少額随意契約の基準額引き上げ 物価上昇で半世紀ぶり―政府 時事通信 内政部2025年03月25日09時03分配信 【図解】少額随意契約の基準額 政府は、契約の予定価格が少額である場合に選択できる国の「少額随意契約」について、近年の物価上昇を踏まえ、基準額を約半世紀ぶりに引き上げる方針を固めた。工事や製造契約は現行の250万円から400万円に、財産の買い入れは同160万円から300万円に見直す。25日に関連政令を閣議決定し、4月1日に施行する。自治体の基準額も同日から引き上げる。 2月消費者物価、3.0%上昇 コメ、最大の80%超プラス―総務省 国や自治体の契約は、公正性と機会均等性を確保する観点から、一般競争入札にかけることを原則としている。ただ、基準額以下の少額な契約については随意契約を認めている。国の基準額は1974年を最後に改定していなかったが、半世紀の間に企業物価指数は約1.6倍に