ブックマーク / www.med.or.jp (12)

  • 第10回男女共同参画フォーラム/「医療界における男女共同参画のさらなる推進に向けて~10年で医療界における男女共同参画は進んだのか~」をテーマに

    第10回男女共同参画フォーラム 「医療界における男女共同参画のさらなる推進に向けて~10年で医療界における男女共同参画は進んだのか~」をテーマに 第10回男女共同参画フォーラムが7月26日,日医会館大講堂で開催された. 開始から10周年という節目の年となった今回は,横倉義武会長による基調講演,「医療界における男女共同参画の推進に向けて」をテーマとした座談会やシンポジウムなどが行われた他,これまでの成果を基に更に活動を進化させていく決意を示した「日医師会第10回男女共同参画フォーラム宣言」が満場一致で採択された. 笠井夫常任理事が開会を宣言.続いてあいさつに立った横倉会長は,今回は,十周年という記念すべき節目の年に当たるとして,企画・運営に当たった前期の日医男女共同参画委員会委員等の尽力に謝意を表した.その上で,男女共にそれぞれの境遇の中で,働き方,生き方の選択が出来,その多様性が尊重され

  • 勤務医のページ/男女共同参画社会へ向けての厚生労働科学研究概要/総合母子保健センター愛育病院副院長・産婦人科部長 安達知子

    男女共同参画社会へ向けての厚生労働科学研究概要 総合母子保健センター愛育病院副院長・産婦人科部長 安達知子 「二〇二〇・三〇」,これは,二〇二〇年までに社会のあらゆる分野において,指導的立場に女性が占める割合を三〇%にするようにという政府の目標である.産婦人科では昨今,短期間に急激に若手女性医師が増加しているが,私の入局した頃は男性医師が九〇%以上を占め,女性医師の入局はお断りという大学も多数あった.しかし,産婦人科は,他の診療科とは異なり医師数は減少しているため,若手医師の中で急増する女性医師を,現場を離れる期間を出来る限り短くして常勤で勤務させる施策は,安全で質の高い産婦人科医療を提供することに対し必須である. そこで,「男女共に働きやすい職場を整備する」「女性医師の活躍を継続させ,女性医師の役職者を増やす」などの取り組みを推進するため,二〇〇八年及び二〇一〇年に,厚生労働科学研究補助

  • 日医定例記者会見/2月26日/男女共同参画の 更なる推進のために教育の充実や意識改革を

    2月26日 男女共同参画の更なる推進のために教育の充実や意識改革を 小森貴常任理事は,男女共同参画委員会が二年間の審議を経て,二月二十一日に小笠原真澄委員長(秋田県医師会理事)から横倉義武会長に提出した答申について報告した. 答申は,横倉会長からの諮問「男女共同参画のさらなる推進のために」を受けて取りまとめられたものであり,(一)はじめに,(二)日医師会における男女共同参画についての検証,(三)今後へ向けて,(四)おわりに─から構成されている. 「日医師会における男女共同参画についての検証」では,委員会の活動状況や会内委員会の女性医師の参画状況を示している. また,日医役員への女性医師の参画を推進する具体的な方策として,「日医師会理事女性医師枠の創設」の検討を掲げ,「会長選挙制度に関する検討委員会」「定款・諸規程検討委員会」に向けて「女性医師枠の創設」に関する要望書を提出したこと

  • 第9回男女共同参画フォーラム/「みんなちがって,みんないい~伝えたい,豊かな医療人をめざすあなたへ~」をテーマに

    第9回男女共同参画フォーラム 「みんなちがって,みんないい~伝えたい,豊かな医療人をめざすあなたへ~」をテーマに 第九回男女共同参画フォーラムが七月二十七日,過去最高の五百六十三名の参加者を集めて,山口市内で開催された. 濱史明山口県医師会副会長が開会を宣言.続いてあいさつに立った横倉義武会長は,初めに,女性医師支援センター長を務める羽生田俊副会長が,第二十三回参議院議員通常選挙で初当選したことを報告し,謝意を表明.その上で,世界に類を見ない少子高齢社会を迎えるわが国では,女性の労働参加と手厚い子育て支援の必要性が指摘され,一方で,将来の医療を担う研修医の大半が専門医資格の取得を希望しつつ,ワークライフバランス(以下,WLB)という価値観を持っているとして,引き続き,医師が男女を問わずWLBを実現し,医師としての使命を全う出来るよう環境整備に努めていくとの意向を示し,協力を求めた. 小田

  • 第1回「2020.30」推進懇話会/「第三次男女共同参画基本計画」を踏まえ女性の積極的登用を

    第1回「2020.30」推進懇話会 「第三次男女共同参画基計画」を踏まえ女性の積極的登用を 第一回「『二〇二〇.三〇』推進懇話会」が一月二十七日,日医会館で開催された. 平成二十二年十二月に閣議決定された内閣府の「第三次男女共同参画基計画」の中で,「社会のあらゆる分野において,二〇二〇年までに,指導的地位に女性が占める割合が,少なくとも三〇%程度になるよう期待する」という目標が改めて明記されたことを受けて,日医では積極的改善措置(ポジティブ・アクション)を決めた.懇話会は,その取り組みを進めるために開催されたものである. 保坂シゲリ常任理事の開会のあいさつの後,羽生田俊副会長が,「日医師会の組織と事業内容」と題して講演.日医の組織図や意思決定のプロセスなどを紹介した上で,この十年間の日医の女性役員及び女性代議員数等について,以下のとおり報告した. 平成十四年からの女性役員数を報告

    pulpdust_dot_org
    pulpdust_dot_org 2012/02/17
    - 日医ニュース 一月二十七日、日医会館、第一回「『二〇二〇.三〇』推進懇話会」
  • 第7回男女共同参画フォーラム/「育てる~男女共同参画のための意識改革から実践へ」をテーマに開催

    第7回男女共同参画フォーラム 「育てる~男女共同参画のための意識改革から実践へ」をテーマに開催 第七回男女共同参画フォーラムが七月三十日,約三百名の参加者を集めて,秋田市内のホテルで開催された. フォーラムの開催に先立って,東日大震災で亡くなられた方々に対して,黙祷が捧げられた後,斎藤征司秋田県医師会副会長が開会を宣言.引き続き,あいさつを行った原中勝征会長は,男女共同参画社会の実現が将来の日を救うという信念の下に,引き続き努力していく意向を示した.今回のフォーラムを担当した秋田県医師会の小山田雍会長は,「地域医療は女性医師なくしては成り立たなくなっている」として,女性医師の役割の重要性を強調すると共に,フォーラムで実践にまで踏み込んだ議論が行われることに期待感を示した. 基調講演 村木厚子内閣府政策統括官による基調講演「これからの『支え手』を考える―男女共同参画と子ども・子育て支援

    pulpdust_dot_org
    pulpdust_dot_org 2011/08/19
    - 日医ニュース 七月三十日、秋田市
  • 視点/母体保護法の改正について

    母体保護法の改正について 我が国の母子保健行政の懸案であった改正母体保護法が,六月十七日に成立した.改正法の内容も,日医の要望していたものが一〇〇%受け入れられたものであり,評価に値する. この件については,昨年十月の日医臨時代議員会で「国に母体保護法指定医の指定権が移ることは,生命を賭して断固阻止する」旨の見解を表明させて頂いていた所である.これに基づき,厚生労働省及び与野党国会議員と折衝し,その結果,議員立法として委員長提案の形で国会に提出して頂き成立をみたものである. 改正法の内容は同法の附則を改正するもので,「指定医師を指定する医師会の特例」である. すなわち,(1)都道府県の区域を単位として設立された医師会であって,一般社団法人となるものについて,引き続き,人工妊娠中絶を行うことが出来る医師の指定を行わせること(2)厚労大臣は一般社団法人の都道府県医師会に対し,必要があれば報告を

    pulpdust_dot_org
    pulpdust_dot_org 2011/08/03
    - 日医ニュース
  • 勤務医のひろば/女性医師の多様性と支援策/新潟市民病院副院長 高井和江

    女性医師の多様性と支援策 新潟市民病院副院長 井和江 医師国家試験合格者の三分の一を女性が占める現在,多様で優れた女性医師が子育て中も医療現場で活躍出来る環境づくりこそ,女性医師のキャリア形成を促し,医師不足解消の有効策となる.二〇〇八年に厚生労働省はさまざまな女性医師支援策を提言したパンフレットを全国に配布した. 新潟市民病院は三次救急を担う基幹病院であるが,初期研修医二十四名のうち女性が十三名と過半数を占め,一年次は十二名中八名が女性である.女性シニアレジデント六名の専攻は救急科二名,心臓血管外科,整形外科,病理診断科,内科各一名で,若い女性医師の活躍分野は実に多様化し,頼もしい限りである. 一方,常勤医九十三名中,女性医師は五名に過ぎず,育児は両親や他人に託し,男性医師と同等に勤務出来る条件と意思をもたなければ常勤として働きづらい現実がある.当院でも妊娠育児中の当直免除などの内規や

  • 平成22年度学校保健講習会/思春期の健康教育や高機能自閉症などをテーマに

    平成22年度学校保健講習会 思春期の健康教育や高機能自閉症などをテーマに 平成二十二年度学校保健講習会が二月十九日,日医会館大講堂で開催された. 石川広己常任理事の司会で開会.冒頭,原中勝征会長が,「昔の学校保健は,内科・耳鼻科・眼科の三科で十分と思われていたが,生活習慣病の若年化を始め,性の問題,心身症の問題などが加わり,学校保健そのものが大きく変わってきている」とし,学校医の苦労をねぎらうとともに,「これからの日を担っていく子どもたちの,精神的・肉体的に健全な育成を支援していただきたい」とあいさつした. 講演(一)「最近の学校健康教育行政の課題について」では,有賀玲子文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課学校保健対策専門官が,文科省が所管する学校保健の特徴について,集団としての健康を扱い,自らの健康保持増進能力を育むための教育的観点が重要視されることを説明. 学校におけるアレルギ

  • 勤務医のページ/女性医師のキャリア形成支援:東京女子医科大学における男女共同参画/東京女子医科大学男女共同参画推進局女性医師・研究者支援センター長 斎藤加代子

    女性医師のキャリア形成支援:東京女子医科大学における男女共同参画 東京女子医科大学男女共同参画推進局女性医師・研究者支援センター長 斎藤加代子 「ガラスの天井」と「水漏れパイプ」 医師国家試験合格者に占める女性の割合が四〇%になりつつある現在でも,大学にて診療や研究を継続し,リーダーシップをとり活躍する女性医師は極端に少ない現状がある.意思決定権を持つ女性の割合を示す指数Gender empowerment measure(GEM)は,わが国は世界百九カ国中五十七位であり,この現状の背景は「ガラスの天井glass ceiling」と「水漏れパイプleaky pipeline」に例えられる.「ガラスの天井」とは,「突破出来ない目に見えないバリアー」であり,「水漏れパイプ」とは,「到達する前に漏れていく状況」である.医学・医療の現場では,人の意識の中にも,置かれた環境の中にも障壁が存在すると

  • 平成22年度家族計画・母体保護法指導者講習会/「母体保護法の理念とその運用」をテーマに

    平成22年度家族計画・母体保護法指導者講習会 「母体保護法の理念とその運用」をテーマに 平成二十二年度家族計画・母体保護法指導者講習会が昨年十二月四日,日医会館大講堂で開催された. 今村定臣常任理事の司会で開会. 冒頭,原中勝征会長は,「子育ては,社会全体の責任であり,安心して子育てが出来る環境を整備することは,国の喫緊の課題である.この世に生を受ける時の担い手は,先生方であり,そこから,親からの子どもへの愛情,育て方,家庭の楽しみをご指導願いたい」とあいさつした. 引き続き,原中会長による講演「医療の明日のために,今,できること」が行われた. 原中会長は,「今の時代,我々の最大の望みは,公的医療保険制度が持続的に運営されることであり,その実現のため,医療を取り巻く状況について,政府へ提言している」と述べ,その一例として,日医が公表した,『日医師会 国民の安心を約束する医療保険制度』を紹

    pulpdust_dot_org
    pulpdust_dot_org 2011/01/05
    - 日医ニュース 昨年十二月四日、平成二十二年度家族計画・母体保護法指導者講習会
  • 第6回男女共同参画フォーラム/「男女共同参画のための意識改革」をメインテーマに

    第6回男女共同参画フォーラム 「男女共同参画のための意識改革」をメインテーマに 第六回男女共同参画フォーラムが七月二十四日,鹿児島市内で開催された.今年度は,医師だけでなく,医療関係者や市民にも参加を呼び掛けたこともあり,当日は五百名を超える参加者が会場に集まった. 冒頭あいさつした原中勝征会長は,少子高齢社会における女性の役割の重要性を強調するとともに,「今回のフォーラムが,男女共同社会実現のための新たな第一歩になればよい」として,フォーラムの成果に期待を寄せた. 基調講演「我が国における男女共同参画」では,岡島敦子内閣府男女共同参画局長が,女性の参画指数の国際比較や「指導的地位」等に占める女性の割合等を示して,日における女性の社会進出の遅れを指摘.その原因としては,(1)固定的役割分担意識がいまだに根強い(2)男性も含め,あらゆる人にとって男女共同参画に対する重要性の認識が広まってい

    pulpdust_dot_org
    pulpdust_dot_org 2010/08/18
    - 日医ニュース 七月二十四日,日本医師会第六回男女共同参画フォーラム
  • 1