10年間作りつづけてきた環境雑誌「エコ・ピュア」も60号で上がりということに。12月発売の最終号の締め切りは、8月末日。今日は、最後の編集会議のため、静岡まで行ってきた。長いような、短いような、10年の歳月。EMが世に出る初期の、混沌とした情報を整理して、事例の中の真実を伝えていく。編集者たちも、かなり気負ったところがあった。企画会議の緊張感は、かなりのものがあって、そのために幅広く私も勉強できたのだと思う。微生物の世界とは何か、土とは、自然と人間とは、限りない問題提起があって、現場にたつとワクワクしたものだ。 今、EMで川をきれいに とか言うニュースは、もはや珍しくはない。10年前は、EM菌を見せろとすごまれたことがあったなぁ。「EM菌なんてないんです。有用な微生物を組み合わせボトルに入れただけです」と説明しても理解してもらえなかった。それに微生物をどうやって見せるのか。見えないものを見