開催されました。 World's first cell race no small affair - Updated - December 03, 2011 70種類の系統の細胞たち*1が、ペトリ皿の上で競走している様子が以下の動画で見ることができます。 動画では逆方向に走っている細胞も見られますが、走っているスピードがデジカメにより解析され、どの細胞が最も速いか決定されました。 それでは、結果発表! 1位:骨髄幹細胞選手 2位:胸部上皮細胞選手 3位:がん化した胸部上皮細胞選手 4位:遺伝的皮膚疾患患者由来の上皮細胞選手 おめでとうございます! 結果から分かるように、幹細胞やガン細胞がスプリンターとしての能力を持っているようです。 1位の骨髄幹細胞選手のスピードは毎分5.2マイクロメートル、すなわち0.00

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  • スーパー放射線耐性細菌デイノコッカス・ラジオデュランス - クマムシ博士のむしブロ

    Wiredの記事などですでにご存知の方も多いかと思いますが、今回は放射性耐性細菌デイノッカス・ラジオデュランスを紹介します。 Copyright: Inserm U1001 ・発見 1956年、アメリカのオレゴン農業試験場では、肉の缶詰を高線量のガンマ線を照射することで殺菌できるか検証していました。しかし、それまでに知られていた生物を死滅させるだけの線量の放射線を照射してもなお腐ってしまった缶詰があることに研究員が気づきました。この缶詰から見つかったのが、デイノッカス・ラジオデュランス(Deinococcus radiodurans)でした。 ・生態 デイノッカス・ラジオデュランスは、デイノコッカス科に属するグラム陽性細菌です。デイノコッカス科には43種類が属しており、おおむね放射線や乾燥に強いのが特徴です。生息場所は高山、砂漠、温泉、南極など広くわたっており、動物の腸内に棲むものもいます

    スーパー放射線耐性細菌デイノコッカス・ラジオデュランス - クマムシ博士のむしブロ