帰宅した後にNHKで状況を確認するようになって、読書する時間が減っている いつになったら、原発事故は収束し始めるのだろう・・・ 第三の原爆に特攻した迫水は、再びバイストン・ウェルの世界に戻っていた。ヘリコンの地では仇敵アマルガンが姿を消した後、リンレイ亡き後に連合国家シッキェが生まれ、その軍事力で周囲の部族を圧迫していた。迫水は他の地上人と協力して、シッキェに対抗できる国作りを始める。そして、地上においてもエイサップ鈴木の物語が始まり、またも両世界を結ぶオーラロードが開く! 前巻で「本シリーズに関しては信者以外にも胸を張って推せるシリーズ」と書いたが、第三巻はこの点では少し難が 物語が躍動する箇所が限られているのだ バイストンウェルにおける迫水の建国物語は、最初の頃こそ比較的にまとまっていても、途中で飛ばし飛ばしになる。小冊子のインタビューにすべてを書くわけにはいかない故の「映画的手法」と