JR立川駅北口の旧米軍立川基地跡地の国有地2.6ヘクタールの売却をめぐり、国が14日に行った入札で落札した会社は、スウェーデンの大型家具販売店「IKEA(イケア)」であることが15日わかった。取材に対し、イケアの日本法人が明らかにした。同社の都内出店は初めて。 同社広報によると、関東財務局が実施した14日の一般競争入札で予定価格を上回って落札した。落札額については答えなかった。 イケアは世界最大の家具チェーンで、海外との商品共通化による大量生産と低価格が特徴。国内には横浜市などに5店舗を展開する。「立川はJR中央線や多摩都市モノレールなど交通至便の地で、商圏人口が多いことなどから進出を検討した」という。5年後の開店を目指し、300〜400人の従業員の7割を占めるパートは地元から採用する予定だ。 立川市の清水庄平市長は「まだ落札業者を国から聞いていない」と前置きしたうえで、「若いファミ