新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が再三延期されたプロ野球は国内の主要なスポーツの中で先陣を切って19日、観客を入れずにレギュラーシーズンが始まりました。11月まで続くシーズンは、感染のリスクに向き合い続ける必要があります。 それでも当初の予定からおよそ3か月遅れで日常を取り戻す一歩を踏み出した選手や球団関係者は「明るい話題を届けたい。プロ野球を愛し待ちわびるファンの思いになんとか応えたい」などと強い使命感を口にします。 プロ野球界が新型コロナウイルスとどう向き合ってきたのか。 巨人担当の番記者がおよそ5か月の取材を振り返ります。 2月中旬。私は沖縄で巨人のキャンプ取材をしていました。 当時、球団から報道各社にマスクの着用を求められていましたが、おもに季節性のインフルエンザ対策としてでした。 ところが沖縄で初めて感染者が出た後の2月23日に那覇市で行われたオープン戦では、球場に観客のための
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