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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (8)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 世田谷ゲーム講演について、ブログ内のリンクをまとめます

    ようやく一段落したので、「後から来た人」のためにまとめておきます。 ぼく自身もこのURLをひとつ示せばよくなるので、便利だし。 最初は、学校の保護者会で、担任の先生がゲーム脳について注意を喚起したところからはじまり、ぼくが「火の粉を払う」(払いきれなかったけれど)ためにした諸々のこと。 もっと詳しく読まれる方は、カテゴリをたどってくださいませ。 それでは、以下、まとめ。 リヴァイアさん、日々のわざ: とうとうゲーム脳が来た!. まず、学校の保護者会で、古い「ゲーム脳は怖い」という新聞記事が配られました。びっくり。ほんと、「ゲーム脳」については、そのトンデモ具合の認識はしていたけれど、まさか自分と関係することがあろうとは……。 「ゲーム脳」について先生に手紙を出す. これについて、担任の先生に手紙を書いたけれど、返事はなし。この時点では、まだ、先生がたまたまゲーム脳を知って、危機感を

    ptj
    ptj 2006/04/05
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「わたしも検索をしていただきたい」と主催者は言った(世田谷区のゲーム脳講演リポート3)、追記あり

    3月6日の森昭雄氏の講演は、主催者の世田谷区健康づくり課、小池課長が「前置き」と、「結語」を述べ、森氏の講演や質疑応答はその間に挟まれる形式で行われた。そのあたりに区の姿勢がはっきりと見られるわけで、それについてのリポート、および、ぼく自身の感想。 できれば、一気にここまで書ければよかったのだけれど、通常業務の中で時間をひねり出しているのでご容赦を。 まずは前置きで、この講演の位置づけを述べた。 ふだんの保健指導業務(?)の中で、子供の発達とゲームの関係について悩みを聞く機会が多い。自分自身も家にゲーム機が7台あり、息子たちもゲームをしながら育ったから、その問題意識は理解できる。ならば、それについてのひとつの考えを紹介し、「一緒に考えていこう」という主旨。「あたりさわりのない前置き」であったと思う。 こういった態度って、「ニーズがあり、それに応える」ことは行政の仕事だから、そういう意

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり

    最後の質問にあてていただいた。どうやら手を挙げたのはぼくだけだったらしいが。 発言したのは「三種類」のこと。 (1)来場した方々へのお願い (2)森氏へのお願い・質問 (3)主宰者への質問 具体的には…… (1)来場者へ 森氏も講演中みずから認めていたように「ゲーム脳」には、懐疑的な声も多い。ぜひ、家に帰ったら「ゲーム脳」で検索し、自分で判断していただきたい。 (2)森氏へ お願い 「ゲーム業界からお金をもらっているほかの脳科学者と違い」、森先生は「科学者なので言わなければならないことは言う」、また、「多くの研究者に一緒に研究して欲しい」とのことなので、是非、ゲーム脳についての論文を、ちゃんとした専門雑誌に投稿していただきたい。そうしていただかいないと1000例ものデータがもったいないのみならず、ほかの研究者が否定するせよ肯定するにせよ、研究することができない。 質問 ゲー

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート

    2006年3月6日午前10時より。世田谷区の区民ホールにて。 45分の予定を大幅オーバー、なんと1時間20分近く語り続ける大講演だった。結果、質問の時間は大幅圧縮。懸念された結果に終わりました。残念。 内容は…… ぼくは森氏の講演はこれが初めてであり(最後でもあると祈りたい)、森氏の語りは未体験ゾーンなのだが……「予想していたよりは」穏やかな話、ではあった。とはいえ、聞いていて頭が痛くなるところはたくさん。ノートに書き付けたメモをだいたい時系列に書き起こす。 まず、動物の脳の研究を19年間してきたと自己紹介。今の学部に移って動物実験ができないことになったので、自分で開発した脳波計で脳波を取りはじめた。最初は認知症のお年寄り。しばらくして、学生たちを被験者にして「ゲーム脳」を発見する。 ほどほどでやめようと思っていたが、笑わない子・切れる子どもが多いことに気付き、やめるにやめられな

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 世田谷区からゲーム脳講演について回答が届く

    きょう一日、かなり時間に融通がついたので、世田谷区役所に行ってきた。 それについては、後述。 とにかく、書面での返答が来たので掲載。 結論からいうと、世田谷区は講演そのものをキャンセルするつもりはない。 それでも、基的な意図は理解してもらっており、「気で検討した」跡の見られる回答だと感じた。 ぼくとしても、講演の中止は望ましいけれど、誰かが大声を出せば簡単に潰れてしまうのだとしたら、それはそれで怖いことでもあると感じているので、このあたりが落としどころなのか、とも思う。(言論の自由ってどんな場合だってあると思うのだ。この感覚、おかしいだろうか) でも、主張としては、「中止!」を堅持。 意見のぶつかり合いの中で、ものごとは動いているのだからして。 いっそ、森氏が今から講演をキャンセルしてくれないかと願ったりもするわけだが……。 でも、そんなことにはなりそうにない。 乗りかか

    ptj
    ptj 2006/02/13
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 川淵さん、あなたものですか……

    リンク: スポーツナビ | ニュース | サッカー通じて道徳教育 日協会プロジェクト発足. 川淵キャプテンは、『テレビゲームが脳の発育に与える悪影響を指摘した上で「子供たちの人間性を培う部分で、もっとサッカー協会がかかわった方がいいと思う」と説明した』とのこと。 ゲーム脳理論は、こんなところにも浸透している。 ぼくはスポーツによる道徳教育については、別に否定的ではないが、かといって、推奨すべきとも思わない。道徳とスポーツがくっつくと、すぐに「道」(精神論的スポーツ、たくさんあるでしょ?)が生まれ、ろくなことがないという実感があるからだ。とはいえ、サッカーのような、ゲーム並みに「子供の時間を吸い上げる」スポーツの協会が、子供たちの人間性を培うことに興味を持つのは、やはり責任上必要なのかもしれない。 ほんと、すべての週末や祝日をサッカーに費やす子供って多いんだ。それも小学校低学年からそう

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 脳科学の専門家(@世田谷区)の方、「ゲーム脳」について検討しませんか

    昨日から、カウンターがぐるぐるまわる。 一日で5000を超えるのって、北京でのアジアカップ以来だな。 「ゲーム脳」の森氏の講演会が自治体の主催で行われることについて、多くの人が関心を持っているらしい。 そこで不思議に思うのだけれど、なぜ脳科学の専門家は、表だって反論をしてこなかったのだろうか。 斎藤環氏や、馬場章氏など、「関連領域」の専門家からの批判がすでにあるから、それでよし、ということなのだろうか。 理由は、やっぱり……「面倒くさい」のだろうな、と思う。 まず、専門の研究者が批判をするなら、科学論文を読んで、ということになるわけだけれど、そもそも森氏の論文は、目につかないところにひっそりと掲載されている(自ら主催する学会の会報)。だから批判しようにも、わざわざ取り寄せてまで、というのは相当なことだ。 おまけに「ゲーム脳理論」の批判をしても、「業績」にはならない。そんなことを

  • リヴァイアさん、日々のわざ: うわっ、ゲーム脳の講演会!(2006.2.8追記)

    息子が学校から持ち帰ってきた。びっくり。そういうことだったのか。区の主催で、ゲーム脳講演会。3月6日午前10時。場所は世田谷区民会館。健康づくり課が窓口になって、教育委員会も共催。脱力……。仕方ないので、さっそく教育委員会に手紙を書いた。 ○○小学校に息子を通わせている者です。川端裕人と申します。 最近、保護者会にて「ゲーム脳」について注意を喚起する資料が配られました。また、日、「ゲーム脳の恐怖」の著者である、森昭雄氏の講演が教育委員会の共催で開催されるとのちらしを息子が学校から持ち帰りました。 わたしは、文筆を生業としており、科学系のノンフィクションおよび小説も多く書いて参りました。また大学では科学哲学を専攻し、科学と擬似科学の関係にも常々興味を持っております。したがって、「ゲーム脳の恐怖」が出版されて以来、議論されてきたことについて注目をしてまいりました。 今回、このように世田

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