cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
フランスのエマニュエル・マクロン大統領(2018年1月24日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Fabrice COFFRINI 【1月25日 AFP】フランス国民議会(下院)は23日、公的制度において国民に「間違いを犯す権利」を認める重要条項を含む新法案を可決した。 新法案はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が、昨年の大統領選中に掲げた改革の一環で、公的制度上、国民が違反を犯しても、初めて犯す違反で故意でない場合は、自動的に罰することをなくすというもの。故意の違反かどうかの証明義務は国側が負う。 仏政府は同条項について「信頼できる社会に仕える国家」を目指す新法の要石だとしている。 採決についてジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)行動・公会計相はツイッター(Twitter)に「管理する側と管理される側の関係に革命が起こった」と投稿
【1月23日 AFP】シリアの首都ダマスカス近郊にある反体制派地域で22日、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、子どもを含む少なくとも21人が呼吸困難に陥った。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が明らかにした。 監視団によると、標的となったのは政府軍の包囲作戦が続く東グータ(Eastern Ghouta)地区のドゥマ(Douma)。現地の病院を取材したAFP記者は、毛布にくるまれ酸素マスクを着用した乳児らが搬送されるのを目撃しており、中には泣き叫ぶ赤ん坊もいたと話している。また病床に座り涙を流しながら、ひっきりなしにせき込む少女らや男性らもいたという。 病院の医師によると、搬送された人々には「呼吸器の炎症や呼吸困難、せき、目の充血」といった症状がみられた。
普天間基地移設問題に対する地元・沖縄県の民意や環太平洋パートナーシップ(TPP)協定に反対する国会議員の意見など、日本政府や外務省とは異なる声を、アメリカの議会や政府関係者に直接伝えていくーー。 こうしたロビイング(政府の政策に影響を与えるための政策提言)で今、注目されているのが、2013年に設立された外交問題のシンクタンク「新外交イニシアティブ」(ND)の事務局長を務める猿田佐世(さるた・さよ)氏だ。 著書『新しい日米外交を切り拓く』(集英社クリエイティブ)では、日米外交がほんの「ひと握りの人たち」によって動かされている驚きの事実を明らかにし、日米外交のゆがみを鋭く指摘する。そして今、過激な言動で注目を集めるトランプ新大統領の誕生は、新たな日米関係を築くチャンスかもしれない。 ―アメリカの政府や議会に対するロビイング活動は、最初はひとりで始めたそうですね。 猿田 国際関係学を学ぶためアメ
今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合
先日、中国人の僕は初めて靖国神社に行きました。ある著名な先生の勉強会の一員として数十名の塾生達と一緒に行きました。 実は、僕は以前から靖国神社に行きたかったのです。いろいろなところでよく意見を求められているのに見たことがないため、意見が言えなかったからです。僕は自分の目で確かめないで聞いた話を信じるのは嫌な質です。 僕は亡くなった人の霊を大切にする日本の文化が好きです。実は僕の出身地の山東省も似た風習があるからです。日本の神社も好きです。渋い色と落ち着いた雰囲気は、とても東洋的で死者の霊を慰める場所としてとても良いと思います。 「遊就館」を見学してびっくり しかし、靖国神社の「遊就館」を見学してびっくりしました。軍艦マーチが流れる中、戦車、大砲、潜水艦などの武器と共に各戦争の背景、経過を詳細に解説しています。戦時ニュースも流しています。戦士の勇敢さを讃える、おびただしい量の証拠品と写真を展
美容師さんとのおしゃべりは、大抵「学生さんですか?」なんて、他愛無い会話から始まることが多いですよね。その日も例に漏れずそう聞かれた私は「はい、実は今イギリスに留学中なんですよ~。向こうではなかなか美容院に行けないので、今日はバッサリお願いしますー!」と答えたのですが、それに対する美容師さんリアクションはどうも私の心に引っかかるものでした。 「“海外”って色々テキトーやからね。日本人独特の繊細な感覚もないし、“海外”の美容院なんて行ったらほんまどんなおもろい髪型にされるか分らんで」 ……胸に手をあてて、正直に答えてください。みなさんも以下同じような考え方をしたことがありませんか? 「海外の人はテキトー」 「日本は世界で一番安全!」 「日本に生まれた私は恵まれている」 ……きっとあると思います。そして、実は私もあります。今日は国際派をきどって説教じみたお話をしたいわけではありません。日本で2
捏造された歴史の流布に熱心な韓国がもっとも血道をあげるのが領土の歴史だ。竹島の領有権を主張する韓国は、「嘘も100回言えば本当になる」を地でいっている。その嘘とプロパガンダをジャーナリストの水間政憲氏が暴く。 * * * 6月14日配信のソウル聯合ニュースによると、韓国教育部が日本政府に対し、竹島(韓国名・独島)や慰安婦などについて「歴史歪曲」して記述した日本の教科書の是正を求める文書を送るという。 同部は今後、日韓の市民団体と連携して、「歴史歪曲」の問題認識を広めていくらしい。「日本の市民団体や歴史教師らにこうした教科書の問題点を知らせる内容のメールを送り、8月に国際学術会議を開催する予定だ」(ソウル聯合ニュース) 2008年7月、文部科学省が「竹島は日本固有の領土」と中学校教員用の解説書に明記しようとしたことで、韓国政府が駐日韓国大使を召還し大騒ぎしたこともあった。韓国が実効支配してい
ジャーナリストと称する事実上の排外活動家の水間政憲氏です。 「外交権のあった1899年の教科書に竹島は韓国領外と明記」という国内向けプロパガンダ記事を2013年7月19日にあげています。 まあ、そもそも日本政府は1877年時点で独島(竹島)*1は「日本領にあらず」と明言していますし*2、1904年時点でも「韓国領地ノ疑アル莫荒タル一箇不毛ノ岩礁」*3と認識していましたので、日本政府の「我が国は、遅くとも江戸時代初期にあたる17世紀半ばには、竹島の領有権を確立」*4という主張がデタラメであることに明らかです。日本が独島(竹島)を支配したのは、日本軍が大韓帝国を軍事占領していた1905年になってからであるに過ぎません。 さて、記事では以下のように記載されています。 韓国が主張する竹島領有の根拠は、金大中元大統領が「1905年に日本が竹島の領有を閣議決定」したことに対して、「当時の韓国政府が何も
まあ、安倍政権の言い訳や信者・支持者による解説が多数出ているようですが、具体的に条約のどの条文が日本にとって認められないのかについて指摘しているのをあまり見かけませんでしたので。 日本は現在、核保有国ではありませんから、核兵器禁止条約に参加しても日本が直接的に困ることは無いように思えます。 第1条(禁止) 一、締約国はいかなる状況においても以下を実施しない。 (a)核兵器あるいはその他の核爆発装置の開発、実験、製造、生産、あるいは獲得、保有、貯蔵。 (b)直接、間接を問わず核兵器およびその他の核爆発装置の移譲、あるいはそうした兵器の管理の移譲。 (c)直接、間接を問わず、核兵器あるいはその他の核爆発装置、もしくはそれらの管理の移譲受け入れ。 (d)核兵器もしくはその他の核爆発装置の使用、あるいは使用するとの威嚇。 (e)本条約で締約国に禁じている活動に関与するため、誰かを支援、奨励、勧誘す
389ページのなかなかに分厚い本を、一気に読んだ。 読みながら、何度も「これは日本のことじゃないのか?」と頭がクラクラした。 弱者への侮蔑。自己責任という言葉が覆い隠す制度の欠陥や政策の転換。不安定化する一方の雇用。失われる製造業などの働く場。荒廃する地方。低所得者が生活保護受給者をバッシングし、削られていくばかりの社会保障費。貧しい人々を野生動物のように観察し、さらし者にするメディア。公務員バッシング。潰される労働組合。あらゆる社会問題を「家族の崩壊」のせいにする政党。富む者は富み続け、持たざる者は更に貧困に追いやられていく社会。そして移民に向けられる悪意。30年間にわたる新自由主義政策の残酷すぎる「結果」。 これらはすべて、イギリスのことである。EU離脱が国民投票で決まったのが2016年。一方、今年6月の総選挙では労働党が大勝し、与党・保守党の議席が過半数割れを起こすという「大番狂わせ
2018年の常時SSL化に続き今回2019年のSSブログへの改称で再び記事最後の「いいね!」が全て「0」に戻されてしまった。これまでの努力が無に帰したかと思うと落胆は大きい。文字通りゼロからのやり直し。SSさんには今後せめて記事内にfacebookのシェアボタンを置かれるよう改めてお願いしたい。Facebook引用記事は右上のロゴ「f」の字をクリックすると開きます。登録を求めるページになっても下の「後で」をクリックすると閉じ、記事が読めます。 のら猫寛兵衛、象にささやく男。 無翼、無宗教。 戦争と平和、環境、政治、社会、国際情勢、などなど、 もっと知らるべき事あれこれ取り上げていく。ときどき脱線。権力者はとことん諷刺。
お待たせいたしました。本日、クーリエ・ジャポン2月号が発売になりました。 今号のクーリエは年末年始にお読み頂く方が多いことを意識して、2011年の総括と2012年の展望がぎっしりと詰まった、賑やかな1冊になっています。 まず2012年には、1月の台湾総統選を皮切りに、米国、中国、ロシア、フランス、そして韓国など多くの国で大統領選やトップの交代があります。これまで以上に「人」に注目が集まる1年になるでしょう。巻頭特集の「世界を動かすキーパーソン」では、中国の次期国家主席就任が確実視されている習近平氏から、日本にもブームがやってきそうな「自己啓発界の新しいグル」、新国家を作ることを目指しているカリスマ投資家、そしてブレイク必至のアーティストなどなど、2012年に話題を集めること間違いなしの「次の重要人物」を取り上げています。 また、もはや年末の恒例企画となった、「“世界の発明”BEST50」で
真っ青な日本の夏空をバックに、赤い垂直尾翼を携えたトルコ航空TK50便が滑走路に降り立った。イスタンブールを出発して11時間。山本美香は、12日ぶりに故郷に戻ってきた。 狐野由久は、指定された到着時間の午前10時30分に成田空港第1ターミナル南ウイングで山本の帰りを待っていた。旧知の友が、異国で倒れたと聞いてから4日。いまだに信じられない気持ちだった。2012年8月20日、山本はシリアのアレッポで紛争の取材中に銃弾を受け、死亡した。享年45。イラク戦争など世界の紛争地を精力的に取材し、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞したジャーナリストだ。 日本テレビ放送網の外報部長である狐野は、仕事の発注を通じて山本と15年以上のつき合いがある。山本についての記者会見や搬送、葬儀についての一切を任されていた。山本の遺体が成田に到着した後、付き添うように空港を出発し、東京都杉並区の山本の自宅へと向かっ
スイス南部ディアブルレの山中にある氷河から発見された、75年前に行方不明となった夫婦のミイラ化した遺体(2017年7月18日提供)。(c)AFP/Glacier 3000 【7月18日 AFP】(写真追加、更新)75年前にアルプス(Alps)山脈で行方不明となった夫婦の遺体が、解けて後退する氷河から発見され、7人の子どもの親だった2人の長年にわたる捜索に終止符が打たれた。親族らとスイスメディアが18日、明らかにした。 スイス日刊紙ルマタン(Le Matin)によると、2人の遺体は同国南部のディアブルレ(Diablerets)の山塊で、互いの近くで横になった姿で発見され、2人のリュックサック、水筒、本、時計も一緒に見つかったという。 ルマタンの取材に応じたリゾート企業「Glacier 3000」の代表の話によれば、遺体が発見されたのは先週の13日で、2人はクレバスに転落したとみられるという。
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