新内閣発足のお祝いムードに包まれていた岸田文雄首相が、いきなり「身内」から冷や水を浴びせられた。噛みついたのは、優秀な官僚が集まる財務省の頂点に立つ矢野康治・事務次官である。 【画像】今井絵理子議員が「期待の美人秘書」と国会でツーショット! なぜ「最強官庁」のトップは政権批判と受け取れる異例の行動に出たのか。その背景をいぶかる与党内からは更迭論も浮上している。 「10万円の定額給付金のような形でお金をばらまいても、日本経済全体としては死蔵されるだけ」 「本当に巨額の経済対策が必要なのか。そのコストや弊害も含めて、よく吟味する必要がある」 「この期に及んで『バラマキ合戦』が展開されているのは、欧米の常識からすると周回遅れどころでなく、二周回遅れ」 財務省の事務方トップが月刊誌「文藝春秋」11月号(2021年10月8日発売)に寄稿した論文の中身は、岸田政権の財政政策を辛辣に批判するものだった。
![岸田政権に正面からケンカを売った財務次官の悲惨な末路(FRIDAY) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e582bc2ebeb47c8bd1f947d09fa710a14010da27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20211015-00000003-friday-000-2-view.jpg%3Fexp%3D10800)