英国のシェフィールド大学とサセックス大学が進めている新たなプロジェクトでは、人工知能を搭載したミツバチロボットの開発を目指している。双方の研究者らは、ミツバチの脳をスキャンしたデータを飛行型ロボットにアップロードすることにより、本物のミツバチのように飛び、行動するロボットを作り出そうとしている。 プロジェクトの目的は、本能に基づいて行動する初のロボットを作り出すことだ。研究者らは、ミツバチの嗅覚と視覚を飛行型ロボットに組み込むことで、ロボットがあらかじめプログラムされた命令に頼るのではなく、自発的に行動するようにしたいと考えている。 この「人工ミツバチ」は、崩れた炭鉱などの現場での捜索や救助、化学物質やガスの漏出の検知、さらには本物のミツバチのように植物の授粉を行ったりすることに応用できる可能性がある。 161万ドルが投じられたこの研究のリーダーであるJames Marshall氏は、声明