<コペンハーゲン大学の研究チームは、健康な高齢男性を対象に、運動強度の高いレジスタンス運動が筋肉とニューロンの接続を強化するのかについて調べた......> 私たちの筋肉量は40歳を迎える前から減少しはじめる。加齢に伴う筋力量の減少は、運動ニューロン (体に動くように命令する脳と脊髄の細胞) が分解するときに起こる筋繊維の減少が大きく関与しており、止められないが、大幅に遅らせることは可能だ。 高齢になっても、筋肉に一定の負荷をかけて筋力を鍛える「レジスタンス運動」によって、筋肉とニューロンの接続を強化し、脊髄の運動ニューロンを保護する。これが、身体の正常な機能に不可欠だ。 デンマーク・コペンハーゲン大学の研究チームは、健康な高齢男性を対象に、運動強度の高いレジスタンス運動が筋肉とニューロンの接続を強化するのかについて調べた。その研究結果は2022年7月8日付の「アメリカンジャーナル・オブ・