「アベ政治を許さない」と掲げていた老人も、「安倍のほかに誰がいるんだ!」と食って掛かってきた老人も、同じような瞳の輝きをしていたことを忘れない。
リベラル派の中には、「安倍のようなバカが首相のままでいられるのは、国民がバカだからだ」と言う人が少なからずいます。たしかに、安倍氏が首相のままでいられるのは、国民の多数が政権与党である自民党を支持し続けていることもその一因かもしれません。しかし、果たして本当に、「アベ政治」がのさばり続けるのは「国民がバカだから」で済む話なのでしょうか。 私は「愚民観」には与しませんが、仮にもし民衆が愚かだとして、そんな「愚かな民衆」を作り上げたのは、いったい誰(何)でしょうか。まさか、民衆が愚かなのは一人ひとりの「自己責任」だとでも言うのでしょうか。 「安倍のようなバカが首相のままでいられるのは、国民がバカだからだ」と言う人は、「木を見て森を見ず」の過ちを犯しています。「アベ政治」は、あくまでも「構造」の問題です。つまり、いくら民衆を「バカだ」と罵ったところで、「アベ政治」をのさばらせる「構造」を変えなけ
首相官邸ウェブサイトより 安倍晋三首相が今日、辞任すると発表したことは、祝うべきことだ。戦後の日本で、安倍政権ほど、政治・社会をメチャクチャにした政権はないだろう。日本の憲政史上、最悪最低の7年8ヶ月であった。本来であれば、数々のスキャンダルから安倍首相はもっと早くに辞任していたはずだった。もし、自民党の政治家達がもっと勇気があり、かつマトモであったならば。もし、日本の大手マスコミが圧力に屈したり、自主規制したりしなければ。もし、もっと多くの有権者が政治についてもっと注意深く観察し、選挙の際に投票していたならば。そう、安倍首相が辞任すること自体は、喜ばしいことであるが、安倍首相の「負のレガシー」が日本の政治に残るようなことがあってはいけない。安倍政権の終わりと共に、いわゆる"アベ政治”的なものも、日本の政治から払拭しないといけないのである。つまり、 ・平気で嘘をつく ・一部の利害関係者以外
東浩紀/批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * たいていの社会問題は単純な正義では解決できない。その厄介さに目を向けるのが、本来の言論人の役割である。 けれどもそんな常識はいまや通用しないようだ。コロナ禍、ウクライナ戦争、旧統一教会と話題が変わるたびに世論は新たな敵を発見し、単純な善悪二元論で沸騰するようになってしまった。旗を鮮明にしないと、味方からも厳しく批判される。それでも数年前まではネット外の現実が防波堤になっていたが、いまは政治家もマスコミも大学人も皆ツイッターやユーチューブの動向に一喜一憂している。 この変化はいわゆる右傾化とは異なる。より深い場所で生じた変化だ。佐伯啓思氏は朝日新聞デジタルへの8月27日の寄稿で、いま問題なのは、リベラルの秩序の崩壊
ゴールデンウィークのある夜、ドライブをしていた男、コピでございます。 お読み頂き、有難うございます。 ↑↑↑ この画像を見て、僕がどこへ行ったか分かりますか? ぼかしがキツいからよく見えませんか? そうでしょう、それでイイでしょう。 この建造物、これアパートなのですが、この建物、実は僕が過去に住んでいたアパートなのです! ・・・誰も知らねぇ~って😓 まぁ、それだけの話です💦 そういえば、そのアパートの近所に『アベ政治を許さない』という紙をたくさん貼ったお宅がありました。 今は(当たり前ですが)その紙は剥がされています。 当時は気にも留めませんでしたが、家主の名前が無性に気になります。 表札を見てみました。 なんと!KISHIDAでした😲 本日の雑記は以上です。 「だから何?」と聞かれたら「別に何でもないよ」と答える男、コピでした。 お読み頂き、有難うございました。
作家の瀬戸内寂聴さんが心不全のため死去したとのニュースが11日正午過ぎ、各メディアで報じられた。亡くなったのは9日、99歳だった。執筆活動を続けてきた現役作家の大往生に、SNSを通じてお悔やみが続々と発信されている。 不倫に離婚、作家井上光晴との壮絶な恋愛を経て出家…。瀬戸内晴美の名で小説を書いていた当時の寂聴さんは、波瀾万丈を絵にかいたような激動の半生を送った。2016年に村川絵梨、林遣都らの出演で公開された映画「花芯」は、1957年に寂聴さんが執筆した同名作が原作。映画化作品公式サイトではこの小説を「発表当時、著者に『子宮作家』のレッテルが貼られ、以後、長く文壇的沈黙を余儀なくされた」と紹介している。 改名後は数々の文学賞に輝き、文化勲章も。一方で91年の湾岸戦争に際しては断食に訴えて即時停戦を願った。 市民活動の場にも出ていた寂聴さん。作家の澤地久枝さんら文学者も声を上げた「アベ政治
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