北陸新幹線の敦賀から西の詳しいルートについて、小浜から京都を経由して新大阪に向かう3つの案が明らかになりました。 7日に与党の北陸新幹線整備委員会が開かれ、国土交通省から敦賀・新大阪間の駅の位置と小浜・京都を経由する3つのルート案が示されました。 いずれも小浜から南下して京都の市街地に近づきますが、新幹線駅の場所などによって3つに分かれ、京都府の京田辺市に新たに設置される駅につながり、そこから新大阪駅に延びます。 青色で示した東西案は総延長146キロで、京都駅の地下を東西に通り赤色の南北案は総延長144キロで京都駅の地下を南北に走ります。 緑色の桂川案は総延長139キロで、JR桂川駅近くの地下に新たに駅を設けます。 京都延伸をめぐっては、地元から地下水への影響を懸念する声が相次いでいますが、会合では地下水への影響が出ない「シールド工法」を採用する方針も示されました。 会合では工期が最も短く