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このところAMDを取り上げる機会が異様に多いが、新製品投入ということもあるのでご容赦いただきたい。ということで今回はRyzen 5000シリーズの話だ。海外では11月5日の朝6時(太平洋時間)に解禁となったので、さっそくKTU氏による速攻レビューが掲載されているのでもうお読みの方も多いと思う。 そのRyzen 5000シリーズがなぜこんなに高速になったのか、というところでZen 3アーキテクチャーの内部構造の詳細が、この情報解禁に合わせてもう少し明らかになったので、これを解説する。言ってみれば連載584回の答え合わせである。 Zen 2とほぼ変わらない構成とプロセスのまま IPCを20%近く向上させたZen 3 Zen 3の概要が下の画像だ。筆者の推定(ALU×5+AGU×3)はややハズレで、整数部はALU×4+AGU×3+BR(Branch Unit)という構成になった。 ALUの1つは
2020年11月6日19時に販売解禁となったRyzen 5000シリーズは、各ショップから販売在庫が速攻で消滅するという人気ぶりを見せた。今回投入された「Ryzen 9 5950X」と「Ryzen 9 5900X」はどこも流通量が少なく、「Ryzen 7 5800X」と「Ryzen 5 5600X」は比較的入手性が高くなっている。 前回はAMDの意向により「Ryzen 9 5900X」と「Ryzen 7 5800X」しかレビューできなかったが、今回は残りの「Ryzen 9 5950X」と「Ryzen 5 5600X」のレビューをお届けしたい。前回の結果を踏まえつつ、改めてRyzen 5000シリーズの凄さを俯瞰的に検証することとしよう。Ryzen 5000シリーズの簡単な解説は、前回の記事をご一読戴きたい。
前回はPicassoベースのRyzen 3000Gシリーズがリリースされた直後だったので、今回はその後から。といっても大きなイベントは以下の2つしかない。 まず前者について。昨年のCESでRenoirが発表されたという話は連載548回で紹介した通りで、これは3月にまずモバイル向けが投入された。 製品としてはTDP 15WのRyzen 3 4300U、Ryzen 5 4500U/4600U、Ryzen 7 4700U/4800Uの5製品の他、TDPが35W/35WのRyzen 5 4600H/4600HS、Ryzen 7 4800H/4800HS、Ryzen 9 4900H/4900HSの6製品も用意され、合計11製品という計算になる。 ただ、直近でモデルを確認すると、Ryzen 7 4800HSとRyzen 5 4600HSが抜けて9製品のみになっている。やはりTDP45WでRyzen 5
今回は米国時間の10月8日に発表会が開催されたZen 3ことRyzen 5000シリーズの話である。すでにハッチパイセンの速報が上がっているのでお読みの方も多いだろう。 発表会のビデオそのものはこちらから見直すことができるが、これに先立ってもう少し細かな情報も得られたので、これをベースにRyzen 5000シリーズを解説していこう。 Zen 3マイクロアーキテクチャー まずはZen 3の中身についてだが、最初にお断りしておくと、AMDは現時点でZen 3で利用されるプロセスの詳細を明らかにしておらず、“7nmプロセス”とだけ説明している。連載553回で説明したように、AMDのいう7nmプロセスにはN7/N7P/N7+/N6がある。 筆者はZen 3世代はN7+プロセスに移行したと見ているが(理由は後述)、確証はない。ちなみTSMCは、N7→N7+ではトランジスタ密度が1.2倍になり、同一周
AMD、Zen 3採用の「Ryzen 5000シリーズ」発表 シングルスレッド性能でもIntel第10世代超え 米AMDは10月8日(現地時間)、第4世代「Ryzen」のデスクトップPC向けプロセッサ「Ryzen 5000」シリーズを発表した。アーキテクチャに新しい「Zen 3」を採用し、一部のモデルは他社の最上位を上回るパフォーマンスを発揮するという。11月5日に全世界で発売する。価格は299ドルから。 Zen 3はクロック当たりの処理命令数(IPC)を前世代機から最大19%向上。電力効率も改善し、L3キャッシュも倍増した。16コア/32スレッドの最上位モデル「Ryzen 9 5950X」は、シングルスレッドの性能でも米Intelの最上位モデル「Core i9-10900K」を上回るという。 AMDによれば、12コア/24スレッドの「Ryzen 9 5900X」でも、前世代機「Ryzen
Acerは、薄型軽量のノートPC「Swift X」シリーズの新モデルを発表。CPUにAMD Ryzen 5000シリーズ、ディスクリートGPUにGeForce RTX 3050 Tiを採用しつつ、高さ17.9mm・重さ1.39kgという薄型軽量ボディを実現している点が最大の特徴だ。 ハイパワーの軽量薄型ノートPC「Swift X」 上位モデルのCPUはRyzen 7 5800Uで、ディスクリートGPUと合わせて優れた処理能力と描画能力を発揮。59枚の0.3mmファンブレードを持つ高性能空冷ファンとD6 Copperヒートパイプを組み合わせ、高い冷却性能とともにファンノイズも低く抑えられているという。 ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の14型IPS液晶。sRGBカバー率100%の広色域表示に対応し、輝度は最大300nits。狭額ベゼル仕様でディスプレイ占有率は8
ただ実際にはこのルールはモバイル向けのみであり、デスクトップ向けは全製品ともCezanneで統一されたのは喜ばしい。ただこうなると、Lucienneコアの存在意義がさらに不明なものになっている。連載600回で書いたようにRenoirとLucienneは物理的に異なるダイであり、ということは(今のところ)モバイル向けだけのために、わざわざ新規のダイをCezanneとは別に起こした格好になる。 もちろん今後組み込み向けなどに流用される可能性はあるし、あるいはデスクトップ向けに今後追加される可能性もゼロではない。AthlonグレードがLucienneベースになるなんてことは、ありえそうなシナリオだ。 ちなみに連載597回のロードマップ図であるが、一ヵ所訂正がある。図ではCezanneベースのRyzen 5 5600UのL3容量を12MBとしているが、実際のスペックでは16MBとなっている。連載5
AMDは5月5日(現地時間)、Zen 3アーキテクチャを採用したChrome OS搭載デバイス向けとなるプロセッサ「Ryzen 5000 C」シリーズを発表した。 従来のRyzen 3000 Cシリーズ(最大4コア8スレッド)に比べ、応答速度は最大67%、グラフィックス性能は最大85%も向上したという。 同プロセッサを備えたモデルは、6月に米HPからRyzen 7 5825Cを搭載した「HP Elite c645 G2 Chromebook Enterprise」が、2022年後半にAcerから「Acer Chromebook Spin 514」などが投入される見込みだ。 Ryzen 5000 Cシリーズの主なスペック モデル名
大手チップメーカーであるAMDのチップ供給不足問題や2020年1月13日に発表したZen 3アーキテクチャを採用したAPU「Ryzen 5000 Series Mobile Processor(以下、Ryzen 5000 Mobile)」シリーズについて、技術系ニュースメディアのAnandTechが、AMDのリサ・スーCEO兼代表取締役社長に電話インタビューを行っており、その内容を公開しています。 AMD CEO Dr. Lisa Su: Interview on 2021 Demand, Supply, Tariffs, Xilinx, and EPYC https://www.anandtech.com/show/16409/amd-ceo-dr-lisa-su-interview-on-2021-demand-supply-tariffs-xilinx-and-epyc AnandT
チップメーカーAMDが「世界最高のゲーミングCPU」と称するデスクトップ向けCPU「Ryzen 5000」が2020年11月5日(木)に発売されます。Ryzen 5000は「ゲームチェンジャー」になると見込まれ、大きな期待が寄せられていますが、その発売前の時点でAMDの業界シェアがここ15年で最大に拡大していることが明らかになりました。 AMD Reaches Highest CPU Market Share Since 2007, Q3 2020 Report (Updated) | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/amd-vs-intel-q3-2020-cpu-market-share-report AMD Is Hitting Market Share It Hasn't Held in a Decade - Ext
日本時間の2020年11月6日19時00分、AMD(本社:アメリカ)の最新メインストリーム向けCPU「Ryzen 5000」シリーズの発売が遂に開始される。最新「Zen 3」アーキテクチャの採用により、シングルスレッド性能が飛躍的に向上したという、その実力を早速検証していこう。 AMD「Ryzen 9 5900X」市場想定売価税抜64,980円(2020年11月6日発売) 製品情報(AMD) AMD「Ryzen 7 5800X」市場想定売価税抜53,480円(2020年11月6日発売) 製品情報(AMD) IPCは最大19%向上。「Zen 3」アーキテクチャ採用の「Ryzen 5000」 今回の主役である「Ryzen 5000」シリーズは、AMDの最新コアアーキテクチャ「Zen 3」を採用するAMDの最新メインストリーム向けCPUだ。製造プロセスは「Zen 2」アーキテクチャと同じ7nmだ
AMDのCPUに新たな脆弱性が見つかりました。 見つかった脆弱性のCVE-IDはCVE-2023-20569。AMDによると、この脆弱性を悪用した『Inception』と呼ばれる新たなサイドチャネル攻撃により、情報漏えいの恐れがあるとのこと。 この脆弱性はチューリッヒ工科大学の研究者らにより発見されました。『Inception』によるデータ窃取の速度は毎秒39バイトほどで、16文字のパワードを窃取するのに約0.5秒、RSA暗号を窃取するのに約6.5秒かかるとされています。 データ窃取のデモ映像が以下。 この脆弱性はZen 3およびZen 4アーキテクチャのCPUに影響するとされており、現在、AMDは脆弱性を修正したAGESAファームウェアのリリースに取り組んでいます。 脆弱性の影響を受けるCPUとファームウェアのリリース予定時期は以下。 ▼脆弱性の影響を受けるCPU&ファームウェアリリース
既報の通り、AMDはZen 3をRyzen 5000シリーズとして発表した。まだ肝心のMicroarchitectureとかの詳細は明らかになっていないが、発表会に先立って、ちょっとだけ深い内容が公開されたので、これをまとめてご紹介したい。というか、実はこの原稿は当然ながら発表会前に書いているので、一部発表会の内容と被る部分もあると思うが、それはご容赦いただきたい。 さてまずZen 3、出荷は2020年第4四半期中とされた(Photo01)。後で出てくるが、実際の出荷時期は11月5日である。そのZen 3であるが、より高い動作周波数Boostと、IPCの向上が主なテーマである(Photo02)。まずコアレイアウト周りからいくと、CCXがついに8コア単位になり、またL3のLatencyが半減した。このあたりも加味したうえで、IPC向上は19%にも及ぶとする(Photo03)。その19%のIP
複数のショップでCPUシェアがIntelに逆転! 「Ryzen 5000シリーズがないから……」:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ) 先々週から続き、Intel 500番台のチップセットを搭載したマザーボードが続々と登場している。 IntelがデスクトップPC向け第11世代Coreプロセッサ(Rocket Lake-S)の概要を発表 目立っていたのはギガバイトのATXモデル「Z590 AORUS ULTRA」で、価格は4万4000円前後(税込み、以下同)だ。16+1の電源フェーズを盛り込み、第11世代Core iと組み合わせると3本のM.2スロットが使えるようになる。Intel製チップを使った2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6対応の無線LANチップも搭載する。 第11世代Core iは3月末にぎりぎりか――最近のCPU事情 多くのショップのマザーボード売り場にはInt
2020年11月5日に、AMDがZen 3アーキテクチャのCPUであるRyzen 5000シリーズを発売しました。IT系ニュースサイトのArs Technicaが、AMD自身が「世界最高のゲーミングCPUだ」とアピールした最上位モデルのRyzen 9 5950XとRyzen 9 5900Xについて、前世代のZen 2アーキテクチャCPUであるRyzen 9 3900XTと、記事作成時点でIntelの現行最新世代であるComet Lake-SシリーズのCore i9-10900Kと比較するレビューの結果を公開しています。 AMD’s Zen 3 CPUs are here—we test the blistering-fast 5900X and 5950X | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2020/11/hands-on-zen
2020年10月09日18:00 (注:商品価格は執筆当時のものです。販売ページリンクにはアフィリエイトを含みます) ZEN3採用のAMD Ryzen 5000シリーズが11月5日発売!! wisteriear コメント(0) ZEN3アーキテクチャを採用する次世代CPU「AMD Ryzen 5000」シリーズが登場。16コア32スレッドRyzen 9 5950Xは799ドル、12コア24スレッドRyzen 9 5900Xは549ドル、8コア16スレッドRyzen 7 5800Xは449ドル、6コア12スレッドRyzen 5 5600Xは299ドルで、11月5日発売!! タグ :#AMD_Ryzen_5000 スポンサードリンク ZEN3アーキテクチャを採用する次世代CPU「AMD Ryzen 5000」シリーズが登場!! 最上位モデルで16コア32スレッドの「Ryzen 9 5950X」
チップメーカーのAMDが、新しいZen 3アーキテクチャを搭載したデスクトップ向けCPU「Ryzen 5000」シリーズを発表しました。最上位モデルであるRyzen 9 5950Xは16コア・32スレッドで、AMDは「世界最高のゲーミングCPUだ」とアピールしています。 AMD Launches AMD Ryzen 5000 Series Desktop Processors: The Fastest Gaming CPUs in the World | AMD https://www.amd.com/en/press-releases/2020-10-08-amd-launches-amd-ryzen-5000-series-desktop-processors-the-fastest-gaming AMD Ryzen 5000 and Zen 3 on Nov 5th: +19% IP
Zen 3アーキテクチャは効果てきめん? AMDがモバイル向け「Ryzen 5000」シリーズを解説(1/2 ページ) 既報の通り、AMDは1月12日(米国太平洋時間)に新型APU(GPU統合CPU)「Ryzen 5000 Series Mobile Processors」(開発コード名:Cezanne)を発表した。 →AMDがモバイル向け「Ryzen 5000シリーズ」を発表 アンロック対応の「HXプロセッサ」も投入 この記事では、1月14日に行われた報道関係者向け説明会の内容を基に、Ryzen 5000 Series Mobile Processors(以下「モバイル向けRyzen 5000」)の特徴を説明する。
2019年7月、単体パーツとしてのCPUシェア率において、AMDがIntelを上回り、市場ではAMDの主力プロセッサーであるRyzenの人気が高まっています。2020年7月には、単体CPUの販売数量シェアでAMDが68.6%を記録する週もあったほどです。 ノートPCに搭載されるプロセッサーとしては、依然Intel CPUが高いシェアを占めていますが、ノートPCにおけるAMDプロセッサーのシェア率が、2018年の数%から、2020年の第3四半期には20.2%まで成長しており、今後もシェア率の伸長が予想されています。レノボやデル、HPといったグローバルメーカーだけでなく、富士通やNECなどの国内メジャーメーカーからも、Ryzen搭載機種が登場しています。 さらに、2021年に登場したRyzen 5000シリーズでは、SMTに対応することでマルチコア性能が飛躍的に向上し、ワットパフォーマンスも改
内蔵GPUを強化した「Ryzen 8000Gシリーズ」 Ryzen 8000Gシリーズは、2022年9月に初登場したデスクトップ向け「Ryzen 7000シリーズ」の改良版で、CPUソケットもLGAタイプの「Socket AM5」で変わりない。TDP(熱設計電力)は全モデルで65Wとなっている。 改良ポイントの1つが内蔵GPUの強化だ。従来のRyzen 7000シリーズではRDNA 2アーキテクチャの「Radeon Graphics」(2コア)を搭載していたが、Ryzen 8000Gシリーズはモバイル向けのRyzen 7040シリーズやRyzen 8040シリーズと同じRDNA 3アーキテクチャベースの「Radeon 700Mシリーズ」(4~12コア)に変更されている。 これにより、タイトルや設定にもよるが、外部GPUなしでHD(1280×720ピクセル)/フルHD(1920×1080ピク
本日のコレオシは、昨年11月のデビュー以降、長期間にわたり品薄が続いていたAMD「Ryzen 5000」シリーズについて。今週に入り一部モデルが大量に再入荷されているが、アキバのパーツショップで働く店員達の声を聞いてみよう。 「4日(日)に、いきなりRyzen 5000シリーズの4モデルがドカドカと再入荷されてきました。上位の2モデルRyzen 9 5950XとRyzen 9 5900Xはあまり入荷数が多くなかったこともあって早々に完売。現在はRyzen 7 5800XとRyzen 5 5600Xの在庫が潤沢にあり、いつでも購入できる状況です」(大手ショップCPUコーナー店員) 「Ryzen 5000シリーズの在庫が復活したのは大きいですね。なんとか在庫が確保されていたRyzen 3000シリーズでしのいでいましたが、お客さんが欲しいところはやはり最新モデル。飛ぶように売れています」(某シ
Ryzen 8000Gシリーズ登場! どっこい続くよAM4のRyzen 5000シリーズ新作も:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ) 2月2日、AMDからSocket AM5に対応するAPU「Ryzen 8000G」シリーズが売り出された。ラインアップは下記の2モデルで、どちらもCPUクーラー(Wraith Stealth)が付属する。また、1週間後には下位の「Ryzen 5 8500G」も投入される見込みだ。 約2年半ぶりで交換需要もありますね――Ryzen 8000Gシリーズの評判 3万円台から買えるデスクトップAPU「Ryzen 8000G」の実力を試す 強い内蔵GPUは明確なメリットだ モデル名 コア スレッド 動作クロック 内蔵GPU 消費電力 価格 Ryzen 7 8700G
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