警視庁城東署は13日までに、インターネットで知り合い同居していた福島県の女性を殴りけがをさせたとして、傷害容疑で東京都江東区大島、自称DJ岡崎雅容疑者(33)を逮捕した。城東署によると、岡崎容疑者は東日本大震災の後、女性を「原発事故の放射能が危ないから東京においでよ」と誘っていた。 約3年前から、ネットで知り合った別の女性数人ともそれぞれ同居。いずれも同様の被害を訴えており、城東署が調べている。 逮捕容疑は今年3月末に自宅で、福島県伊達市から来た無職女性(28)の顔を殴り、鼻の骨を折った疑い。城東署によると、同容疑者は2009年10月、ネット上のコミュニティーサイトで福島の女性と知り合い、11年4月から同居。約1カ月後から日常的に殴るようになったという。 女性は風俗店で働かされ、給料のほか、携帯電話や財布なども取り上げられていたという。