→紀伊國屋書店で購入 彼女に目をつけるなんて流石だね、と種村季弘さんに言われた バーバラ・M・スタフォード著書・邦訳書--> この百回書評もあと一回を残すところとなった。取り上げたい本は今年刊のものだけで10冊も積み残しているし、「仲間褒め」を頼んでくる友人一統もいて、あの「千夜千冊」最終段階の松岡正剛さんの苦労が、文字通り十分の一くらいはわかった。が、この7月に最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の邦訳が出てまたひとしきり大騒ぎになるであろうハリポタの最後のあらすじ同様、この書評欄も最後の一冊は前から決まっている。 最終回の前に今回、大著の多いバーバラ・M・スタフォードの著書の中でもとびきりの大冊『実体への旅』を紹介したい。これを書き始める5分だか10分だか前に、ちょうど訳者あとがきを校了したところだ。本年7月末~8月初めに書店に並ぶはずだ。ぼくが見て最高の本だと思うし、相手を一番わかる
![『実体への旅-1760年-1840年における美術、科学、自然と絵入り旅行記』バーバラ・M・スタフォード[著] 高山宏[訳] (産業図書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f97cf0d1e1bad92d56afa7d2b08bf6abd148fdb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FK%2FKinokuniya%2F20180502%2F20180502202234.jpg)