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「LOVERS」の検索結果81 - 120 件 / 1435件

  • ■[ネタ]聖☆危機的なおにいさん(たち)2008-12-24 - Economics Lovers Live

    お姉さんもいるかもしれませんが。クリスマスイブの贈り物です。サンタではなくただのおっさんからですみませんが。最近、このブログでふれてきたネタの数々をまとめて短文にしました。どこかの雑誌にブラッシュアップして掲載されるかもしれないのでそのときは削除(そのあとしばらくして復活予定)。 *世界同時不況をめぐる「危機的状況」 田中秀臣 経済的危機は、危機的な経済学者(やエコノミスト、知識人など)をも生み出す。今回の「100年に一度」と形容される世界同時不況にあっては、その危機的な経済学者たちの発言もまた「100年に一度」の水準かもしれない。もちろんここでいう危機的な経済学者などの「危機的」という修辞は、彼らの発言の破綻状況を指し示している。この論説では、簡単ではあるが、最近目についた、世界同時不況をめぐるいくつかの「危機的状況」を検証していこう。 (1)日本は先進国の中で金融危機(あるいは世界同時

      ■[ネタ]聖☆危機的なおにいさん(たち)2008-12-24 - Economics Lovers Live
    • 最近、白湯(さゆ)効果で内蔵をあっためるのが幸せでマジヤバ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

      毎年、冬の飲み物に困ってます。俺はすごく水分を取る方で1日に4リットルは少なくとも飲むんですよ。 冬になると寒いから夜に家にいるときはあったかいものを飲みたいわけなんですけど、コーヒーとか紅茶とかガブガブ飲めないじゃないですか。あまり量を飲むとカフェインやばそうだし。それで夏と同様に常温のお茶をぐびぐび飲んでたわけなんだけど、冷えるんですよね。そもそも末端冷え性だし。鼻も手足もつめたい。 最近になって胃腸をいたわることに関心があるのですが、それで白湯を飲み始めてみると色々と具合がよろしい。まず余計な味がついてないのが良い。ほのかに甘くておいしい。当然ノンカフェインなので寝れなくなる心配もない。 で、あったかいものを飲むと胃腸があったまるなぁと当たり前のことを痛感して(笑) 「ひえとり」という概念があるけれども、内蔵をあっためるのは本当に身体に活力が出るような気がします。夏だろうが冬だろうが

        最近、白湯(さゆ)効果で内蔵をあっためるのが幸せでマジヤバ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only
      • 居神浩「ノンエリート大学生に伝えるべきこと──「マージナル大学」の社会的意義」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

        ようやくネットで全文が読めるようになったのでご紹介。問題意識は僕もまったく共有する。ここで居神氏のいう「マージナル大学」とは、僕の『偏差値40から良い会社に入る方法』でいえば「非就職コア層」が多く所属する私立大学を多く指す概念である。「層」で見るか、「大学」でみるかの違いはある。 「マージナル大学」といっても多様性があることは著者も十分に指摘している。この論説では特に以下の諸点が注目されている。 大学が受験者の選抜機能を維持していた時代には,認識の発達(それは例えば受験学力に置き換えることも可能であろう)の点におても,関係の発達(これは最近流行の「コミュニケーション能力」に近似されるか)の点においても,同一集団のなかの平均以上の層のみから学生を入学させることができた。ところが選抜機能が弱まるにつれ,しだいに両者の発達が平均的な層を取り込み,選抜機能がほとんど失われてしまったところでは,平均

          居神浩「ノンエリート大学生に伝えるべきこと──「マージナル大学」の社会的意義」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
        • 岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live

          昭和恐慌研究会、『エコノミストミシュラン』などで常に私たちリフレ派の重鎮であった岡田靖さんがお亡くなりになりました。悲しいことです。2001年の暮れに、岩田規久男先生の『デフレの経済学』と野口旭さんと私の『構造改革論の誤解』のダブルの打ち上げの席で、初めて岡田さんにお会いしました。10年にも足らぬお付き合いでしたが、もちろん多くの勉強をさせていただきました。経済学は単なる学問ではない実践的なものである、ということも岡田さんから学んだことです。そして石橋湛山が「リフレ」という言葉を初めて日本に紹介し、そして岡田さんは「リフレ派」としてその言葉を受け継ぎ、90年代から今日まで、ネットの世界を中心にしてリフレ派を事実上形成した影の立役者です。岡田さんのような天才肌の人がリフレ派に多いことも私のようなものには大きな励みとそれ以上に頼りでもありました。半月ほど前にみんなと一緒に快気祝いをしたばかりな

            岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live
          • 内部留保で一時雇用も、失業保険で対応でも同じではないの? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

            年末の討論番組に出てとりあえず切り返しておいた、企業の内部留保を使って企業は社会的責任を果たして自主的に非正規労働者の雇用を維持しろ、という話。 ちょっ試しに考えてみたんだけれども(モデルが好きな人はクルーグマンの流動性の罠モデルでいいと思う)、この種の内部留保を活用した一時的な所得再配分は、どっかに課税してそれで失業保険を充実させて非正規雇用労働者の解雇に対応するのと、ほとんど同じじゃないのかな? もし内部留保の自発的活用(ただし企業が社会的責任果たさないという社会からのプレッシャー前提)と失業保険の充実とが、一時的な所得再配分の点で同じだとしたら、前者の(あまりあてにならない)自主性に期待するよりも、失業保険の充実に走ったほうが望ましいように思える。一時的な直接雇用*1で対応してももちろん同じ。あと解雇された非正規雇用の人たちに現金をばら撒いても同じ*2。 ただ注意すべきは、クルーグマ

              内部留保で一時雇用も、失業保険で対応でも同じではないの? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
            • 飲んべえ必見!「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」でお得にはしご酒♪ | すぎなみLovers

              11月に入り、だんだんと空気も冷たくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。「今年の冬も寒さに負けず乗り切りたい!」と考えてるお酒好きな方に朗報です。11月に入り、だんだんと空気も冷たくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。「今年の冬も寒さに負けず乗り切りたい!」と考えてる お酒好きな方 に朗報です。 11月8日(火)、9日(水)、10日(木) の3日間、 『阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り vol.11』 が開催されます。チケットを購入すれば、 阿佐ヶ谷のあらゆる居酒屋でドリンクが1杯無料 に!なんと、飲み屋さん約100店舗、飲み屋さん以外の「よりみち店」14店舗が参加。新しいお店の開拓にもってこいですよね。いったいどんなお店が参加しているのか、前回までの様子を覗いてみましょう。 また、 11月18日(金)、19日(土) は 『一人飲み屋さん祭り』 を開催!「一人飲みが好き」という方は、

                飲んべえ必見!「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」でお得にはしご酒♪ | すぎなみLovers
              • 生まれたときから日本はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない - Economics Lovers Live

                エントリーのタイトルは『小悪魔ageha』最新号より 切込隊長と超越議論をしたときに、隊長が以下のことを書いたのが心にひっかかってた。特に強調部分(強調したのは僕)。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2008/12/post-9f83.html#more 完全失業率とか 良く分からないです。実体経済は前に比べて悪化してると思いますが、前が異常だったんじゃないですかね。無理な信用創造を繰り広げて世界的にバブっていたころと比べて、いまは実体経済最悪だ、というのは相対的に見てそれはそうだろうけど、元からこんなもんだったんじゃないかと、ロスジェネ世代な私は思ってしまいます。 問題は、実体経済が悪化するのは当然として、それがしばらく続くのも当然として、はて、どう対処して環境に適応するのかしら、という話じゃないでしょうか。 ロス・ジェネ世代だけどもバブった頃の記憶もあ

                • 予算の最大論点は「税収の落ち込み」 - Economics Lovers Live

                  税収実績が現状で前年比70数%。このままでは40兆円を大きく下回る可能性があるという。その一方で歳出規模は膨張している。報道などではこの歳出の内容ー子育て手当やダムの見直しなどーに目が行きがちだが、僕からみると最大の予算の問題点はこの「税収の落ち込み」にある。 現時点で、日本銀行も政府も経済の自然治癒ないしは外国の景気の持ち直しだのみ一色である。すでに何度も触れているが、現状での日本の経済政策に景気対策は事実上ない。そのため「税収の落ち込み」が今年度だけではなく、かなりの長期間続くことが現状の政策をみるかぎり予想される。もちろん民主党が政権を取る前からこの事態は存在しているので民主党のみに責任があるわけではない。しかし同時にいま現在の民主党政権に税収の落ち込みを避ける政策があるのかといえば明確にノ―だろう。 いわば景気対策を放棄 → 税収の落ち込み放置 → 歳出の見直しの限界 → 受動的な

                    予算の最大論点は「税収の落ち込み」 - Economics Lovers Live
                  • 2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)

                    さてさんざん日本のメディアは、定額給付金に国民の大半は反対、といいながら同時に定額給付金をもらうと国民は大喜び、という自己欺瞞的報道を繰返してきましたが(苦笑)、昨日は日本で最初に定額給付金がもらえた人たちの嬉しそうな報道を嬉しそうにメディアも報道していて、なんだかな感がメディアに対してまたもやあるわけです。しかしここはそういうことはこちらにおいておいて、そこの君。で、その定額給付金でたまにはちゃんとして経済学の本でも買わないか? ○1万2千円コース まずなんといってもこの世界的金融危機を理解する本でしょう。そして僕は同じ著者の著作をなるべく一貫して読むことが、まずはこの世界的な事件をみる上でのしっかりした基盤になると思う。その意味では岩田先生の著作を読むのが一番手っ取り早い。 入門的な位置にあるのは、finalventさんもおススメのこの本。これ以上わかりやすい日本経済論はあまりない。

                      2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)
                    • 最近の岡田斗司夫批判とか恋愛工学ディスとかで感じたこと - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                      ぼくは愛を証明しようと思う。posted with ヨメレバ藤沢 数希 幻冬舎 2015-06-24 AmazonKindle楽天ブックス ちょっと前に岡田斗司夫騒動があって、最近は恋愛工学が話題になってるらしい。あまりヒマがなくて追っかけてないのだけど、 Twitterを覗くとやたらリツイートがまわってくる。(フォローしている人のクラスタなんだろう) 岡田氏の件は「勘違いした全能感を暴走させた」「立場的に支配下における存在をコントロールしようとした」、藤沢氏の理論で言えば「自分の価値を高く見せて、高い段階で売り抜く」「セックストリガーで女性の感情を固定化させる」というのが彼らの"やり口"の肝になる部分だ。 これに対して鬼の首を取ったかのような批判とか、人でなし宗教のようなツイートが溢れてるんだけど(まぁこのあたりのツイートを見ていない人は知りもしない話だが)、だいたいは怒りと侮蔑のツイー

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                      • 岩田規久男「日銀は国債直接引き受けを」in『朝日新聞』 - Economics Lovers Live

                        今日の朝刊、オピニオン欄に岩田先生が登場です。 1 デフレが経済停滞をもたらすという理解がみられない 2 日本銀行はデフレ脱却が定着する前の06年3月に量的緩和を止めた 3 日本経済は事実上、98年半ばから11年間もデフレが継続している。デフレの下では賃金が伸びない。資産価格も低迷する。民間の内需も低迷する。政府支出と輸出のどちからが大幅に増えないと成長は期待できない。 4 民間需要を喚起し、デフレを克服する主役は金融政策である。日本銀行がこの点で間違っている認識が不足している。 5 白川方明日本銀行総裁は、「需要自体が不足しているときには、流動性を供給するだけでは物価は上昇しない」と発言し、デフレ対策としての金融政策の役割を否定している。 6 しかし世界の中央銀行では2〜3%のインフレ目標が標準。今後三年もデフレが継続するという日本銀行とは大違いである。 7 すでに日銀は06年3月の自身

                          岩田規久男「日銀は国債直接引き受けを」in『朝日新聞』 - Economics Lovers Live
                        • 日本銀行のいいかげんなデフレ論議 - Economics Lovers Live

                          日本銀行が12月1日の政策決定会合の内容を公表した。特に注目したいのは次の文章である。 http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/giji/g091201.pdf 多くの委員は、わが国経済は持ち直している ものの、来年度の半ば頃までは回復ペースが緩やかなものに止まる と見込まれる中で、このところの国際金融面の動きや為替市場の不 安定な動きが企業マインド等を通じて実体経済活動に悪影響を及ぼ すリスクが加わってきているとの認識を示した。ある委員は、最近 のデフレを巡る議論の拡がりが、家計や企業のマインド面に悪影響 を及ぼし、実体経済に対する下押し圧力が強まる可能性も懸念され ると付け加えた。 こうした情勢判断を踏まえ、委員は、日本経済がデフレから脱却 し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰することを支援する ため、金融政策面からの追加措置が必要であると

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                          • 岩田規久男「中央銀行の体なさない」 - Economics Lovers Live

                            12月2日の朝日新聞朝刊に岩田先生が今回の日銀の政策変更についてコメントを寄せていた。数日を経たが、最近の岩田先生の日本銀行への評価がわかるので紹介していく。 中央銀の体なさない(朝日新聞12月2日朝刊コメント) 「今回の政策変更は、日銀が理念も信念も持っていないことを示してしまった。ついこの前まで「物価下落は問題ではない」「(物価下落が需要減少を通じてさらなる物価下落を招く)デフレスパイラルに陥る心配はない」と言っていたのは何だったのか。政府に言われたから仕方がなくという姿勢が見える。これでは中央銀行としての体をなさない。市場の信頼を失うおそれもある」。 このような日本銀行の政治や世論の変化をみての政策変更はすでにこのブログでも指摘した。また最近では須田美矢子審議委員も露骨なまでに世論の動向がその政策変更に影響を与えたと言及している。もちろん須田氏はそれを悪い意味でいっていて、事実上、日

                              岩田規久男「中央銀行の体なさない」 - Economics Lovers Live
                            • 2014-02-27 - Economics Lovers Live ReF

                              リフレ派はただ単に金融政策のスタンス変更でデフレ脱却を目指す人たちのことであり、「派」といっても価値観や政治信条、もともとの経済学の素養(マルクス経済学、ポスト・ケインジアン、新古典派、ニューケインジアン、経済思想史など)もバラバラである。 だがネットでは主に匿名の人たちを中心に、「リフレ派は再分配問題に熱心ではない」というデタラメが跋扈することもある。ここでは上記の「派」としての違いを十分に考慮にいれていただいた上で、いわゆるリフレ派の人たちが書いてきた書籍ベースでの再分配問題についてのブックリストを編んでみた。もちろん包括的なものではなく、各論者の代表的なものだけに限る。また専門論文や雑誌掲載のものは除外した。 1)片岡剛士『日本の「失われた20年」』(藤原書店) 最終章の「経済政策はどこに向かうのか」には、辻村江太郎の拡張されたエッジワースボックスをもとにして、ミクロ的な再分配政策(

                                2014-02-27 - Economics Lovers Live ReF
                              • 友人の新しい良さを知ったときの面白さ - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                先日、エントリーで書いたとおり海に行った。印象的だったのはひとりの友人について。 彼とは社会人になって知り合って、ここ5年くらいで定期的に飲みにいくようになったメンツの一人。なかなか愉快で、ミーハーなキャラ。ちなみに芸能人を見る目があり、彼が注目した人はたしかに売れるのだ。AKBが知名度上がってきたタイミングではマリコ様を猛プッシュ、みんながマリコ様に注目しだした頃にはこじはるにハマっていた。その後、こじはるはブレイクする。ちなみに俺もなんかananは買った。 AKBの話は関係ないですね。で、そいつのことなんですけど。 男同士で飲んでも、一緒に合コンに行ったときも、基本はバカキャラをやって盛り上げてくれてたんですよね。最初は彼も分かってやってんですよ。んで、やってるうちに楽しくなってきて素で暴走するタイプ(笑) 合コン的な目線でいえば「おいっ!それはアカンやろっ!」ということも何度もありま

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                                • 「量的緩和」という用語を使った新手の日本式詐欺の予感 - Economics Lovers Live

                                  すでにこのエントリーで指摘しましたがhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20081217#p1 その手法の中に、長期実質金利抑制を睨んだ長期国債買いオペとなればこれはもう日本流の「量的緩和」という表現は妥当ではない。むしろ日銀やこの時事通信の記事のように無理解・無知なマスコミの一部の書き手によって徒な混乱を日本国民に招くだけであろう。 これが本格化しないことを祈りますよ(追記:ここの読売新聞の報道などその典型http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000007-yom-bus_all)。まあ、バーナンキFRBのように国民の生活のために(ドラエモンのブログで読んだけれども)落ちてくるナイフにあえて手をだしたところと、さんざん今回もそうですが事前に「身内」に情報をリークして自社?の保護を図ってきた集団とは発

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                                  • "20代前半でやっておいた方がいいことは?" - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                    ファーさんが思う、20代前半でやっておいた方が 良いことを思いついた限り教えてください。 是非参考にしたいと思います。 「いましかやれないことに打ち込んでください」みたいなクソな回答はしないように頑張ってみます。3つ目からが本番です。 自己啓発書を読みまくる チャラく遊びまくる 海外で"生活"してみる カッコ良い人に出会ったときに素直になる 自己啓発書を読みまくる すでにやられているかもしれませんが、自己啓発書を読みまくってください。流行ってるビジネス書も斜め読みしてください。 1つには「共通する考え方をおさえる」と「知っているフレームワークを増やす」意味です。人間が名案と思ってるものの大半はパターンに収まると思いますので、パクった方が早い。これを抑えるのは早ければ早いに越したことないと思います。 おそらく20代前半では分かったつもりになって行動に落とし込めないと思います。他人に喜びを与え

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                                    • 高橋洋一『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                      高橋さんの新著です。シノドスでのレクチャーが元になっているようですが、バランスシートによる分析という一貫した視点は非常にわかりやすいですね。特に統一的な観点から主要な政策問題を、官僚や評論家たちの意見のどこが誤りなのか具体的に指摘できる点ですぐれています。あと余談ですが、ネットの匿名官僚批判もあり面白いです。 第1章は基本的なバランスシートの読み方のコツを伝授するところから始まり、政府のバランスシートそこにおける徴税権の意義などに注目しています。また過去の高橋さんの実務体験が紹介されていて、不良債権問題や政府のバランスシート作成やALMなどの重要な仕事にどれだけ貢献してきたかがわかりそれ自体面白いものだと思います。 第2章は、バランスシートを利用した「埋蔵金」の発見の話です。これに対して、財務省が「埋蔵借金」という噴飯ものの主張をしたり、特別会計の一般会計化がかえって財務省などに都合のいい

                                        高橋洋一『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                      • 定額給付金雑感 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                        定額給付金が政治的な争点にまたなっているみたい。実はなんでもめてるのか理解不可能。年末に、偶然に聞いたJ-WAVE(ちなみに同局の経済ネタはジョン・カビラの落ち着いた物言い以外はゲスト含めて最低最悪。10数年来の視聴者として涙)にたぶん大川総裁がでていて元気よく?「定額給付金は政策ではない(あんなのだめ)」みたいなことを何度も興奮ぎみに話していた。 ちゃんとした政策だと思うけれどね。で、野党陣営がこれを政争の具にした理由が世論の反対みたい。いわゆるバラマキ。よく知らないけれどもミッチーの息子も定額給付金に反対しているよう。 そもそも埋蔵金を利用しての定額給付金だったら、十分な景気「政策」である。将来の増税にコミットせずに、埋蔵金を利用することは(きびしい不況下で埋蔵金を利用して国債償却を推し進めるのは単にナンセンスなので)、十分に景気刺激的である。 僕が反対するとしたら、1)定額給付金の額

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                                        • 鈴木淑夫『日本の経済針路』、民主党の政策のバイブル? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                          民主党の経済政策について論説を書くために購入。利上げ派の家元の書。 さすがに白川日本銀行総裁を「孫弟子」というだけあり、日本銀行が過去と現在にもっていたすべての「日本銀行思想」をフル回転させている。いわく良いデフレとか「強い円」だとか、最近では「輸出構造論」とか。 「〇一〜〇八年の小泉・安部・福田政権の下で、日本国民の生活は、超低金利による預貯金の目減り、円安による輸入品の値上がりと海外旅行費用の上昇、〇七〜〇八年の生活物資の値上がりによる実質所得、実質賃金の下落、雇用不安という四重苦を味わってきた。国民生活にとっては、低金利より高金利が有利、円安より円高が有利、インフレよりデフレが有利、雇用の不安より安定が有利である」 さて鈴木氏も「闇雲に金利を引き上げ」ることはしないと注意書きしている。鈴木氏はこういう。 「(1)超低金利を、預貯金が目減りしない正常な水準に引き上げ、(2)名目円レート

                                            鈴木淑夫『日本の経済針路』、民主党の政策のバイブル? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                          • 「こんなにも俺たちは時間を無駄にしていたのか…」デキるビジネスマンの最強時短ツールを使った1日 | シゴトLOVERS - 明日のシゴトが楽しくなるビジネスハック術

                                            photo by morrosv7 俺たちはいくつもの業務時間を無駄にしてきた 今回紹介するのは世にもデキる男の物語だ。デキる男、つまり時間をうまく使う男のこと。 時間をうまく使う男は、いったいどのような時短ツールを使っているのか。 今回はビジネスパーソン必見のJDO(時間をうまく使うデキる男)の一日を追った。 ———– 8時50分 出社! 俺はとあるIT系会社に3年勤めている。 チームを任せられる身になったとはいえ、まだまだ業界では修行の身。 先輩や上司が出社する時間よりも“5分早く出社“が俺ルール。Googleスケジュールをいち早く確認したあとはチーム内のタスクをチェック。 「あ、山田さんに見積書の発行を頼まないと!」 忘れていたタスクをchatworkでチーム内の部下(山田)に連絡! スムーズにタスク化して漏れとミスを防ぐぜ。これも時短の一つ! ▼chatwork 9時30分 業務開

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                                            • 勝間和代のBook Loversを聴いた その2

                                              はい。珍しく予告通りのその2です。前回のエントリーは経済学者の田中秀臣先生をはじめ、ブログ等で紹介してくださった方々がいました。ありがとうございます。 さて、今回は経済学者の飯田泰之先生です。前半はミクロ経済学の話ですが、徐々にマクロの話へ移行していきます。経済成長とは具体的に何なのか、何をどうすれば経済成長といえるのかが語られます。 僕はさっそく本編で紹介されている『哲学思考トレーニング』と『将軍たちの金庫番』を買いました。んで、江戸時代の経済史を解説した『金庫番』は僕もおすすめします、文庫本ですし。前回の内容とも関わりますが、官僚と金融政策がテーマと言ってもいい本で、とくに幕府とハリスの交渉の解説は必読でしょう。官僚的な人ってのはいつの時代でも変わらないのか、と脱力すること間違いなしです。江戸の三大改革の経済的な実態は、もうなんというか情けなさでいっぱいです。自分の不遇さや劣等感を、倹

                                              • 『文藝春秋』「日本最強内閣」大アンケート - Economics Lovers Live

                                                うっかり更新した気になっていたら日を空けてしまった。実はいま、麻生政権後の経済政策というテーマ、そしてそれとは別にオバマ政権の経済政策というテーマの二本で原稿依頼をうけている。前者はソフクリのメールマガジンなので近いうちに、皆さんも目にする機会があるだろう。もちろん僕はこのブログのエントリーを書いてすぐにまた仕事に向かえば、という条件つきだが 笑。 ただ「麻生政権後」の「後」というのはいったいいつなのか。僕はブログでも書いたが、憲法の規定が許すぎりぎりまでやってもおかしくないと、「西松建設ショック」後のいまでも思っている。というか、あのエントリーを書いたときに、すでにその種のショックが起きることを想定して書いていた(と似非政治評論家風に追記しておく 笑)。実際にありがちなのは、自民・民主双方に政治的な期待感の点で低迷したまま総選挙をむかえ、そして与党側がぎりぎり勝ってしまい、そして民主の方

                                                  『文藝春秋』「日本最強内閣」大アンケート - Economics Lovers Live
                                                • 子どもの扱いがうまい大人の姿を見て、モテとの相関を考えてた。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                                  たまーに参加させてもらうBBQやらピクニックで考えたことです。こういう大人も、子どもも、おねーさんも集まる場があるじゃないですか。 みんなそれぞれ好き勝手にやりなよーという場は素晴らしい。俺はああいうカオスが好きです。特に子供連れの大人が、日頃の育児から解放されて、楽しんでいる光景はなんかニンマリしてしまう。そんなときに他人の子どもの相手を、「買って出てる人」を見ると振る舞いがちょーー参考になる。 んで、あの構図は「モテ」の構図に近いな、と思わされるわけです。 言葉を選ばずに書けば、ガキはうるさいものです。一般的にそーいう場では、おとなしくしてる子がかしこい子、と言われがちな傾向があるけれど、うるさい子というのは「楽しいこと」とか「自分がやりたいこと」に忠実で外交的とも言えます。そして、そういう子にひとたび「イケる」とロックオンされると、一切の遠慮が、ない。 俺自身、ガキの頃から人見知りが

                                                    子どもの扱いがうまい大人の姿を見て、モテとの相関を考えてた。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only
                                                  • #lovers - ぎざねこ | 少年ジャンプ+

                                                    #lovers ぎざねこ ジャンプ+連載争奪企画「ミリオンタッグ」番組内で好評を博した課題作品が完成原稿で登場!!遠い未来、宇宙人によって滅ぼされた地球。誰よりも宇宙人を殺したい人類の生き残り・ケイゴと、退屈を持て余す最強の宇宙人・デコルテ。出会った二人の間に芽生えたのは憐憫か、憎悪か、愛情か――。たったふたりの逆襲が、始まる。

                                                      #lovers - ぎざねこ | 少年ジャンプ+
                                                    • デフレとリフレと再分配 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                      http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20090115 finalventさんの疑問に簡単に答えるコーナーです。 深刻な不況に、積極的なマクロ経済政策(もちろん政府や中央銀行がお金をいじる=金融緩和政策や財政政策のこと)が納得できない、理解できない、支持できない、という人を無理に説得する意欲が、特にネットではわかない。それはコトバはきつくなるが、僕には単なる「知識が不足している」か「理解が足らない」かであるし、別にそれを解消できないのは経済学者の責任でも、もちろんリフレ派の責任でもないからだ。学生であれば指導するが(それでメシをたべているので)無料のディナーは用意するにも限界がある。 つまりは、ご本人たちの問題でしかない。finalventさんが1日でも早くちゃんとした理解に到達されることを応援したいと思うが、心で応援しているだけにしたい 笑。 端的にいって本屋に

                                                        デフレとリフレと再分配 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                      • ビッチだった過去を知っている彼氏が、なぜ自分を大切にしてくれるのか分からない - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                                        初めまして。23歳の女です。最近彼氏ができたのですが、その彼の会社の方々、10人くらいと1年前くらいに関係を持っています。 彼と出会う前の出来事であり、ほとんどの方がワンナイトでした。彼はそのような過去を受け入れてくれています。 ですが、私自身で、なぜ彼のような素晴らしい人が私のような女を大切にしてくれるのかわからなくなります。 ファーさんは経験人数豊富な女の子をお付き合いしたことがあると記事で読みましたが、どのような想いでお付き合いしていましたか。 こんにちは。ご質問を読んだ瞬間に吹き出してしまったのですが(失礼)、かなり人生を楽しんでいたんですね! 自分を振り返ると「過去は過去、今は今」という心境でしたよ。好きであればあるほど嫉妬…まではいかないですが、「くぅ…!」という感情がないのは嘘になります。でも、それはもはや『取り返せないもの』ですよね。 相手がどんな努力をしても取り返せないこ

                                                          ビッチだった過去を知っている彼氏が、なぜ自分を大切にしてくれるのか分からない - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only
                                                        • 【保存版】使い過ぎには注意!今さら聞けないカタカナビジネス用語50選(翻訳付き) | シゴトLOVERS - 明日のシゴトが楽しくなるビジネスハック術

                                                          ビジネスパーソンの業務効率化を応援するクウハッカーでは、今後このブログで定期的に「使えるビジネスハック術」をお届けしていきたい。 さて、今回のテーマは「今さら聞けないカタカナビジネス用語」について。 上司や先輩から言われた難しいビジネス用語が理解できず、後々こっそり検索した経験のある人も多いはず。 まさか「日本語で言ってください」と言う訳にもいかないので、業務を円滑に進めるためにビジネス用語の理解は避けて通れない道である。 これらを覚え、正しく適度に使用することでイケてるビジネスパーソン感を演出する効果も期待できる。 だが、何事にも限度があることは頭に入れておきたいところ。 「自分は難しい言葉を知っている」感を出し過ぎると、高い確率でウザがられるのでご注意を。 また、強引にビジネス用語を使おうとするあまり、言葉の意味としておかしくなっていたり、間違った使い方をしているケースも散見される。

                                                          • 鳩山政権と予算のソフト化・ハード化:高橋洋一・竹内薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』 2009-12-16 - Economics Lovers Live

                                                            あの『バカヤロー経済学』が、夕陽のガンマンのように帰ってきたよ。高橋洋一・竹内薫「鳩山由紀夫の政治を科学するー帰ってきたバカヤロー経済学』。高橋さんから頂きましたありがとうございます。やはり時論の中で、高橋さんが日本にいるといないとでは大違いでしょうw。これは最近読んだ時論の中では、岩田先生の『金融』(全銀協)論文と並んで最も刺激的な著作です。竹内さんという得がたい対話相手を得て、高橋節が冴え渡っていますね。 本書は鳩山首相を理系宰相として持ち上げながら、この政権の目的関数、制約条件、最適解、小沢陰関数定理を描くことで、いまの日本の政治状況を鋭く描くことに成功しています。網羅的なのですが総論ー各論のバランスがいいので、たとえば人文系の人が好んでいる宮台真司の『日本の難点』と比較して読むだけで、そこのあなたは凡百の思想系・社会学系知識人よりはるかに高い知見を得ることができるでしょう。 鳩山政

                                                              鳩山政権と予算のソフト化・ハード化:高橋洋一・竹内薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』 2009-12-16 - Economics Lovers Live
                                                            • My Twitter Lovers

                                                              My Twitter Lovers My Twitter Lovers will tell you the people who loves you on Twitter. Doesn't this make you wonder who they are? Well, find out now! Tweet My Lovers Follow the Developers / Siga os Desenvolvedores Note that "My Twitter Lovers" uses Twitter's OAuth API, which means your login credentials are not disclosed to us and are perfectly secure. You are able to revoke access from our applic

                                                              • [経済]戦慄すべき本だった件について - Economics Lovers Live

                                                                http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html 実はまだ読んでないんだよなあ。笑。まあ、疎外論ぽい枠組みは、新古典派経済学を少し応用すればできる(もちろんそれはマルクス経済学の疎外論とは違う)し、また同様に新古典派経済学を利用してマルクス的ひがみ論とは違う次元でひがみ論を語ることができる。だから疎外やひがみ自体は経済学的にみても重要なテーマだと思う。 ということを山形さんが一言でいうと次のようになるんだろうね。 :疎外論とやらを勉強しても何の御利益もなさそうどころか、それでまたもやポル・ポトと同じ論理に陥るのでは何の甲斐もないじゃないか。それに、そこで言われていたようなことは、ゲーム理論のナッシュ均衡でおおむね説明できてしまうんなら――何の意味がある?: まあ、実際にはナッシュ交渉解なんだけども、このような新古典派経済学の枠組みを少し拡張して、疎外やひが

                                                                  [経済]戦慄すべき本だった件について - Economics Lovers Live
                                                                • 朝日新聞朝刊「昭和恐慌に学べ」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                  おお! 朝日新聞の神谷穀記者の記事、これいい! いまの世界金融危機を回避したり、今後の世界経済の動きを考える上で、昭和恐慌や大恐慌期の教訓を活かすべきだとする趣旨の記事。特に保護主義への台頭が資源や市場の争奪戦を招く、という指摘は重要。ここでもとりあげたけれども保護主義を主張する勢力は多いから。コメントをうけた三人の面子もいい。岩田規久男先生、安達誠司さん、若田部昌澄さん、といった面々である(旗幟鮮明)。 安達さんのコメントを引いておきましょう。 「麻生首相が重んじる財政支出の拡大も、金融政策が緩和に向かわなければ、金利上昇圧力がかかって円高を誘う」「昭和恐慌のように再び誤った政策を採るリスクが台頭している」と指摘しています。昭和恐慌も井上準之助蔵相が円高誘導で恐慌を悪化させた教訓からです。 いまの日本は財政政策も中途半端、金融政策は現状ではまったく受動的な立場をほとんど変更しておらず、日

                                                                    朝日新聞朝刊「昭和恐慌に学べ」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                  • 日本銀行とFRBの違いを一言ぐらいでまとめる 2009-01-12 - Economics Lovers Live#p1

                                                                    先日もこのブログで話題になったし、昨日ぐらいから日本の各所でもジャネット・イエレンの発言が注目されている(和訳は暇人さんのところ)。FRBの当事者が日本銀行とFRBは違うと強調しているのは、僕みたいな人からみると「日本銀行の政策は反面教師ずら」(なぜか銭ゲバ風)といっているのに等しい。FRBの政策と日本銀行の「量的緩和」を同じ次元で考えるのがいかに間違っているのか、この間の日経の記事みたいな何の問題意識もない記事が垂れ流されなくなることを真剣に祈る。 さてFRBと日本銀行の政策の違いを一言でまとめると 「FRBのはマクロ金融政策、日本銀行のは金融システム安定化政策である」*1 というのに結局は尽きる。前者が失業や物価の安定を目標にしているとすれば、後者は、例をあげれば銀行取付の回避とか銀行の貸出機能の健全化などを狙うものである、ということだ。もちろん日本銀行の政策当局者に「おたくは景気回復

                                                                      日本銀行とFRBの違いを一言ぐらいでまとめる 2009-01-12 - Economics Lovers Live#p1
                                                                    • 松尾匡のマクロ経済学観 - Economics Lovers Live

                                                                      松尾さんの最新エッセイをぼーと見てたら気になることがかいてあった。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay_91231.html 現代的なケインズ理論は、価格や賃金が伸縮的だということを出発点にして話を組み立てています。 これって実は十年位前には常識的でなかったんですね。いまでもそうかも。 従来の常識では、ケインジアンってのは、市場メカニズムは不完全で価格も賃金も動きにくい、だから供給過剰になっても自動解消できないから、政府が公共事業とかやって総需要を増やしてやって均衡させるって考え方とされてきました。それに対して、新しい古典派は、規制緩和とかして価格や賃金がスムーズに動くようにすれば、市場メカニズムはうまく働いて自動調和するんだって批判したわけです。 特に1970年代のスタグフレーション(不況下のインフレ)をケインジアンはうまく解けなかった。それを新しい古典派

                                                                        松尾匡のマクロ経済学観 - Economics Lovers Live
                                                                      • 岡田靖さんの読書リスト - Economics Lovers Live

                                                                        Twitterで忘れないうちに、岡田さんの読書リストを覚えてる範囲で書きとめたけど、これはそれをまとめたもの。日本のリフレ派の著作は基本的に省略。 小室直樹『危機の構造』(かなり影響うけたといってた)。 アンドレスキー『社会科学の神話』(これでその影響を覆した)。 http://www.ichigobbs.org/cgi/15bbs/economy/0563/ より 21: ドラエモン  2002/07/10(Wed) 09:49 >>18 「社会科学の神話」は、経済学やめちゃうリスク(w)より、他の分野の社会科学研究者 に、遥かに破壊的な効果をもっているんではないの?この本が出版されたとき、日経の書 評欄に西部氏が「これをいっちゃーおしめーよ」と書いてた。レヴィ・ストロースの研究 が、ある時期から曲がり始め、構造主義がトンデモに転落してゆく軌跡が大笑いだったね。 まあ、黒木さんの大好きな

                                                                          岡田靖さんの読書リスト - Economics Lovers Live
                                                                        •  人間関係希薄化をめぐる視点(山形浩生vs山田昌弘) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                          『国民生活白書』をめぐる見方の異なる論説を続けて読む機会がありました。ひとつは『サイゾー』8月号の山形さんの「山形道場」です。 山形さんは、『国民生活白書』での(家族、地域、職場での)人間関係希薄化への警鐘に異論を提起しています。人間関係の希薄化は皆が望んだことなのだからと。濃い人間関係はもはや面倒なだけではないか、そして互助組織みたいなものに全面的に頼らなくてはいけない社会ではもはやないから(それだけ豊かになったから)、人間関係が変化したのだ、と。 もちろん「人間関係」というのは複雑なものですし、山形さんの主張は、この「人間関係」が希薄化したからといって、それを政府が音頭とってどうなるもんじゃないだろう(人々が自発的に選択した結果であることが濃厚だし、市場の失敗という明白な証拠はない)、ということでしょう。 それに政府はおせっかいはやめて、経済の安定化に邪魔にならないようにしていれば、社

                                                                             人間関係希薄化をめぐる視点(山形浩生vs山田昌弘) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                          • 結城タスク / YukiTask - A Simple Task Manager for Command Line Lovers.

                                                                            Hiroshi Yuki A Simple Task Manager for Command Line Lovers. YukiTaskは、シンプルなタスク管理ツールです。 YukiTaskは、シンプルなタスク管理ツール。 コマンドラインで作業する人向け。 結城浩が毎日使っているものを公開。 「結城タスク」と呼んでください。 YukiTask is a simple task manager. YukiTask is designed for those who love shell and command lines. Current Status Various practical ideas / 実際的なアイディアなどをZennで書いています Most scripts or templates are available in GitHub. Not enough tutorials

                                                                            • 山森亮『ベーシック・インカム入門』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                              とてもためになる本。負の所得税とベーシック・インカムの差異と類似点も明瞭に解説されていて勉強になる。ベーシック・インカムが勤労インセンティブ、または賃金労働(勤労インセンティヴと等価の問題ではない)の問題とどう関連しているかが、本書の中心的なテーマだろう。後者の賃金労働(の制度的前提=福祉国家の理念そのものと山森氏は指摘している)については、ベーシック・インカムの構想は、僕の考えでは理念的な意味で対立したものだと思う。 もっとも実践的な制度設計では共存可能だろうけど。これは本文中でもバートランド・ラッセルがかなり明白に言い切っている、ことを山森氏は紹介している。日本でも生存権の認承が、賃金労働と無縁な形で認められるべきだとする主張はあった。例えば養老年金問題に関する福田徳三と桑田熊蔵の論争を参照されたい。福田は後にラッセルの考えも自分の中でこなし、「日本のラッセル」ともいわれた。 山森氏の

                                                                              • 日本の経済政策雑感 - Economics Lovers Live

                                                                                麻生首相、消費税10%案を検討=2段階引き上げも(時事通信) リンク先が途切れるかもしれないけれど、まあ、それが日本の現実なのでそのままに。 すでにこの減税中心の経済政策と消費税増税への明確なコミットのもたらす効果については、このエントリーに書いたけれども、数日前とはいえ、ブログの弱点でもう忘却されてるかもしれないので再リンクと一部抜粋。 :しかし仮に首相が本気で最優先で景気対策をしようとするならば、減税の財源に増税をする(厨房でもわかると思うが、その効果はプラマイゼロに動くだろう。時間の間隔をあけても今日10万円もらえるが明日10万円返すようにといわれたらあなたはそのお金を使うだろうか?)ということを同時に掲げるのは、景気対策への本気度を十分疑わしくするものだろう。: 例えば今回の経済対策の手法である給付方式(お金を直接配布したり、クーポンを配る)や一時的な定額減税方式などの効果が、将来

                                                                                  日本の経済政策雑感 - Economics Lovers Live
                                                                                • 諦めた恋ってめっちゃエモい。もっと聞かせてくれよ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                                                                  今日はいつもとちがうテンションで書いてみます。 恋愛には「実らなかった恋に意味はあるのか?」という命題がある。 漫画『ハチミツとクローバー』はこれを見事に描ききったからこそ、多くの人が胸を焦がしたんだろう。 ハチミツとクローバー 1[Kindle版]posted with ヨメレバ羽海野チカ 白泉社 2016-08-10 KindleAmazon[書籍版] 恋愛は最高に楽しくて、人生を充実させてくれるもの 俺は10代の頃からこう考えてきたけど、恋愛の魅力って「成功」する楽しさだけじゃない。大人になればなるほど、成功率とかコスパを考えてしまうけど。 気になる人が目の前に現れて、一挙一動に目を奪われて、その人に頭を奪われてバカになって、自宅にひとりでいるときまでワクワクモヤモヤできる、そのこと自体が恋愛の醍醐味だ。 思えば自分が女の子にハマったのは「女ってわかんねー!」ってところに嬉しい悲鳴を

                                                                                    諦めた恋ってめっちゃエモい。もっと聞かせてくれよ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only