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ブックマーク / gerusea.hatenablog.com (8)

  • なぜ我々はプラモデルの部品をべちょべちょ貼った模型を作ってしまうのか - Everything's Gone Green

    wivern.exblog.jp ↑このエントリを読みまして。ま〜すごいですね。バンダイ。ファルコン号。と思っていたわけなのですが、これに対するリアクションとして「スターウォーズのプロップってプラモデルをベタベタ貼ってできていたの?」「なんでプラモデルを貼ってるの?」というリアクションがちょいちょい見られまして、「そういえばなんでプラモデルの部品をベタベタ貼ってるんだろう」というのを考えてしまいました。 スターウォーズのメカは、要素を分解していくと非常に簡単な形でできています。「円盤に三角形の板が二枚くっついてる」とか「六角形の板の真ん中に球体がくっついてる」とか「長い六角柱の胴体に台形の羽根が4つついてる」とか、基的には単純な幾何学的形状を2つないし3つ組み合わせただけの形です(もちろん例外はあります)。特に初期から登場している主役級のメカになればなるほど単純な形の組み合わせになってお

    なぜ我々はプラモデルの部品をべちょべちょ貼った模型を作ってしまうのか - Everything's Gone Green
  • 虚実の彼岸 ど根性ガエルの娘 - Everything's Gone Green

    今から漫画「ど根性ガエルの娘」とかのことを書くので、できれば以下のリンクの漫画を読んで来てくださいね。 r.gnavi.co.jp ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 大月悠祐子 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2016/11/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る ど根性ガエルの娘 2 (ヤングアニマルコミックス) 作者: 大月悠祐子 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2016/11/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る そしてこのリンクの「15話」を読みましょう。 http://www.younganimal-densi.com/ttop?id=78# 読みましたか? 読みましたね。怖かったですね。恐ろしかったですね。 我々はフィクションを消費する時、知らないうちに「この話はこういう

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  • ローグワンのこと - Everything's Gone Green

    今まで全然ローグワンについて何かを書く気になれなかったんだけど、それはそれとしてローグワンは去年見た映画の中では一番面白いタイトルだった。 この映画はスターウォーズのオタクに対して、「お前はスターウォーズに何を求めていたのか」と問うてくるタイプの作品である。EP7が「観客全員が『スターウォーズを見た』と納得できる作品」を志向した開かれた映画であるのに対し、ローグワンは確実に閉じている。なんせEP4という、すでに遠い昔に作られ終わった映画に収斂するように作られた作品なのだ。言ってしまえばハナからある程度は内輪向け、ガンダムで言えばMSV、オタク大暴走みたいな映画である。 でもね〜〜これがね〜〜よかったんですよ。 ローグワンは明確に「絵面とディテールで人間を納得させる」ことを目指した映画である。そしてその絵面の内容というのが、ズバリ戦争である。内戦下のシリアのような風景の中をAT-STが歩き回

    ローグワンのこと - Everything's Gone Green
  • 「この世界の片隅に」を見て思い出したこと - Everything's Gone Green

    映画「この世界の片隅に」を見た。正直パッと感想が固まる気分でもないので、この映画を見てなんとなく思い出したことを書こうと思う。 思い出したのは母方の祖母のことである。母方の祖母はすずさんよりもちょっと年下で、いまでも存命で、祖父とともに岐阜の山の中で暮らしている。最近は1人で山に登って降りてくるのはさすがにキツいようだが、いまでも遊びに行くとやれ今年取れた落花生を炒ったものだとかこの間干した干し柿だとかお歳暮でもらった饅頭だとかを出してくれるし、驚異的な速度でお茶をいれてくれたりする。そもそもあの年代である程度田舎に住んでいた年寄りは驚異的によく働く。この祖母も、未だに家から近い畑の面倒は自分で見ている。起きて動いている間はなにかと働いていないと落ち着かない、そういう感じの人である。 祖母が嫁いだのは地元でもそこそこの規模の豪農であった。曽祖父(つまり祖母からすると舅である)は地元で初めて

    「この世界の片隅に」を見て思い出したこと - Everything's Gone Green
    pulltop-birth
    pulltop-birth 2016/12/12
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  • 岡崎体育は許しがたいし、EXILEのPVは全然ありがちではない - Everything's Gone Green

    ここ数日、おれは岡崎体育について腹を立て続けている。きっかけは石野卓球のツイートで、特に名前は出さないまでも若手ミュージシャンについて苦言を呈している発言だった。「自己紹介でわざわざおれの名前を出すな、風評被害である」という発言で最初は誰の事だかわからなかったんだけど、2分ほどネットをうろついていたら「岡崎体育」というミュージシャンのことを指した発言だとわかった。 どうやら岡崎体育という人は電気グルーヴのファンで、「卓球」を超えるべく、より包括的な概念である「体育」という名前を名乗っているという。その時点でおれは「えっダサい」とちょっと思ったのだが、今思えばそこでやめておけばよかった。勢いでつい、岡崎体育を検索してしまったのである。 画像検索で目にした岡崎体育の見た目はおれのあまり好きではない人相であった。あまりにもスクールカースト下から二番目の人間が大学デビューでイキった感じそのまんまで

    岡崎体育は許しがたいし、EXILEのPVは全然ありがちではない - Everything's Gone Green
  • おれは何を考えて機甲兵装の模型を作っていたのか フィアボルグ編 - Everything's Gone Green

    先日コミケで機龍警察のを売ってきた。おかげさまでいろんな方から内容を褒めていただき、大変ありがたい限りである。で、そこで「この模型ってどうやって作ったの?」と聞かれることが多かったので、照れくさいけどこれはこれで面白いかもしれないと思い、このエントリを書いているという次第である。なお、この文章は機龍警察読者以外は色々と置いてけぼりにする内容になっている。ごめんなさい。 おれが機甲兵装の模型を作ろうと思った直接の動機は、それはもう機龍警察が面白かったからである。作中では重要なガジェットである機甲兵装だがあんまり文章から実態が掴みにくいところもあって、「小説からどれだけ情報を掴んで盛り込めるか」というトライアルがしてみたかったというのもある。なにぶん小説に出てくる挿絵がないメカの立体を作るのは初めてだったので、ちょっとした腕試し的な気分もあった。 機龍警察に登場するメカを立体にする上でひとつ

    おれは何を考えて機甲兵装の模型を作っていたのか フィアボルグ編 - Everything's Gone Green
  • なぜ、EP7からスターウォーズを見た人には、ストームトルーパー"だけ"がダサく見えたのか? - Everything's Gone Green

    まずこのエントリの前提として、以下の青柳さんのエントリを読んでおいていただきたい。 ao8l22.hatenablog.com この青柳さんのエントリの途中で話題に上がっている「ていうか、ストームトルーパーのデザイン、ダサくないですか?」という疑問について、読んだ後にけっこう考えこんでしまった。この飲み会でペラペラ喋っているスターウォーズおたくBは何を隠そうおれなので知っているのだが、EP7からスターウォーズを見た2名は飲み会の現場ではXウイングやTIEファイターやファルコン号にはそこまで「ダサい」と言わなかったからである。ほぼ1977年のデザインそのままだったビークル類はよくて、けっこう各部にアレンジが施されていたストームトルーパーはダサく見えたのは何故なのか。 まず大前提として、スターウォーズEP7のアートワークはEP4〜6を下敷きにしているのは映画を見た人ならばわかると思う。EP1〜

    なぜ、EP7からスターウォーズを見た人には、ストームトルーパー"だけ"がダサく見えたのか? - Everything's Gone Green
  • 大抵の男はナンパのことを詳しく知らないのではないかと思った - Everything's Gone Green

    タイトルの通りの記事です。 どうもナンパの話をインターネットですると荒れるようだ。それもほぼ100%の確立で荒れる。先日からも下記の記事を震源にして、なんだか皆ナンパの話で殺気立っている。 ao8l22.hatenablog.com おれもここ数日ずっと頭の片隅でナンパのことがモヤモヤしている。 女性が「ナンパされたのでウザかった」という話をすると必ず「自慢かよ」とか「ナンパされる方にも隙があるんじゃないの?」とか「対策を講じろよ」などと言われるけれど、この反応が当に正しいかというとそうではないのではなかろうか。いや、だって普通にそのへん歩いてたら自分より腕力があって下心むきだしな奴がいきなり声をかけてくるって恐怖以外の何者でもないでしょ……そりゃ迷惑だよ……というところまで考えてハタと気がついた。おれはナンパ行為のディテールを何も知らないのである。 おれはナンパ師ではないのでナンパをし

    大抵の男はナンパのことを詳しく知らないのではないかと思った - Everything's Gone Green
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