新型コロナウイルスの治療を巡って、高橋比奈子文科副大臣(62)が配布したビラに法律に違反する疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。 【画像】問題のビラ 高橋氏はテレビ岩手の元アナウンサーで、盛岡市議、岩手県議を経て、2012年の衆院選で初当選。以来、3回連続比例復活で当選している。父が元共産党岩手県議の横田綾二氏(故人)という経歴も話題になった。今年9月に発足した菅政権で、文科副大臣(科学技術・文化担当)に就任している。 問題のビラは、高橋氏が今年9月、選挙区がある岩手県内の自民党員などに配布したもので、タイトルは〈COVID-19 新型コロナ 漢方薬で初期に治す〉。〈咳が出る〉〈寒気がする〉〈汗をかいている〉といった症状別に漢方薬の商品名が列挙され、パッケージ写真も掲載されている。ビラには〈協力:高橋ひなこ(衆議院議員)〉と記されており、発行元は食品と暮らしの安全基金というNP