27日、安倍晋三元首相の国葬と同時刻に国会正門前では国葬反対デモが行われている。 【写真】国葬会場周辺は賛成派と反対派が衝突して混沌に包まれた 国葬開始前から国会正門付近に続々と人が集まった。「国葬反対」「弔意の強制拒否」などのプラカードを持つ人たちがたくさん。年配の男女が目立っていた。国会前庭にはビニールシートを敷いて、おにぎりを頬張る人たちも。長期戦に備え、エネルギー補給をしていた。 このデモは事前に「音のなるもの」を持参するよう呼び掛けられていた。実際に武道館で黙祷が行われる午後2時11分には武道館方面に向かって、「民主主義を取り戻そう」「反対世論の声を聞け」というコールに合わせて、太鼓やタンバリンの音が鳴らされた。 デモには国会議員も駆けつけた。社民党の福島みずほ党首は「国葬に断固反対です。国葬に道理がありません。岸田総理は強行していますが、国葬令は1947年に廃止をされ、法的根拠
2012年10月に韓国の文化財窃盗団が対馬の観音寺から盗んだ仏像「観世音菩薩坐像」。本来であれば観音寺に返還されなければならないその仏像は、10年が経ったいまでも韓国内に保管されたままである。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! 韓国の忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)にある浮石寺(プソクサ)が所有権を主張したからだ。 現在、その所有などを争う裁判2審が韓国が行われていて、次の公判は同年10月26日に控えているが、じつは1審は浮石寺が勝訴した。 問題となっている仏像は、2016年4月に浮石寺が所有権を主張したことにより、事態がややこしくなった。 この寺のせいで、政治や歴史問題で悪くなった日韓関係をさらに悪化させたと言っても過言ではないだろう。 浮石寺側は2016年から一貫して「この仏像は倭寇が略奪して持ち去ったことが明らかだ」と主張しているが、彼らはい
安倍元総理の国葬が行われる中、国会前では大規模な反対デモが行われています。なぜ世論はここまで割れているのでしょうか? 【動画】“天国で安倍元総理と文鮮明氏が語らっている”? 被害拡大の懸念も…“統一教会”被害者救済の弁護士に聞く「国葬」 吉田茂元総理以降、総理経験者の国葬は行われなかったのに、なぜ今回は国葬なのか。政府の説明に、最後まで国民の理解は広がりませんでした。 背景には複数の要因があります。 そもそも、安倍氏の政治的な評価が定まっていないことがあります。官邸主導でリーダーシップを発揮する一方で、敵と味方を峻別する政治は国の分断につながったと指摘されています。 また、国葬の基準を定めた法律はなく、政府が閣議決定で実施を決めたことに対する反発もあります。 岸田総理がトップダウンで実施を表明し、事前に国会に説明をしなかったことへの批判といえます。 さらに、およそ16億6000万円もの国費
ウクライナ・ハルキウ州イジュムで、破壊されたロシア軍戦車の横を走行するウクライナ軍車両(2022年9月24日、写真:ロイター/アフロ) (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) 9月21日、ロシアのプーチン大統領が部分動員を発表しました。その理由は、当然ロシアの兵力不足にあります。 ロシアは、発表されている30万人の動員ではなく、100万人を超える大規模動員により戦況を打開することを狙っていると見られ、すでに兵役経験者を中心に各地で動員が始まっています。 しかし、ウクライナはすでに次の手に着手している可能性があり、ロシアの動員は手遅れかもしれません。 以下では、今回の動員の背景と予想される戦争の展開について考察します。
ウクライナ東部ハルキウ州コザチャロパニ郊外で、集団墓地が見つかったとされる養鶏場に入るウクライナ兵(2022年9月26日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【9月27日 AFP】ロシア国境に近いウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州コザチャロパニ(Kozacha Lopan)郊外で、新たな集団墓地とみられるものが見つかった。兵士や地元当局が26日、明らかにした。 発見現場は、ロシアとの国境から約2キロ離れた場所にある、砲撃で破壊され打ち捨てられた養鶏場。遺体の数は90~100体とされるが、その根拠は示されていない。現場にはまだ地雷除去班が到着しておらず、掘り起こし作業は始まっていない。安全が確保でき次第、科学捜査班が今週中に派遣される見通し。 ハルキウ州では、ウクライナ軍がロシア軍から奪還したイジューム(Izyum)郊外でも集団墓地が見つかっていた。ウクライナ当局
ジョージア・ロシア国境のベルフニラース検査所のジョージア側に停車した、ロシアのナンバープレートの付いた車(2022年9月25日撮影)。(c)Vano SHLAMOV / AFP 【9月27日 AFP】ウクライナ侵攻への動員を逃れようとしている数多くのロシア人男性の一人であるニキータさん(23)は、2日間にわたる交通渋滞を乗り越え、ようやく隣国ジョージアにたどり着いた。 2月の侵攻開始以来、ジョージアにはロシアを逃れた人々が多数入国してきたが、最近の動員令を受け、新たに兵役対象年齢のロシア人男性たちが大挙して押し寄せるようになった。こうした人々は、車で約20キロに及ぶ列をなしたり、自転車や徒歩で長距離を移動したりして、国境を越えようとしている。 ニキータさんはAFPに「ロシアから逃れる以外に選択肢がない」と語った。「一体なぜ、私があの狂った戦争に行く必要があるのか? 私は使い捨て要員ではない
GEPRCoal mining - coal miner in the man hands of coal background. Picture idea about coal mining or energy source, environment protection. Industrial coals. Volcanic rock. 世界的なエネルギー危機を受けて、これまでCO2排出が多いとして攻撃されてきた石炭の復活が起きている。 ここ数日だけでも、続々とニュースが入ってくる。 インドは、2030年末までに石炭火力発電設備を約4分の1拡大する計画だ。設備容量にすると56ギガワット(1ギガワット=100万キロワット)になる。これは現在の日本(48ギガワット)を上回る規模になる。ラージ・クマール・シン電力相がニューデリーでのインタビューで語った。「経済成長とは妥協しない」とシンは言っ
日本経済に冷や水を浴びせる名人がいる。財務省という組織だ。財務省の目的を簡単にいうと、「増税と予算節約」である。コロナ禍や「物価高」で生活に悩む国民が多い中では、まさに天敵である。 しかし財務省には手ごわい応援団が存在している。国会議員やマスコミ、財界などに固定ファンが多い。財務省から情報を得ることで、仕事の役に立つことが多い人たちだ。テレビのワイドショーなどを見ていると、まるで財務省の広報のような解説が多い。財務官僚からレクチャーを受けたまま流しているのだろう。 岸田文雄首相はこの財務省の最上位の〝推し〟として知られている。岸田首相は、本音では単なる増税派である。実際に、総理になる前に出した『岸田ビジョン』という著作には、主要な政策として緊縮財政がメニューとして並ぶ。根っからの財務省ムラの一員である。
1個30円ほどと安さが売りのチョコバー「ブラックサンダー」が、原料に使うカカオを児童労働に頼らず収穫されたものにすべて切り替えた。児童労働撤廃の対策を取ったカカオだけで主力商品をつくるのは、国内の大手メーカーではまだ珍しい。 【写真】「量」という戦い方、衝撃のブラックサンダー500本セット ブラックサンダーをつくる有楽製菓によると、15日の生産分からすべてのカカオが切り替わった。原料変更で数%のコスト高となるが、円安やウクライナ危機による原料高の影響よりも小さい。現時点で値上げの予定はないとしている。 有楽製菓は、2025年までに自社製品で使うカカオすべてを児童労働に頼らないものに変えることを目標に掲げている。杉田晶洋執行役員は「安いお菓子でも人権に配慮できるのはインパクトがあるのでは。消費者が児童労働問題などに興味を持つきっかけになればと思う」と話す。
東京・亀戸で江戸時代に創業した和菓子屋の経営者から交通事故で罵声を浴び、車のドアを蹴られたとして、ツイッターに動画が投稿され、削除後も転載されて拡散している。 事故は、この経営者が赤信号を無視したのが原因だったとされている。この和菓子屋「元祖くず餅 船橋屋」は、会社サイトで事実関係を認め、「到底容認できるものではない」としてその行為を謝罪した。 「どっから出て来てんだよ。えっ?じゃねーだろが」 ドライバーが緩い右カーブを走っていると、いきなり左から赤い高級車が現れて、「バーン!」と大きな衝突音が響く。 赤い車は、前方で横向きに止まり、ドライバーは、思わず「おお、事故、事故、事故」と声を上げる。ハンズフリーで友人と話しており、状況をこの友人に伝える。赤い車は、少しバックすると、前に少し進んで止まった。 左のドアを開けて、男性が降りてくると、ドライバーの近くまで来て、こう怒鳴り散らした。 「ど
今日、安倍晋三元首相の国葬が執り行われる。 それに先立ち、アメリカの2大有力紙であるニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストが記事を掲載しているが、両紙の見方に“大きな温度差”が感じられたので、紹介したい。 怒りは自民党や国葬に向けられた ニューヨーク・タイムズは9月24日付けの電子版で「日本が、暗殺された指導者の国葬に怒っている理由」と題する記事を掲載し、国民が国葬に対してどんな怒りを持っているかを浮き彫りにしている。 「暗殺によって噴出した怒りは、殺人犯や、銃が厳しく制限されている国で銃を作った能力や、安倍氏を守るのに失敗した警護特務部隊には向けられなかった。代わりに、怒りは殺された指導者が長期に治世した自民党と彼の国葬をすることに向けられた」と安倍氏の暗殺を取り巻く問題よりも、自民党や国葬に怒りが向けられたと述べ、「岸田首相が就任以来最低の支持率に苦しみ、何千人もの抗議者が国葬は公
安倍晋三元首相の国葬で追悼の辞を述べる菅義偉前首相=27日午後2時50分、東京都千代田区(松本健吾撮影) 27日に営まれた安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)で、自民党の菅義偉前首相は友人代表として追悼の辞を述べた。菅氏は安倍氏との出会いや第2次安倍政権時代の日々を振り返り、「あらゆる苦楽を共にした(第2次安倍政権での)7年8カ月。私は本当に幸せでした」と述べた。菅氏の追悼の辞の全文は次の通り。 ◇ 7月の8日でした。 信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気を共にしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、最後の一瞬、接することができました。 あの運命の日から、80日がたってしまいました。 あれからも朝は来て、日は暮れていきます。やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくよう
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