印鑑のデザイン、製造販売を行うSirusi(兵庫県尼崎市)は、法人・事業主向けに「サイファー印グラフィー」を3月1日に発売した。 同社の顧客から要望を受けたことがきっかけで開発した商品で、「文字としての実態を隠しながら、より前衛的でアーティスティックな印鑑デザイン」に仕上げたとしている。
午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。同氏によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンスは予定通り開始され、メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。なお、SRB-3側にも異常はなく、制御用機器が検知した異常そのものについては原因究明中という。 会見はJAXAの公式チャネルで配信されていたが、話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。以下はその一問一答だ。 共同 中止という言葉は、みなさんの業界でどう使われているかは
「おまたせしました!ついに!2023年2月1日より、PS5本体の通常販売開始です! それに伴い、長期行ってきましたPS5本体の抽選販売も終了となります!(長かった……)」──家電量販チェーン、ノジマのECサイト「ノジマオンライン」の担当者の言葉から2年にわたる苦労がうかがえる。 PlayStation 5(PS5)の流通がようやく正常化しつつあるようだ。1月31日から2月1日にかけ、ゲオやノジマなど量販店が相次いで抽選販売の終了と通常販売への切り替えを告知した。 ゲオは「抽選を行わず通常販売が行える在庫が確保できた」として2月1日から全国の「ゲオストア」で一般販売を開始。その他の取扱店も店頭在庫を増やしており、TwitterなどのSNSでは「店頭で普通に買えた」という報告も増えた。 オンラインショップも活気づいているが、既に完売というケースも。前述のノジマオンラインは2月1日から通常販売を
産休・育休中の「リスキリング」を後押しする――1月27日、岸田文雄首相が国会の答弁で行ったこんな趣旨の発言が物議をかもしている。 「リスキリング」という言葉。このニュースで初めて知った読者も多いのではないか。筆者もその一人として「動物のリスの、虐殺……?」などと思っていた。 「国会で物騒なことを言っているなあとびっくりした」――FPSゲームファンからはこんな反応もあった。FPSで「リスキル」といえば、「リスポーン地点(敵の復活地点)で敵をキルする(倒す)こと」(リスポーンキル)なのだ。 リスキリング=学び直し? DXと深い関わり 今回、話題になったリスキリングは、動物のリスともゲームとも無関係だ。 リスキリングは英語で「reskilling」。re=再び、skilling=スキルをつける、という意味で、リス・キリングではなく、リ・スキリングだ。日本語では「学び直し」と訳されることも多い。学
衣料品の製造販売を手掛けるアダストリア(東京都渋谷区)は1月24日、18日早朝に受けた不正アクセスの影響で、100万件超の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。同社は不正アクセスの影響で物流システムを停止しており、ファッションECサイト「ドットエスティ」のサービスも休止している。 漏えいの可能性があるのは、(1)2022年7月から23年1月17日の間に、ドットエスティから商品を受け取った、もしくは受け取り予定の人、(2)21年4月から23年1月17日の間に、店舗受け取りや自宅配送サービスを使った人、(3)19年8月から9月の間に、ドットエスティで商品を購入した人の一部──の、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、アダストリア内での管理番号など104万4175件。 クレジットカード番号などの決済情報は含まれていない。同日時点では実際の漏えいも確認していないという。 個人情報保護委員会へ
カプコンの大人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズが、今年で35周年を迎えている。1987年に1作目がアーケードゲームとして登場し、4年後の91年から稼働している『ストリートファイターII(ストII)』が世界的な大ヒット。アニメ化やハリウッド実写映画化もされ、2D格闘ゲームの代名詞となった。 『ストII』以降も現在に至るまで作品は続いていて、2023年には『ストリートファイター6』も登場予定だ。 一方で、『ストII』の人気は根強く、30年以上経った今もなお、多くの企業間コラボが展開されている。例えば、17年3月にはトヨタ自動車のSUV「C-HR」とのコラボが実施され、ゲーム中の車を破壊するボーナスステージに「C-HR」が登場した。 22年6月には、『ストリートファイター』35周年の一環としてサントリーの「天然水スパークリング」とのコラボ商品も販売された。18年には佐賀県と『ストII
米Amazon.comの創業者で取締役会長、2022年のForbes世界長者番付で2位(首位はイーロン・マスク氏)のジェフ・ベゾス氏は、米CNNが11月13日(現地時間)に公開した独占インタビューで、約1240億ドルの純資産のほとんどを生前寄付すると語った。気候変動との戦いと、不平等の削減のために投じるとしている。 ベゾス氏は2018年には慈善ファンド「Bezos Day One Fund」を、2020年には地球温暖化対策の基金「Bezos Earth Fund」を設立している。 だが、資産の半分以上を生存中あるいは死後に慈善事業に寄付する取り組み「Giving Pledge」に参加していないことを批判されていた。Giving Pledgeは投資家のウォーレン・バフェット氏と米Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏が2010年に立ち上げた取り組み。ベゾス氏と離婚した元妻のマッケンジ
米SpaceXや米TeslaのCEO、イーロン・マスク氏は10月15日(現地時間)、ウクライナ政府から要請を受けて3月から続けているStarlinkサービスの同国での無償提供を今後も続けるとツイートした。「Starlinkはいまだに損失を出している」が「われわれはそれでも善行をなすべきだ」ともツイートした。 同氏は前日、Starlinkが米国防総省にウクライナ支援の費用を負担するよう依頼したと米CNNが報じたことを受け、「SpaceXは(ウクライナに対し)これまでの費用の支払いを求めはしないが、無期限に資金を提供することも、一般家庭の100倍のデータを使う端末をさらに数千台提供することもできない」とツイートした。 別のツイートで同氏は、ウクライナ支援で「既に8000万ドル掛かっており、年末までに1億ドルを超える見込みだ」と説明した。 CNNによると、SpaceXは国防総省への書簡で、向こう
先日、KDDIが大規模な通信障害を起こした。社会インフラである携帯電話に関する障害ということもあって影響は大きく、SNSでもさまざまな話題のタネになった。障害対応をしている真っ最中の現場など、関係各所に「今どうなってるんだ」と怒鳴り込み、解決を遅らせる「今どうなってるんだおじさん」もその一つだ。 例えばauの障害時は、auショップに怒鳴り込む人が相次いだという。総務省がKDDIに幹部を直接送り込んだ報道に対しても「『今どうなってるんだおじさん』ではないのか」と疑問視する声が見られ、後に総務省が「足を引っ張ったわけではない」と詳細を説明していた。 実はこの問題、携帯回線だけでなく、クラウドなど、他のITインフラの障害時にも起こり得る。もし周りでITインフラが障害を起こしたとき、今どうなってるんだおじさんにならないためにどんな考え方をすればいいのか。auの一件や、エンジニアやコンサルタントとし
同社は2017年から新卒エンジニア向けの研修資料を公開しており、外部からのフィードバックを基に毎年内容を変更している。例えば21年版ではAWSの入門研修資料を公開。22年版はNext.jsの資料を新たに追加した。過去に公開した資料は今後も閲覧可能という。 関連記事 リクルート、新人エンジニア向け社内研修資料を公開 AWS入門やマネジメント手法など20講座以上 リクルートが、新人エンジニア向けの社内研修資料を無償公開した。Webブラウザの仕組みやAWS入門、トヨタ生産方式など20講座以上の資料を公開している。 「動画で助かる」「IT基礎知識が一通り学べる」──各社が公開した新人エンジニア向けの研修資料が話題に 人気資料まとめ IT企業が社内の新人エンジニアに向けた研修資料を無償公開して話題になっている。学べる内容はIT業界の文化からゲームエンジン「Unity」を使ったゲーム開発までさまざまだ
本当にあったIT怖い話 AWSの設定ミスで300万円のコスト超過、1日1回だったはずの処理が1分で160万回に 当事者に聞く反省点(1/3 ページ) バックアップデータがあると思って安心していたのに、いざ障害時に取得できていなかったことが発覚したり、ネットワークアクセスの制限を強化しようと設定をいじったら、自分すらアクセスできない状態にして手詰まりになったり……もっとヒヤッとする事態も含め、IT業界には「本当にあった怖い話」がいろいろある。 クラウドサービスの利用料金がいつの間にかに膨大になる「クラウド破産」もその一つだ。検索してみると、便利だからとあれもこれもとクラウドサービスを利用していたら料金が想像以上に大きく膨らんでしまい、課金額を見て目を回した経験談がいくつかのブログにつづられている。 システムインテグレーションやセキュリティサービスを提供するラックも、そんな経験をしてしまった企
大ウケした「Midjourney」と炎上した「mimic」の大きな違い “イラスト生成AI”はどこに向かう?:小寺信良のIT大作戦(1/2 ページ) 8月9日に本連載で公開した「AIが描いた絵の著作権は、誰が持つのか Midjourney画像の扱いを考える」というエントリーは、著作権の観点でAI生成画像を扱った記事が少なかったこともあり、当時かなりよく読まれた。ところが最近また別の視点で、読まれるようになっている。AIが学習する画像に対する著作権の位置付けも、この記事の中で扱っていたからである。 その点だけかいつまんで紹介すると、日本の著作権法では2018年の改正で柔軟な権利制限規定として、AIに学習させるソースとしては著作権が制限される、すなわち権利者の許諾がなくても自由に使える事になっている。 ただ当時の利用イメージとしては、自動運転が念頭にあったのではないかとも思う。つまりインプット
仕事に役立つ調査データ: 消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
千葉工業大学(千葉県習志野市)とPitPa社は8月18日、国内の大学として初のNFT(非代替性トークン)による学修歴証明の発行を開始したことを発表した。双方は、Web3時代を見据えたグローバル人材の育成を測るため、さまざまなツールの開発・推進を行っているが、第1弾として伊藤穣一氏がセンター長を務める千葉工業大学変革センターにて、NFTによる学修証明書が発行された。 Web3時代では、大学生の就活そのものが大きく変革を迎えると考えられている。日本の、千葉県の大学生が国境を越え、人材の国際流動性が普通のものとなっている時代も想定される。また、特定の知識・技能を生かし、プロジェクトごとに人材を雇い入れるジョブ型雇用も定着しているかもしれない。大学の国際規格に準拠したNFTによるデジタル証明書の発行もまた、数年後には当たり前の光景となっているだろう。 同大学変革センター長の伊藤穣一氏は、デジタルガ
「こんな会社は絶対嫌」「入社したくない」──TBSが7月6日に放送を始めたドラマ「ユニコーンに乗って」の人物相関図がTwitterで話題だ。教育系ITスタートアップをテーマにしたこの作品では、俳優・杉野遥亮さん演じるCTOが、女優・永野芽郁さん演じるCEOに恋。ITエンジニア間で「経営判断狂いそう」と注目を集めている。 作品のあらすじは? 主人公は教育系ITスタートアップ「ドリームポニー」の女性CEO、成川佐奈。貧しい家庭環境から満足な教育を受けられなかった過去をバネに起業した一方、仕事と恋の両立ができていない。長年の親友かつビジネスパートナーで、ドリームポニーの共同創設者であるCTO、須崎功との関係も葛藤が続く。 そんな中、部下として年上のサラリーマン、小鳥智志(演:西島秀俊)が転職してくる。当初、成川佐奈とはそりが合わないものの、次第に影響し合う存在になっていく。 ITエンジニア役に青
社員向けの福利厚生として、さまざまな企業が導入する書籍の購入補助制度。社員の学習促進などを目的に取り入れる企業が多い一方、制度の利用が少ないと嘆く声もある。 建築業界向けSaaSを提供するスタートアップ、アンドパッドもその一社だ。同社はITエンジニアの成長支援を目的に書籍の購入補助制度を導入していたが、あまり利用されていなかった。そこで2月に制度を刷新したところ、本の購入数が14倍に。「利用がヤバいくらい増えた」(下司宜治VPoE)という。アンドパッドは既存制度をどのように変更し、エンジニアの学習意欲を刺激したのか。 個人所有を許可、電子書籍解禁 アンドパッドが採用する書籍の購入補助制度は、社員が自ら購入した本の経費精算を認める形だ。IT系など一部ジャンルの書籍のみ購入でき、金額の上限はなし。ただし旧制度では、買った本の個人所有を認めていなかった。 会社の資金で買った書籍になるので、読み終
関連記事 15年で売り上げ2倍 日本酒「紀土」の平和酒造社長が明かす「100円のパック酒から10万円の銘酒への転換」 日本酒を巡る時代の変化に対応し、ここ15年間で売り上げを2倍強に増やしたのが和歌山県海南市に本社を置く平和酒蔵だ。そんな平和酒蔵も実は先代まで、地元を中心に安酒を販売する酒蔵にすぎなかった。一体いかにして社内を改革し、世界的ブランドを得る企業へと押し上げたのか。その手法と戦略を山本典正社長に聞いた。 マニュアル化で1年目から全員酒造り 日本酒「紀土」の平和酒蔵に大卒しかいない理由 日本酒を巡る時代の変化に対応し、ここ15年間で売り上げを2倍強に増やしたのが和歌山県海南市に本社を置く平和酒蔵だ。そんな平和酒蔵も実は先代まで、地元を中心に安酒を販売する酒蔵にすぎなかった。一体いかにして社内を改革し、世界的ブランドを得る企業へと押し上げたのか。その手法と戦略を山本典正社長に聞いた
米Microsoftの共同創業者で世界長者番付4位のビル・ゲイツ氏は6月15日(現地時間)、米TechCrunch主催のイベントに登壇し、NFT(代替不能なトークン)についての質問に対し、「私は関与しない。当然だ」と応えた。 NFTは「100%、Greater fool theoryに基づいている」とゲイツ氏。Greater fool theoryとは、金融業界で、過大評価された資産でも、自分より愚かな誰かにさらに高値で転売できると踏んで購入することを指す。現実的な価値との乖離が大きくなりすぎれば、価格は大幅に下落する。 ゲイツ氏は、農場や工場など、形あるものを生産する組織に投資することを好み、暗号通貨やNFTには関心がないと語った。 「サルの高価なデジタル画像は世界を大きく発展させるだろうが」と米Yuga Labsが提供する人気NFT「Bored Ape Yacht Club」(BAYC
米Twitterの共同創業者、ジャック・ドーシー氏が率いる米Block(旧Square)は6月10日(現地時間)、ビットコインベースの新プラットフォーム「Web5」を発表した。Blockの暗号資産部門TBDは、Web5をWeb3を超える「分散型Webプラットフォーム」と説明する。 ドーシー氏は、Web3をとりまく状況への批判的な発言で知られる。本来は分散型であるべきWeb3に大手VCなどが大金を投資することで、結局は一般ユーザーではなく一部の富裕層しかWeb3の恩恵を受けられなくなると主張している。 ドーシー氏のツイートに連なる“会話”で「Web1を仕切っていたのは科学者、Web2は起業家、Web3はVCだった。Web5を仕切るのは誰?」という質問にドーシー氏は「人々(The People)」と応えた。 TBDのWebサイトでは、Web5を「データとIDを個人が管理できる分散型Web」とし
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