長野県、塩尻市に木材の集中型加工施設と1MWの木質バイオマス発電と熱源供給施設を建設する計画「信州F・POWERプロジェクト」を発表 長野県の阿部守一知事は、9月14日に、塩尻市に木材の集中型加工施設と1MWの木質バイオマス発電施設、熱源供給施設を建設する計画「信州F・POWERプロジェクト」を発表しました。 この信州F・POWERプロジェクトは、長野県塩尻市に総事業費、約70億円をかけて、長野県初となる木材の集中型加工施設を整備し、全国初の森林資源活用型バイオマス発電施設を建設、さらには余熱を活かし塩尻市の地域活性化を目指すという、産・学・官連携体制による総合的な森林バイオマス資源活用事業です。 用地造成含み概算事業費36億円の集中型製材工場では、多樹種に対応した製造ラインにより、主に床材の生産を行うということです。地元の木材協同組合連合会や長野県森林組合連合会の協力のもと、征矢野建材、
東京大学公共政策大学院 松浦正浩研究室が、相互に利害関係のない自治体、業者、漁協などのステークホルダーを招き、国内における洋上風力発電の事業化を想定しながら、互恵関係をもたらす共生のアイディアについて検討し、政策提言を行うことをめざした洋上風力発電と地域・漁業の共生に関する円卓会議は、2月10日に洋上風力発電と地域・漁業の共生に関する提言をまとめ公開しました。 特に注目されるのは、漁業に配慮した洋上風力発電の設計というくだりで、 「洋上風力発電の風車の基礎部分に、魚類を蝟集し資源量を増やす効果があることを明らかにすること、漁業施設と連携して設計することで、洋上風力発電事業と漁業との互恵関係を構築する可能性が考えられる。」 洋上風力発電と漁業者がともに納得できる形での洋上風力発電が可能であるのか? 国土交通省は、国際標準化主導をも目指した、浮体式洋上風力の安全評価を年度内に指針としてまとめる
英Highview Power Storage社の新”蓄電”システム。余剰、再生可能エネルギーで液体空気を製造 英Highview Power Storage社が、Rushlight Energy Environmental Awardという初めて聞く技術に関する賞を受賞したというニュースを見て、同社のユニークな蓄電方法を知ることになりました。 ・UK energy storage company picks up awards-----renewableenergyfocus.com,07 February 2012 同社が開発した電気エネルギーの貯蔵システムは、工業的には確立している技術である、圧縮空気-液体空気を作る技術を利用しています。作られた液体空気は、貯蔵タンクに蓄えられ、必要に応じて気化させ、その爆発的な膨張エネルギーを利用して発電タービンを回転させるというものです。液体空気
環境省の第三次補正予算による、再生可能エネルギー事業計画の策定のための各種調査・検討等を実施する平成23年度再生可能エネルギー事業のための緊急検討委託業務に、湯遊つちゆ温泉協同組合、JFEエンジニアリングなどの福島県土湯温泉における温泉バイナリー発電の事業化調査が採択され、調査が実施されるとのことです。 土湯温泉は、東日本大震災と原子力発電所事故の影響で地域経済を支える観光産業が大きな影響を受け、早期復興による地域経済の活性化が期待されています。 今回の調査では、投入した高温流体の成分や流量を変動させることなく回収できるため、温泉の効能や湯量に影響をもたらさないバイナリー発電により、源泉から噴出する約150℃を活用し、新たな温泉発電の実現に向けての調査が行われます。将来的には1000kW級の地熱発電所も視野に、土湯温泉の電力需要を全て賄える規模の発電事業の実現を目標とするということです。
アメリカエネルギー省 U.S. Department of Energy (DOE)は、全国的なレベルで詳細な波力発電と潮流発電(潮汐力発電)などの資源評価リポートを公開しました。これらのリポートによると、2030年までに従来の水力と波力、そして潮流などの海洋エネルギーを利用することで、アメリカの電力消費量の15%を賄いうる可能性があると発表しました。 アメリカが広範かつ詳細なリポートを制作するのは始めてということで、各種地図もリリース、今後情報発信の面でも拡充をはかるとのことです。これら海洋エネルギーなどへの取り組みにより、新しい産業と、その雇用を創出し、やがてはこの新しい技術分野でのリーダシップの確保につなげていくとのことです。 海洋エネルギーの分野で、ヨーロッパに遅れをとっているとの指摘もあるアメリカが動きだす契機になりそうなこのリポートの発表で、最初になすべきこととしてのポテンシャ
アメリカ Newberry EGS Demonstration。オレゴン州で、夏にも地下に水を注入してのEGS地熱発電システムのテストを実施 Enhanced Geothermal Systems (EGS)とは、地下の高温岩体に井戸を掘り、水圧をかけて水を送り込み、人為的に発電に必要な高温の蒸気を取り出す地熱発電の強化地熱発電のことです。今年の夏にいよいよ長い時間をかけて準備されてきた、このEGS 強化地熱発電ともいわれる方式が、オレゴン州中ほどの ニューベリー Newberry火山地域(休火山)で実際に地下に水を注入しての実証試験が開始されます。井戸の深さは、数千メートルに及びます。これをもって地震の起因になるとの恐れも指摘されたりもしていますが、それほどの影響はないとの評価を受けて、この試験を経て2013年以降の実証運転へとつなげていく計画です。 この実験を担うAltaRock En
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