システム・ケイは10月15日、拡張現実(AR)アプリ「Layar」のiPhone 3GS版をAppStoreで配信開始したと発表した。利用は無料。iPhone 3Gには非対応となる。 LayarはオランダのSPRXMobileが開発した、端末のカメラ映像に電子情報を重ね合わせるARアプリ。すでに2009年8月からAndroid向けに提供されていた。日本ではシステム・ケイがオフィシャルパートナーを務め、商用利用などの窓口を請け負う。 レストランやコンビニ、地下鉄、銀行のATM、観光スポットなど、38種類のコンテンツが用意されており、端末を構えた先にどんなスポットがあるのかが直感的に把握できる。また、画面に表示された各種情報をタッチすると、スポットの紹介や地図などの詳細情報を見ることもできる。 関連記事 風景にケータイかざして情報検索――“拡張現実”検索サービス登場 街の風景にケータイカメラを