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*ものの見方に関するprisoner022のブックマーク (256)

  • 二千年代の創造神富野 IV章 解釈できない富野由悠季 - 玖足手帖-アニメブログ-

    これはアニメ批評同人誌アニメルカvol.2に載せたものの字数制限を解除し、加筆修正した物。 おそらくこの章で宇野常寛さんの怒りを買ったと言うか、買わせた。というか、読んでくれたと言う事が驚きだよ。 宇野常寛、アニメルカの僕の原稿をけなすの巻&宣伝 http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20101230/1293720279 俺ならツイッターで俺の悪口を言う人は無視する。 ↓3章まで 二〇〇〇年代の創造神、富野由悠季のアニメる力・目次 - 玖足手帖-アニメ&創作- 富野は宗教的エネルギーを持ちながら、教祖として祀り上げられることを拒否し、教義を固定もしない。つまり、論理的に正しい批評が不可能と言う事である。なぜ批評が不可能かと言うと、富野作品に対してある判断を下すと、その瞬間に反証が浮き出るという矛盾と迷いを抱えた作家だからである。 例えば、宇野常寛氏が『ゼロ年代

    二千年代の創造神富野 IV章 解釈できない富野由悠季 - 玖足手帖-アニメブログ-
    prisoner022
    prisoner022 2011/01/24
    富野作品には相反する人間的要素が圧縮されて詰め込まれている。/二行で説明できる程度のテーマの作品なら、それはつまらないだろう。富野作品は矛盾を孕むから三十年も語り続けられるのだろう
  • カウンターカルチャー

    カウンターカルチャー2011-01-19今のアニメはサブカルチャーではなくカウンターカルチャーである。 いわゆるオタクと規制の問題は、繰り返し話題になり、しかもネタにしやすいので、またかと思われるかもしれないが今回もこのネタで書くことにする。 これから、今のオタク系のマンガやアニメなどは、世間から非難されるのが当然なのだという話をする。それはなぜかというと、これらがカウンターカルチャーだからだ。アニメやマンガがサブカルチャーだった時代はもう終わった。これらが既にメインとして取り込まれてしまい、残りの部分が先鋭化してカウンターカルチャーとなっている。 サブカルチャーとカウンターカルチャーの違いは、漢字で「非」と「反」の違いだと言えばわかるだろうか。一般人の価値観というものがもしあるとして、そこから外れているのがサブカルチャーで、それを否定するのがカウンターカルチャーである。サブカルチャーが否

  • 細切れにされた文章 | iwatamの個人サーバ

    ネット上で、誰かの発言に対する反応を見ていて、違和感を感じることがいくつかある。筋とは関係のない一発ギャグに対して過敏に反応したり、文に書いてあることをわざわざ質問したり。要するに、元の発言をちゃんと読んでないんじゃないかと思われるのだ。 これを「文章をちゃんと読んでないのが悪い」で済ますのは簡単だが、どうもそれだけではない、もっと根的な問題をかかえているようだ。 文章をちゃんと読んでないように見えるこの手の事例は、彼らが「文章を読む」ということを次のように処理しているのだとすると、とても納得がいく。 文章を最初から1文ずつ読み込み、意味を解釈する 意味が解釈できないなら、それはノイズとして破棄する。 その1文が正しいなら、それを頭の中にインプットする。 その1文が間違っているなら、捨てる。あるいは、どこが間違っているかを指摘する。 文章を、頭から1文ずつ処理しているのがミソだ。最初

    prisoner022
    prisoner022 2010/10/21
    本当に重要なことは、その「よくわからない部分」にある。それに気づくことすらできないということが、一番の問題なのである。
  • NT 10年8月号 冲方×富野 第2回 「天地明察」の尊さ - シャア専用ブログ@アクシズ

    ビジュアル社会の文芸が生み出した次のステップ 富野 先月は「天地明察」は冲方丁のやり返しだというところで話が終わりましたが、それはこの作品で初めて、冲方丁という名前を知った人にはわからないでしょう。逆にライトノベルの冲方丁が好きな人は「天地明察」は、何であんなところに行っちゃったの? わかんねぇなぁ、っていうのが彼らの感想だと思います。そもそも、ライトノベルから文芸の世界に入った人間が、よくこんな素材を見つけましたね。 冲方 実は主人公の渋川春海は、高校時代に心ひかれた人物で、いつか書きたいと思ってたんです。ノンフィクションとして書くかフィクションで書くかは迷ったんですけど、どうせノンフィクションにしても自分のカラーは出るだろうし、何より、彼を知ったときに抱いた僕の感動を形にしたかったというのが執筆の動機ですから、小説として描いたほうが生きるなと思って、それでこういう形になりました。 富野

    NT 10年8月号 冲方×富野 第2回 「天地明察」の尊さ - シャア専用ブログ@アクシズ
    prisoner022
    prisoner022 2010/07/15
    もし自分がわからないモノを書評しなくちゃならなくなったら、それはもうわからないと言うしかなくて、それ以上のことは言っちゃいけない。
  • 2009-12-28 - 七里の鼻の小皺

    なかなか更新できず、しかもひさしぶりの更新が宣伝で、申し訳ないようですが:

    prisoner022
    prisoner022 2009/12/28
    自分でものを考える知性と、読者にものを考えさせる誠実さ(読者を「大衆」に変えない誠実さ)なしに、これ以上多くの言葉が書かれてはならない
  • Hang Reviewers High / テヅカ・イズ・デッド

    この話は変だと思う。松永さんは意図的にかなにか分からないけど、「萌え」ということをつまりは高いレベルの「感情移入」であり「同一視」のようなものなのだ、と説明してしまっている。いくつかの話の展開を重ねることで(グインサーガから銀英伝に至る流れで)話をずいぶんと単純化させてしまっている。「物語派(グループ派)→キャラ萌え(押しメン)→属性萌えと並べると、順にマニア度・ヲタク度が高くなるような気がする」なんて言っちゃうのは、当に言い過ぎだ。このモデルは誰かにとって面白いのかもしれないけれど、ずいぶんと話をジャンプさせすぎだろう。面白いモデルというのは、いつも正しいわけじゃないし、時として上手いことを言えてすらいない。「こういうふうに言ったら面白い」というだけのことが、今のインターネットではいつの間にか「上手いことを言っている」ようになってしまうのが助長されるみたいで、僕は好きじゃないな。 話は

    prisoner022
    prisoner022 2009/12/25
    「こういうふうに言ったら面白い」というだけのことが、今のインターネットではいつの間にか「上手いことを言っている」ようになってしまうのが助長されるみたいで、僕は好きじゃないな。
  • Hang Reviewers High / 「三島由紀夫」とはなにものだったのか

    ABC六木店で買ったのは2冊のだった。1冊を読むために袋から出す。ABCのチラシが入っていて、今度渋谷HMVの上に支店がオープンしたようだ。これは喜ばしいことと思う。そのほかには、「ほぼ日ブックスフェア」という、全く不要と思われるチラシのみ入っていた。 ABC六木店には、なぜか三島由紀夫関連の文庫が什器ひと幅分のスペースで展開されていた。没後35年は去年であるから全く関係ないだろう。別に見るつもりはなかったが、中に橋治「『三島由紀夫』とはなにものだったのか」があるのが見え、運命的なものを感じて購入する。 僕が橋治を読んでいたのは中学生のころだ。たぶん最初に読んだのは「革命的半ズボン主義宣言」だと思う。やがて僕は自分のことで忙しくなり読まなくなった。僕は彼の著作をよく理解したと感じていたので、我がことで忙しくなった自分が彼を読まなくなったことは彼の著作に照らし合わせても全く正しいこ

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    prisoner022 2009/12/25
    僕はどんなウェブサイトを作っても、どんな原稿を書いても、ますます「それが自分にとってどうであるか」ということばかりを書かねばならないと考える/「世界のすべて」とは僕にとって自分の見聞きしたもの
  • COOL ONLINE - JAPAN - JAPAN ONLINE

    Tokyo, August 11, 2024 — "NEO: The World Ends With You" is a highly anticipated sequel that continues the legacy of the beloved original game. As a follow-up to the critically acclaimed "The World En...

    prisoner022
    prisoner022 2009/12/05
    解けない問題は、解ける問題に書き直してしまえばいい。 そもそも解けない問題を解いてほしいと思う人間など、少数派なのだから。
  • プライドが高くて困っている人は「とりあえずやり終えてみる」をモットーに! - 発声練習

    質問はてな:能力に見合わないプライド 能力に見合わないプライドを叩き潰す方法を教えてください。僕は心の底で自分が優秀だと思っています。しかし大学は留年する、車の免許さえ取れない、社交性に欠けるで無能なこと明らかです。でも心の底では自分は優秀だと思っているのです。自意識と実際の能力の間に大きな乖離があって、明らかに社会不適合。自分の能力を上げて、プライドのレベルを下げる。前者は日々の努力次第としても、後者をどうしたらいいのか困り果てています。 広辞苑第5版によるとプライド、自信、自意識の違いは以下のとおり。 プライド=自尊心:自尊の気持。特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を排除しようとする心理・態度。プライド。 自信:自分の能力や価値を確信すること。自分の正しさを信じて疑わない心。 自意識:自分自身がどうであるか、どう思われているかについての意識。 辞書どおりの意味で考えると、上記

    プライドが高くて困っている人は「とりあえずやり終えてみる」をモットーに! - 発声練習
    prisoner022
    prisoner022 2009/11/08
    何かの目標を達するために地味な作業や誰にも感謝されないようなつまらない作業を黙々と終え、その結果として目標を達成できたという体験が必要だ。
  • 努力は報われないほうがいい - レジデント初期研修用資料

    現在進行形ですごい状態にある人を見て、「僕も頑張ってああなるんだ」なんて、 その人と同じ場所を目指して頑張るのは、危険なことだと思う。 何かの間違いがあって、頑張ったその人の成功を許してしまった業界は、その時点で詰んでしまうから。 劣化コピーが承認を求める 同じ方法論で頑張った人は、どうあがいたってオリジナルの劣化コピーにしかなれないものだから、 そういう人は、ものすごく頑張る。頑張った人が、「頑張り」に見合った承認を求めると、 世代を重ねるごとに、「頑張り」のコストはどんどん上がって、そこはたぶん焦土になる。 業界のどこかで「すごい」を観測したのなら、その人と同じやりかたを重ねるのではなく、 「もっと簡単にあそこに到達するにはどうすればいいんだろう」なんて考えないといけないし、 それでも「頑張り」以外の答えが出ないなら、「すごい」その人たちがいなくても何とかなるように、 仕事のやりかた自

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    prisoner022 2009/11/02
    頑張った結果として成功した人が、次世代に頑張りを「正解」として伝えると、業界が終わる。/「とりあえず頑張る」というのは本来、保身の手段であって、成功の手段とは違う。
  • ■9月のメモ「軍服どの」■ - 550 miles to the Future

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    prisoner022 2009/09/21
    社会/は「軍服どの」/僕たちが主体になって「軍服」を変えていくべきなのに「軍服どの」に合わせることに必死/「成長しなくてはいけない」という考え方自体が/「軍服どの」/「変化」はしたいけど「成長」はイヤかも
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    エンジニアパパと4歳の娘で2024年に作ったもの 娘も4歳となり、何かを親が作る、というより「親と一緒に作る」ことが増えてきました。 今年も細かいモノづくりをたくさんおこなったので。年末ということで一気にまとめて紹介してみようと思います。 この記事は子育てエンジニア Advent Calendar 2024の12/07の記事で…

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  • COOL ONLINE - JAPAN - JAPAN ONLINE

    Washoku, the term for traditional Japanese cuisine, represents a profound aspect of Japan’s rich cultural and culinary heritage. Recognized by UNESCO as an Intangible Cultural Heritage of Humanity, Wa...

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    prisoner022 2009/09/10
    批評脳というのは、ゲームのルールの側に問題を見出してしまう/プレイヤ脳というのは、理不尽であったとしてもゲームのルールには文句を言わず、自分をルールに適応させる/冷静に見ればどっちも醜い
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

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    prisoner022 2009/09/10
    アンパンマンとはむしろ一神教的な善悪二項対立の世界観の作品だ。正義が存在するために悪があり、両者はわかりあうことなく永遠に争いが終わらない、そういう殺伐とした世界なのだ。
  • 演劇の社会的役割 - ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

    先日紹介した高萩宏さんの著書「僕と演劇と夢の遊眠社」の中に以下の記述がある。 ・演劇はギリシャ悲劇・喜劇の成立以来、集団で物事を決めていかなければならない市民社会の鏡のようなもの(だ) ・「教育」には先人が得た知識を後進に効率よく伝えていく役割があるように、「演劇」にはその時代の社会を支えている人が集まってありうべき社会を再現し、共に楽しむという機能がある ・芝居の質は人間観に関わる内容を同一空間・同一時間で共に体験することだ (いずれも同書p. 228) いずれも、そのとおりだと思う。 演劇の社会的意義について、こんなに簡潔に、わかりやすく書かれている文章はあまりないかも知れない。だが、私がこれらの文章を読んで感じるのと同じように感じる人はそんなに多くないのかも知れない、とも思う。 この弁護人の言葉は、弁護を受けている被告には感動的に響くが、演劇の社会的意義に疑問を持つ(もしくは演劇と

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    prisoner022 2009/09/03
    人間がつくっている集団(もっと広く社会と言ってもよい)で起こっている出来事を、同一空間、同一時間でともに体験することによって深く理解し、共感することが演劇の社会的機能なのだ
  • サマーウォーズの掘り下げない姿勢 - WebLab.ota

    毎月1日は1000円デーってことで見てきた. ので,感想を.ネタバレするんでよろしく. 結論 をいきなり書くと,この作品はありとあらゆる点で掘り下げていない.たぶん,あえて掘り下げてない. だから,この作品を見て,「現代の失われた家族の姿が〜云々」とか「ネットの姿云々」とか,そーゆー問題意識で語っても仕方がない. 掘り下げているところがあるとすれば,「徹底して掘り下げないこと」である. 描かれていない部分 サマーウォーズにみる、表層の豊かさと、深層の軽薄さ - 未来私考 いわゆる非コミュ的問題を抱えた人や家族という形態に不信感を持つ人たちのアレルギー的な拒否反応を呼んでいる。そういった心象を持つ人たちが仮託すべきキャラクターがちゃんと用意されているにも関わらず。 (中略) 家族の外の世界が見えない とかで書かれているけれど,この作品はフってあるのに描いてない部分があまりに多い. 私が気にな

    サマーウォーズの掘り下げない姿勢 - WebLab.ota
    prisoner022
    prisoner022 2009/09/03
    1stガンダムで描かれない余白が多くあるのと同様、「物語(または寓話)」というものは描写された対象だけでなく観た人の心の中に想起されるもの全てまで含むというのが手堅い読みでしょう。『はてしない物語』とか。
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    エンジニアパパと4歳の娘で2024年に作ったもの 娘も4歳となり、何かを親が作る、というより「親と一緒に作る」ことが増えてきました。 今年も細かいモノづくりをたくさんおこなったので。年末ということで一気にまとめて紹介してみようと思います。 この記事は子育てエンジニア Advent Calendar 2024の12/07の記事で…

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    prisoner022
    prisoner022 2009/09/03
    亡霊が恐いのは/常識的な物語コードを根底から突き崩すからであり、これに対して、説明は、むしろ逆に物語コードに載せ直すことだからだ。そして、物語コードは、時と場を限定して、亡霊をそこに閉じ込めてしまう。
  • どっちが正しいか - Chikirinの日記

    若い人が言う。「大人の言うことは信じられない」「自分たちの生き方を押しつけるな。」 大人達が言う。「時間がたてばお前にもわかる」「お前のためを思って、言っているのだ。」 たとえば、勉強が嫌いな中学生の息子に親が言う。「勉強しろ」 子供が言う。「勉強なんか嫌いだ。得意でもない。大学なんか行かない。」 親が言う。「お前は世の中がわかってない。大人になればオレに感謝するだろう。とにかく大学だけは行っておけ。」 たとえば、離婚したいという娘に母親が言う。「夫婦は耐えるものなのよ。」 娘は言う。「もうだめ。我慢できない。この人と一生を過ごすことはできない。」 母は言う。「私も(あなたの)お父さんと何度も別れようと思ったのよ。でも、あなたも年をとったらわかるわ。あの時、別れなくてよかったと。」 どこにでもありそうな一般的な会話です。「大人の言うことは嘘ばかり」と思う若者に、「若者は世の中がわかってない

    どっちが正しいか - Chikirinの日記
    prisoner022
    prisoner022 2009/08/25
    百年変わらないことの多くは「人間の本質」に関わるようなことだ。生まれて、成長して、成熟して、老いて、死んでいく、というサイクルは千年単位で変わらない。
  • 映画学のススメ――アニメスタイルの文化的な不幸 - ぼくらは少年演出家

    1.映画とはなにか 映画は写真や絵をつぎつぎに表示していくものである。これはフィルムや映写機が物理的にそういうものだから、そうとしか言いようがない。フィルムをなくしたデータであっても、けっきょくは写真や絵やCGなどをつぎつぎに表示するのだから同じである。したがって、写真や絵がつぎつぎに表示されないものは映画ではない。映画のように読み飛ばすこともできなければ、演劇のように自由に内容を変えることもできない。この物理的な制約のもとに映画は存在する。 映画は写真や絵をつぎつぎに表示していくものである。 写真や絵はイメージである。イメージは意味の束である。メッセージがことばで直接書かれているわけじゃないので、イメージからはあらゆる意味が読みとれる。どんな解釈も許される。逆に、ひとつの意味しか読みとれないものはイメージではない。 写真や絵のイメージからは、あらゆる意味が読みとれる。 映画は、あらゆ

    prisoner022
    prisoner022 2009/08/04
    映画を見ることは「物語」/「物語のテーマ」を見ることでも/作者の意図を正しく読みとることでもない/イメージがぶつかりあい、つながりあい、混ざりあう瞬間に立ちあう/イメージの連鎖を瞳でとらえる行為である
  • 和魂と洋才と医療の崩壊(上) - マーケットの馬車馬

    前回、ギルド社会で赤の他人を信用できるのは評判メカニズムのおかげであり、そしてその信頼関係は異分子の混入に対して脆弱なので、ギルド社会は質的に排他的にならざるを得ない、ということを書いた。それこそが銭湯などでの「日人は外人を差別する」というお約束の主張につながっていくのだ、という所で〆たわけだが、別に異分子とは外人に限らない。ギルド社会が機能不全に陥れば、誰だって異分子になってしまうのだ。今日はそんな話を。 人間社会と人間の意識、そして人間の選択 医療の話に入る前に、前々回のおさらいもかねて評判システムのメカニズムをもう一度確認しておきたい。とある社会に多くの人がいて、この人々は互いに協力しながら頑張って生きているとしよう。そして、世の中の常として、裏切りは少なくとも一時的には得になる。仕事をサボって相手に押し付ける、売上金パクって逃げる、などなど、挙げればきりが無い。 もし裏切られた

    和魂と洋才と医療の崩壊(上) - マーケットの馬車馬
    prisoner022
    prisoner022 2009/06/15
    公共性を望まれる業務(公的サービスだけでなく民間のマスコミ等も含め)は、みな同じような危機にあるのかもしれないなぁ。