中国・上海の復旦大学構内に掲示された校章(2019年12月18日撮影)。(c)HECTOR RETAMAL / AFP 【12月19日 AFP】中国有数のエリート大学である上海の復旦大学(Fudan University)の憲章から「思想の自由」への言及が削除され、学生らが異例ともいえる抵抗の姿勢をみせている。 今週インターネット上などで拡散した動画には、学生らが復旦大学に集まって「学問の独立と思想の自由」を称賛する同校の校歌を歌い、削除にあからさまに抗議する様子が捉えられていた。ある復旦大学の学生がAFPに語ったところによると、集まりは18日の昼食時に行われたという。 復旦大学は入学困難な高等教育機関であると同時に、最もリベラルな気風の学校の一つとして知られており、比較的学問の自由が保たれていることを学生たちも誇りにしている。 憲章の変更は、17日に教育省がウェブサイト上で発表。ソーシャ
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