年末年始に気になった記事とスライドを1件ずつ紹介します。 まずはNew York Times 12/27付けの"Adding Fees and Fences on Media Sites"という記事です。2009年を振り返ってネット上のニュース記事や雑誌、書籍、動画などを有料化しようとする大手メディアの試みが始まっていることを示しつつ、それはプレミア感のある一部エンターテインメント・コンテンツや「いつでも、どこでも、どんなデバイスでも利用できる」といったアクセスの利便性など、明らかな価値がなければ簡単に成立するものではないという専門家の意見も紹介しています。有料/無料の間で揺れるアメリカでのネット・コンテンツ・ビジネスの動きがよくまとめられている記事だと思います。 もうひとつは、Slideshareにあった「Content and Community」というプレゼン資料です*1。 Cont