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みちくさのみちの検索結果1 - 11 件 / 11件

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みちくさのみちに関するエントリは11件あります。 研究science などが関連タグです。 人気エントリには 『オンライン授業でちょっと困った話―ゼミ編 - みちくさのみち』などがあります。
  • オンライン授業でちょっと困った話―ゼミ編 - みちくさのみち

    前回の続きです。前回の記事はこちら。 negadaikon.hatenablog.com ブログ講義の一方で、あんまりうまくいかなかった気がするゼミの記録です。同時双方向型でテレビ会議を使って実施しました。 どの辺を改善していくべきか、まとめてみたいと思います。 かわすみさんによる写真ACからの写真 進め方の概要 ゼミでは文献要約の発表を、担当者を決めて順番に行ってもらいました。基本は各回の1人発表→質疑応答→まとめ という流れです。 ゼミの連絡はSlackを使用していました。 資料(レジュメ)の共有はSlackで事前に送付してもらい、また画面共有は教員の手元で行なうか、発表者に操作してもらったんですが、そもそもWordの縦長のドキュメント自体が見づらいようでした。PowerPointスライドならいいのかもしれませんが、日本史の研究発表でPowerPointを使ったことがないので、私もどう

      オンライン授業でちょっと困った話―ゼミ編 - みちくさのみち
    • 日本史前近代史(古代から近世まで)の勉強に読んだ参考文献まとめ - みちくさのみち

      春学期講義が終わった。今期は日本史の概論で前近代も担当することになったので、参考にした本をまとめておく(ただし全部ではない)。わかりやすい説明の仕方を求めた結果、ついつい新書や概説が中心になってしまって、本格的な研究書には手が出せなかった。来年度以降さらに精度を高めたい。 ※なお、言い訳がましくなりますが、筆者の専門は明治以降の日本近代の思想史であって、前近代のほうはこれまでなかなか勉強もできておりませんでした。その点でかなり恥ずかしい内容ですが、あれも読んだ方がいいぞというご意見をいただければ幸いと思い、こちらに掲載いたします。 私、毎年こんなこと考えていて、高校日本史の学び直しでもほぼ一年前にこんな記事を書いているので良かったらあわせてご覧ください。 高校日本史の学び直しに向けて今何ができるだろう - みちくさのみち 授業で扱うので、通史に関しては、できるだけ平易な説明のものを参考にし

      • 2019年に出た本で印象深かったもの - みちくさのみち

        図書館を辞めて大学教員になって2年目になりました。また私事でも色々ございました。そんななかで読んで考えさせられたもの、印象に残ったものなどをランダムに挙げていきます。お送りいただいたものでご紹介できないものもありますが、ご容赦ください。 漫画なのですが。今年ハマったものの筆頭は鬼滅の刃だと思います。大正時代を舞台にした鬼退治の剣戟なのですが、個性的な仲間との共闘、先輩や祖先から代々受け継いできた技や志の継承など、ちょっと往年の聖闘士星矢っぽさもあり、アラフォーも楽しめるような気がします。授業では導入に使いつつ、ちょっと違う大正の実像について知ってもらおうと試みたのですが、学生の食いつきが違いました。凄い人気なのを感じます。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス) 作者:吾峠 呼世晴 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/06/03 メディア: コミック あと漫画としてはこちらの昭和

          2019年に出た本で印象深かったもの - みちくさのみち
        • 初学者向けメディア史関係文献リスト:雑誌から日本の近代史を見る - みちくさのみち

          本リストは、私、長尾が2023年度に「雑誌から日本の近代史を見る」という授業資料に添付した参考文献リストを元とし、その一部内容を修正したものです。聴講者は1、2年生向けの入門講義でした。 見返すとなかなか不十分な点が多々あって気になりますが、近代日本の活字メディア史に興味があるけれどどこから手を付けたらよいだろうという人への案内になればと思い、公開してみます(放送や映画は全く触れられていません、あしからず)。 さらに知りたいという人はそれぞれの本の注記や参考文献一覧を参照してもらうのがよいです。 なお少々古い記事(10年以上前!!)となりますが、関連して以下のようなものも書いております。よろしければ、あわせてご覧ください。 negadaikon.hatenablog.com negadaikon.hatenablog.com 講義内容に直接に関わるものとして 長尾宗典「雑誌研究と図書館:歴

            初学者向けメディア史関係文献リスト:雑誌から日本の近代史を見る - みちくさのみち
          • レポートの段落冒頭1字下げ問題考 - みちくさのみち

            学生向けに、日本語のライティング指導をしている大学教員にはなじみ深い話題であろうが、卒論やレポートの添削をしていると必ずぶつかるのが、文章の書きだしや、改行後の次の段落の冒頭を1字分あけるルールの不徹底である。 レポートの教科書にはだいたいそうしろと書いてあるが、概ね、見やすさからそのようにすると書かれてはいるものの、いつからそのようにするのかというような立ち入った 説明はない。 学生による学生のためのダメレポート脱出法 (アカデミック・スキルズ) 作者:慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 発売日: 2014/10/21 メディア: 単行本 レポートの書き方入門の定番になりつつある?『アカデミック・スキルズ』のレポートの巻も、最初から字下げは当然のことのようになっているし、親しみやすい文章でおなじみ『論文の教室』などは、改行が多い司馬遼太郎の文体を模写して段落とパラグラフの違いを論じてい

              レポートの段落冒頭1字下げ問題考 - みちくさのみち
            • 日本史演習系科目の運用とSlack - みちくさのみち

              タイトルのまんまなのですが、昨年度の終わり頃から、Slackを始めて、学部3年以上の弊ゼミ生は全員登録するように。ということにしております。 全く予期せずして、今般の新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の影響によって、新年度の授業が対面式で行えなくなったことで、昨年度末からゼミ生に声掛けしてSlackに登録せよと呼びかけていたことがギリギリ奏功している感じでもあり、また各地で始まっている遠隔授業のなかで、多少なり参考となる事例が提供できるのであればと思ってブログを書いてみます。 導入経緯 Slackを使おうと思ったきっかけはいくつかあるのですが、一つは、事務仕事と研究指導のメールを分離しないと後者が埋もれて破綻する、という危機感が強くなったことによるものです。 多くの同業の方に覚えがあると思うのですが、大学教員、メールがいっぱい来ます。期末のレポートを課したときなどには、もう引く

                日本史演習系科目の運用とSlack - みちくさのみち
              • 2020年に出た本で印象深かったもの - みちくさのみち

                コロナ禍でいままで経験したことの無いような年の暮れです。緊急事態宣言が出る以前のことは、なんだか今年の事だったか去年の事だったかすら記憶が曖昧で…。皆様もくれぐれもお気を付けください。 大学ではオンライン授業のため、在宅で仕事をする日が多くなり、いままで通勤時間におこなっていた読書ができなくなり、結果として、あまり本が読めなくなるという逆説的な状態になりました。そんななかで読んで考えさせられたもの、印象に残ったものなどをランダムに挙げていきます。 お送りいただいたものでご紹介できないものもありますが、ご容赦ください。 関わらせていただいたものでは、恩師の編著であるこちらが。 官僚制の思想史: 近現代日本社会の断面 発売日: 2020/05/22 メディア: 単行本 また、兄弟子による外交文書の読み方を指南する本も刊行されました。あとがきの集中的な執筆の仕方を読んで、私にはマネできなかもしれ

                  2020年に出た本で印象深かったもの - みちくさのみち
                • Podcastの作り方 - みちくさのみち

                  anchor.fm ありがたいことに「みちくさのみちpodcast」友人はじめいろいろな方に聴いていただいているようです。 誠にありがとうございます。 私自身は、動画より低コストで、分野外の論文を読まない人への研究の紹介ができ、さらに学生向けには何かの授業で使えそうなネタを、学部生から院生までをターゲットに教材として作り置きしていく感覚で上げておりますが、まあそれにとらわれず無理せずやろうと思っております。 今後ともよろしくお願いいたします。 さて、簡単にできるのか?とのご質問をいただいたので、割と簡単にできたということで、やり方をご報告いたします。面白い話をしてくれそうな関係者の方が乗ってきてくだされば。 まず、Anchorというアプリを教えてもらって使っています。Spotifyが提供しているポッドキャスト作成ツールですね。 これは何で使い始めたかというと、私にポッドキャストを勧めてくだ

                    Podcastの作り方 - みちくさのみち
                  • オンライン授業(オンデマンド型)をやってみた話―講義編 - みちくさのみち

                    ぐっとぴさんによる写真ACからの写真 オンライン授業の実践について、やったことの記録を備忘のために書き残します。この教育効果については、半期だけでどれだけの成果が出たかは議論しにくいとは思うので、その評価は置いておきます。 いわゆるオンライン授業には、①テレビ会議を使った同時双方向型というのと、②授業資料をダウンロードして期限までに課題に取り組むオンデマンド型というのと、2種類があります。 私は講義系科目は全部オンデマンド方式で実施しました。 最初は昨年度の授業で使用したプリントとPowerPointのスライドをPDFにして大学のLMSにアップしようかとか、スライドに音声を吹き込んで動画化し、個人で取得したYoutubeアカウントにアップしようかとか、色々と考えたのですが、スマホで受講する学生が通信制限が来たときに、それでも重いのではないか?と考えて、家族と話しているうちに閲覧にパスワード

                      オンライン授業(オンデマンド型)をやってみた話―講義編 - みちくさのみち
                    • オンライン授業(ブログ講義)事例 - みちくさのみち

                      この記事は、オンライン授業の事例紹介です。 2020年度春学期 城西国際大国際人文学部の「歴史・文化の視点」の授業のうち1回分を、「思想史研究の事例―もの言う読者たち―」と題して行った回の一部改変です。 改変を加えた個所は授業出席のフォーム(Googleformを利用しました)や連絡事項、授業外で使用するのが微妙と思われる図版などですが、内容についてはおおむねこんな感じです。 なお、講義内容は以下の図書掲載の拙稿「読者―「誌友交際」の思想世界」に基づいています。 近代日本の思想をさぐる: 研究のための15の視角 発売日: 2018/11/14 メディア: 単行本 (以下、本文) 今回から、少し歴史研究(思想史研究)の具体例について、お話をしていきたいと思います。『近代日本の思想をさぐる』第14講と併読してもらえれば、理解が深まると思います。 1.読者研究とは なぜ読者か 地方文芸同人誌の世

                        オンライン授業(ブログ講義)事例 - みちくさのみち
                      • みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜 • A podcast on Spotify for Podcasters

                        近代日本の思想と文化を専攻する配信者が、「図書館」と「歴史」という切り口から、人文系の研究と教育にまつわる話題をお届けします。 なお、発信内容は個人の見解に基づくものであり、所属する組織や団体とは関係がありません。 ※こんな方におすすめかと思います・・・人文系の学部・研究科等に所属する大学生・大学院生、これから人文系の学部に進学しようかと思っている受験生、研究者、教員、図書館で働いている人、図書館で働きたいと思っている人、日本史に限らず人文系の研究領域に関心のある方。 website negadaikon.jp/ Instagram instagram.com/negadaikon?igshid=YmMyMTA2M2Y= BGM:お気に入り図書館(by MAKOOTO) dova-s.jp/bgm/play16559.html

                          みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜 • A podcast on Spotify for Podcasters
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