楽天証券は5月8日、口座数が4月に900万を超えたと発表した。「国内証券会社単体(開示情報ベース)で最多」とうたっている。 “単体最多”を強調するのは、SBIグループが3月末に口座数1000万を超えているからだ。ただし、SBIは傘下のSBI証券、SBIネオモバイル証券、SBI証券ネオトレード証券、FOLIOの口座数を合算したもの。SBI証券単体の口座数は、2021年3月を最後に開示されていない。 併せて、つみたてNISAの口座数が業界最多となる300万を超えたことも発表した。22年9月末時点の日本証券業協会の数字によると、楽天証券のつみたてNISA口座シェアは56.3%となっており、トップだ。 関連記事 楽天証券、投信積立が足踏み ポイント還元変更の影響は? SBIの手数料無料化にどう対応する? ハイペースで拡大を続けてきた楽天証券の投信積立が曲がり角に来ている。22年10~12月の投信積