もっともシンプルな調味料であり、わたしたちの身体に欠かせない塩は、人間にとって生きる糧のようなもの。 久米島で作られる「月」の塩 古代より人類の歴史とともにあり、それは今でも変わりません。料理を作るときに不可欠であり、味の決め手となる存在です。最近は、世界中のじつに様々な塩が簡単に手に入るようになったので、キッチンにいくつもそろえて料理によって使い分けているという人もすくなくはいはず。最近見つけたすてきな塩が、久米島で作られている「満月の塩・新月の塩 くめじまマース」というものです。 同じ塩田で作られている塩ですが、それぞれ満月のときと新月のとき、作る時期が異なります。見た目にはどちらかどっちだかわかりませんが、舌で味わうとはっきりと味が違うことがわかります。満月の塩のほうがまろやか、新月の塩のほうが鋭いような印象を受けましたが、人によって受ける印象も異なるのだとか。気候や体調によっても変