国の史跡に指定されている香川県丸亀市の丸亀城で、石垣が崩落しているのが見つかりました。降り続いた雨で地盤が緩んだことが崩落の原因ではないかとみられていて、丸亀市は城の一部を立ち入り禁止にしました。 崩落したのは城の南西にある「帯曲輪」の石垣で、石垣の下には遊歩道がありますが、当時、人はいなかったということで、ほかの建物などへの被害もないということです。 丸亀市によりますと、降り続いた雨で地盤が緩んだことが崩落の原因ではないかということです。 市は被害が広がるおそれもあるとして、城の一部を立ち入り禁止にし、雨がやむのを待って詳細な調査を行い、復旧に向けた対策を検討することにしています。 丸亀城は堀の内側が昭和28年に国の史跡に指定され、高くそびえる石垣の美しさから「石垣の名城」として知られています。