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カヒミ・カリィ 歌詞の検索結果1 - 30 件 / 30件

  • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

    2023年12月6日、ほぼ廃盤状態だった第二期SPANK HAPPYのシングルとアルバム、および〈菊地成孔 feat. 岩澤瞳〉名義のシングル“普通の恋”が、ついにサブスク解禁された。第二期SPANK HAPPYとは99~2004年、菊地成孔と岩澤瞳の2人で活動した時期の通称で、その歌・詞・サウンド・ライブ・ビジュアル表現などはカルト的なファンやフォロワーを一部に生んだことで知られている。菊地いわく〈作り出した私の思惑を遥かに超えて、人々を狂わせ、磔にしたまま、永遠に古びない〉二期スパンクスの作品、そして存在それ自体。Mikikiは、そんな二期スパンクスと“普通の恋”に人生を狂わされてしまった音楽家や表現者からのコメントを集めた(掲載は五十音順)。 なお二期スパンクスの全曲をDJプレイするパーティー〈2期スパンクハッピー・レトロスペクティヴ〉が来年、2デイズにわたって開催されることが決定、

      SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
    • 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 | 渋谷系を掘り下げる Vol.7

      渋谷系を掘り下げる Vol.7 [バックナンバー] 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 「渋谷系は無価値なものに価値を与える文化」 2019年12月25日 19:00 609 106 1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていくこの連載。7回目は吉田豪へのインタビューを掲載する。この連載では、日本の音楽史において重要な位置にありながら極めて実態のつかみにくい“渋谷系”について、主にムーブメントの中核を担ったアーティストや関係者の証言をもとに考察を進めてきた。しかし渋谷系が起こした波紋はアーティストに紐付いた文脈の中だけではなく、文脈外にも広がっているのではないか。それまでの日本の音楽シーンにはなかった多種多様なサウンドとビート、豊かなコード感覚を持ち込んだ渋谷系の音楽は、同時代から現在に至るまで多くのクリエイターの耳を刺激し、さまざまな

        吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 | 渋谷系を掘り下げる Vol.7
      • 周南市美術博物館「ちびまる子ちゃん展」(3)みんなに愛され続けている国民的アニメ(山口県周南市花畠町10-16) - 何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!

        【友蔵「心の俳句」コーナー・1階展示室】 「ちびまる子ちゃん」の中でも、まる子の祖父、友蔵が詠む「心の俳句」コーナーはとても味わい深いものがあります。友蔵は嬉しいことや悲しいことなど、心情を俳句にして気持ちを整理しています。【他の写真】 【「ハミングがきこえる」さくらももこ原画・1階展示室】 さくらももこが原稿用紙にペンで書いた「ハミングが聞こえる」の歌詞です。「ハミングがきこえる」はテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」第2期のオープニング曲の一つです。歌はカヒミ・カリィ。カヒミ・カリィは1968年栃木県生まれ。歌手。著書に自叙伝的エッセイ「小鳥がうたう、私もうたう、静かなそらに響くから」(主婦と生活社・181頁・2012年)があります。【他の写真】 【友蔵「心の俳句」コーナー・色紙・1階展示室】 まる子の祖父、友蔵が詠む「心の俳句」コーナー。さくらももこ描き下ろしの色紙で名句が紹介されていま

          周南市美術博物館「ちびまる子ちゃん展」(3)みんなに愛され続けている国民的アニメ(山口県周南市花畠町10-16) - 何でも見てやろう!瀬戸内海の小さな旅!
        • 俺の『関ジャムJ-POP史 最強平成ソングベスト30』 - kansou

          『関ジャム』観てたら「平成30年間(1989年~2019年)でリリースされた全ての邦楽曲の中から若手アーティストがベスト30選ぶ」とかいう拷問に等しい企画をやってて泡吹きそうになりました。 何万曲とある中のたった「30曲」だと?本気で言ってんのか?30なんて好きなアーティスト1組だけでも血ヘド案件。それを?今すぐ決めろだ…? …上等や、自分の中にある大事なモンも決めれないヤツは何も守れねぇ。これが俺の最強平成ソングベスト 1位 よるの向日葵/吉澤嘉代子…「誰にでも変わらず 優しい顔するなら ねえ お願い 私だけに意地悪してよ」宇宙最高のフレーズ。こんなん言われたら爆発して死ぬ 2位 Calling/B'z…1曲に10曲、いや1000曲の密度がある。音楽で感じられる感情の最高点 3位 たいせつ/SMAP…何気ない愛の尊さをスーパースターであるSMAPが歌ってそれが圧倒的な説得力を持つ異常性。

            俺の『関ジャムJ-POP史 最強平成ソングベスト30』 - kansou
          • Culture Against Apartheid  アパルトヘイトに抗する文化

            〈Culture Against Apartheid アパルトヘイトに抗する文化〉は、私たちひとりひとりが、パレスチナでの大量虐殺と民族浄化を止める事を早急の課題とし、この問題の根幹にある占領や、アパルトヘイト体制、「日本」をふくむ世界中の、あらゆる抑圧に抗う『文化』を主体的に創造していくことを宣言する声明です。私たちは団体としてではなく、声明に共感する「ちいさな人びと」の意志の集まる場所として、新しい文化を望むすべての人びとの活動のためのネットワークとして存在します。 声明「パレスチナを忘れるな」というのが、エドワード・サイードの最期のことばでした。 パレスチナの未来のために、彼が最期まで重んじたのが、『文化』というものでした。 わたしたちは、Culture Against Apartheid(アパルトヘイトに抗する文化)というチームをつくりました。 わたしたちが、心から追い求めている新

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            • 46 - 町かどタンジェントと渋谷系の脈絡 - baby portable log

              まちカドまぞくのOPテーマソング「町かどタンジェント」に完全に脳をやられたので、その脈絡について、思いつくところをまとめてみることにした。 www.youtube.com まず、これはド直球の渋谷系音楽だ。力の抜けたボーカルとアコースティックなサウンド、コーラス! しかしそもそも渋谷系とは、元来、90年代に渋谷のタワーレコード・HMVの試聴機や、周辺のレコード店主によってもり立てられた音楽群のことである。脱力ボーカルとアコースティックは同じでも、当時の渋谷系音楽には、ファッションの側面があったのである。 音楽的には欧米のロックやネオアコ。サンプリング。しかし歌詞の世界観には、(主にフランスの)映画やカメラ、役者、写真などのカルチャー、そしてカルチャーの世界の中で主人公になる自分が投影されていた。ただ音楽をサンプリングするだけでなく、時代の流れの中に浮き沈みするカルチャーという曖昧模糊なもの

                46 - 町かどタンジェントと渋谷系の脈絡 - baby portable log
              • Sony Japan | WALKMAN® 40th anniversary -ウォークマン 40周年記念サイト-

                柴那典 × 柳樂光隆 私たちは同じ音楽を聞いているのだろうか ─ウォークマンが音楽にもたらした変化の考察─ ウォークマンの登場以降、つまり、自由に音楽を持ち運ぶことができ、ヘッドホンによって自分ひとりだけで音楽を聞くことができるようになって以降、音楽と人の関係はどのように変化してきたのか。聞く人と音楽だけでなく、音楽を作る人と音楽、社会と音楽の関係の変化でもあったはずだ。 音楽を作る人たちは、録音装置や記録媒体、再生装置や環境、そして聞く人たちの変化に対して、どんなアクションを取ってきたのか。聞く人たちは、それをどう受け止めてきたのか。 『ヒットの崩壊』や『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』など、産業構造の変化や新しいムーブメントを的確に分析する音楽ジャーナリストの柴那典さんと、近年、加速度的に進化/変化するジャズの世界を現在進行系で紹介する「Jazz The New Chapter」シリ

                  Sony Japan | WALKMAN® 40th anniversary -ウォークマン 40周年記念サイト-
                • 上田麗奈『Empathy』、早見沙織『シスターシティーズ』……クリエイターとのコラボで増す歌声の魅力

                  3月18日にリリースされた上田麗奈のアルバム『Empathy』には、Kai Takahashi(LUCKY TAPES)やORESAMAと言ったシティポップ系アーティストが参加して話題を集めた。また、25日にリリースされた早見沙織のミニアルバム『シスターシティーズ』には、ジャズアーティストのKenichiro Nishiharaや堀込泰行などが参加。クリエイターとのコラボによって、どちらも歌声の魅力が何倍にも増し、アーティストとしてさらなる進化を遂げている。 ウィスパー調の歌声が渋谷系由来の楽曲とマッチ 上田麗奈『Empathy』 アニメ『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネ、『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』のグレイ、『ダーウィンズゲーム』の狩野朱歌など、どこか闇を抱えたヒロインを演じることが多く、キャラクターの魂が宿った鬼気迫る芝居に定評があ

                    上田麗奈『Empathy』、早見沙織『シスターシティーズ』……クリエイターとのコラボで増す歌声の魅力
                  • 8割くらい「音楽用語は分からんがいい曲なのだけはわかる……!」ってなっ..

                    8割くらい「音楽用語は分からんがいい曲なのだけはわかる……!」ってなったけど俺が書くにはあまりに音楽知識に乏しい。 しかし付随したコメントに惹かれた増田リスペクトで自分なりに頑張って感想を書いた。書き終わってから見直すと背伸びしてる感もある。 トラバやブコメで出てるものは抜いたつもり。好きな曲がいっぱいあがっててうれしい。 ・ ちびまる子ちゃん「カヒミ・カリィ / ハミングがきこえる」 愉快な雰囲気の楽器たちにウィスパーボイスがマッチしてるお洒落曲 ・ パラッパラッパー「NONA REEVES / LOVE TOGETHER 〈パラッパラッパーMIX〉」 渋谷系の流れだと思う。小気味よいDJサウンドに空元気を感じる歌詞。夜の七時に湾岸走りながら聞きたい ・ 魔法少女プリティサミー「横山智佐 with 小桜エツ子 / 夢みれば夢も夢じゃない」 ハイテンポなサンバのリズムで元気になれるわ ・

                      8割くらい「音楽用語は分からんがいい曲なのだけはわかる……!」ってなっ..
                    • 『HMV渋谷に「渋谷系」の売り場ができる少し前のことについて。』

                      ピチカート・ファイヴの日本コロムビア時代の音源がサブスクリプションサービスで解禁されたり、小山田圭吾が帯にコメントを寄せ対談にも参加している小出亜佐子「ミニコミ『英国音楽』とあのころの話 1986-1991」を出版したり、小沢健二が17年ぶりのボーカルが入ったアルバム「So kakkoii 宇宙」をリリースしたりと、いわゆる「渋谷系」的な話題が少なくとも私の周りではなんとなく盛り上がっているような気がしていた矢先に、音楽ニュースサイトの「音楽ナタリー」が、「渋谷系を掘り下げる」という短期集中連載をはじめた。 これを書いている時点では第1回目だけが公開されているが、ひじょうに充実した内容で、まさにこういうのが読みたかった、といえるようなものであった。HMV渋谷の「渋谷系」コーナー的な売り場をつくった人として、当時から一般の音楽ファンにまで名前が知られていた太田浩さんのインタヴューが掲載されて

                        『HMV渋谷に「渋谷系」の売り場ができる少し前のことについて。』
                      • 大滝詠一とさくらももこ 平成2年の「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)【柴那典 平成ヒット曲史】 | 連載 | 平成ヒット曲史 | Book Bang -ブックバン-

                        大滝詠一とさくらももこ 平成2年の「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)【柴那典 平成ヒット曲史】 平成とは、どのような時代だったのか――。 その手がかりを、各年を象徴する曲に探る「平成ヒット曲史」。 プロデューサーの時代、タイアップ全盛、「自分らしさ」、史上一番CDが売れた年……ヒット曲は諸行無常の調べ。音楽ジャーナリストが、ポップ・ミュージックを通して“平成”という時代に迫ります。 第2回は、B.B.クィーンズの「おどるポンポコリン」です。 植木等から受け継がれたバトン B・Bクイーンズ「おどるポンポコリン」 「わかっちゃいるけど やめられねぇ」 タキシードに蝶ネクタイを結び、大きく顔をほころばせた植木等が歌う。 「スイスイ スーダララッタ スラスラ スイスイスイ」 ステージで膝を曲げて踊る植木等を囲むように、扇子を持った沢山の出演者たちが集まってくる。 1990(平成2)年の紅

                          大滝詠一とさくらももこ 平成2年の「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)【柴那典 平成ヒット曲史】 | 連載 | 平成ヒット曲史 | Book Bang -ブックバン-
                        • 小西康陽の作家性について:ピチカート20選+その他5選【前編】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                          【Amazon.co.jp限定】前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン(SHM-CD)(特典:メガジャケ付) アーティスト:PIZZICATO ONE 発売日: 2020/06/24 メディア: CD open.spotify.com 小西康陽氏のソロワークとも言えるPIZZICATO ONEがライブアルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』をリリースしました。これは大変な傑作で、とても感動的な作品になりました。 何がそんなに傑作で感動的なのか?彼が作ってきた数々の名曲をビブラフォン含むメンツでしっとりとリアレンジして演奏されていることもさることながら、何よりも、作詞作曲者である小西康陽氏自身が全て歌い上げていることに尽きます。大量の楽曲を手がけていながら自分自身では決して歌わなかった彼が、ここにきて自身の曲を自分の声で歌ったことが、ここでは非常に素晴らしいのです。彼自身で歌うこと

                            小西康陽の作家性について:ピチカート20選+その他5選【前編】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                          • 『フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」について。』

                            フリッパーズ・ギターのCDシングル「恋とマシンガン」が発売されたのは1990年5月5日なので、ちょうど30年が経ったことになる。当時、私はこれを他のいくつかのCDと一緒に買ったのではないかと思う。その頃はとにかくいろいろなCDを買いまくっていたのだが、たとえば中学生や高校生だった頃に比べると、純粋でも熱くもなくなっていたような気がする。 この年の2月14日にローリング・ストーンズ、3月3日にポール・マッカートニーが初来日公演を行っている。森高千里が5月25日にシングル「臭いモノにはフタをしろ!!」をリリースするのだが、本人が書いた歌詞には「いいかロックン・ロールを知らばきゃ もぐりと呼ばれるぜ オレは10回ストーンズ見に行ったぜ」と言うよく知らない男が登場するが、「話したいのわかるけど おじさん 昔話は苦手 本でも書いたら おじさん」と、痛快に斬り捨てられている。 「三宅裕司のいかすバンド

                              『フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」について。』
                            • 『加藤賢「渋谷に召喚される<渋谷系>」を読んで考えた渋谷という街についての個人的な印象。』

                              Twitterのタイムラインで加藤賢さんの「渋谷に召喚される<渋谷系>-ポピュラー音楽におけるローカリティの構築と変容-」という論文が話題になっていて、チト(河内)気になっていたのだが、読みはじめるとおそらくガッツリと読んでしまって、いろいろなことを考えはじめたり、それについて何か書きはじめたりしそうな予感がひじょうにしていたので、週末まで我慢したのであった。じっと我慢の子であった(ボンカレー x 「子連れ狼」、1973)。 そして、やっとこさ(明石家さんまが「ヤングタウン土曜日」などで多様する「やっと」を意味する言い回し)読ませていただいたのだが、「M-1グランプリ2005」でチュートリアルの漫才を見た松本人志のように、「おも...しろいですねぇ」、また、「M-1グランプリ2001」で麒麟の漫才を見た松本人志のように「僕は今までで一番良かったですね」というような気分になった。 それはそう

                                『加藤賢「渋谷に召喚される<渋谷系>」を読んで考えた渋谷という街についての個人的な印象。』
                              • パルプ「コモン・ピープル」について。 - Real Life Journal.

                                パルプの5作目のアルバム「コモン・ピープル」が発売されたのは、1995年10月30日のことであった。渋谷ロフトの1階から上の方の階に移転してからまだそれほど経っていない、WAVEでCDを購入した記憶がある。「渋谷系」とは関係なかったのだが、コーネリアス「MOON WALK」のカセットシングルとカヒミ・カリィ「GOOD MORNING WORLD」のCDシングルも、やはり同じ店でこの少し前に買っていたはずである。渋谷のタワーレコードが宇田川町の東急ハンズの近くから現在の場所に移転したり、池袋のWAVEが明治通り沿いから西武百貨店の上の方の階に移ったのもこの年のことであった。 それはそうとして、この年の夏にイギリスでブラー「カントリー・ハウス」とオアシス「ロール・ウィズ・イット」が同じ日に発売されてどちらが1位になるかということがかなり話題になり、「バトル・オブ・ブリットポップ」などとも呼ばれ

                                  パルプ「コモン・ピープル」について。 - Real Life Journal.
                                • 『ルパン三世 PART6』大野雄二&藤原さくら対談インタビュー | アニメイトタイムズ

                                  「ルパン三世のテーマ」生みの親・大野雄二 ×『ルパン三世 PART6』新EDテーマ歌唱・藤原さくらロングインタビュー│曲作りは「良い曲ができただけじゃ駄目。無難じゃなく、尖ってて、棘があるものが良い」 1月からスタートする『ルパン三世 PART6』2クール目は、さらなる“謎”の物語。舞台は英国から飛び立ち全世界へ。本作のキーワードは、<女>。ルパンの目の前に次々と現れる魔性の女たち。抱える秘密と嘘は、怪盗紳士ルパン三世の、とある謎へと繋がっていく……。 ミステリアスなヴェールに包まれた2クール目。音楽はもちろん、40年以上にわたりルパン音楽を作り続けている大野雄二が担当。劇伴・エンディングも新たに書き下ろされている。 新エンディングテーマ「BITTER RAIN」のゲストボーカルに招かれたのは、シンガーソングライター・藤原さくら。藤原さんが『ルパン三世』の作品に関わるのは初となる。 202

                                    『ルパン三世 PART6』大野雄二&藤原さくら対談インタビュー | アニメイトタイムズ
                                  • 渋谷系を掘り下げる Vol.7 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性

                                    1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていくこの連載。7回目は吉田豪へのインタビューを掲載する。この連載では、日本の音楽史において重要な位置にありながら極めて実態のつかみにくい“渋谷系”について、主にムーブメントの中核を担ったアーティストや関係者の証言をもとに考察を進めてきた。しかし渋谷系が起こした波紋はアーティストに紐付いた文脈の中だけではなく、文脈外にも広がっているのではないか。それまでの日本の音楽シーンにはなかった多種多様なサウンドとビート、豊かなコード感覚を持ち込んだ渋谷系の音楽は、同時代から現在に至るまで多くのクリエイターの耳を刺激し、さまざまなジャンルでその影響を感じさせる楽曲が生み出されている。ことアイドル、女優、声優が歌う音楽はポップなことが前提としてあるためか、意図して作られているか否かに関わらず、渋谷系の血脈を感じさせ

                                    • キャシー・クラレ「これがわたし」

                                      ウィスパー・ボイスの歌姫、キャシー・クラレ。 若きロマのミュージシャンたちと制作した、素晴らしき「ポップ・フラメンコ」アルバム! 新たな境地に到達した、キャシーのポップ・ワールド! 48pブックレット封入 アルバム解説(カジヒデキ、人見有羽子、nee、ノエリア・コルテス) 曲解説・歌詞・対訳付き キャシー・クラレからのメッセージ付き 2019年〜2022年 スペイン・バルセロナ録音 ■アルバム内容 「今回のアルバムは、貧しさにあえぐロマの人々が暮らす地域、バルセロナのラ・ミナ地区、で制作された。そこはキャシー・クラレと気心知れた人々が暮らし、本物のフラメンコのルーツに根ざす、詩情が息づく場所だ」──ノエリア・コロテス(ロマの作家) 1980年代後半から90年代、「渋谷系」のブームの中、カヒミ・カリィなど、多くのアーティストからリスペクトされたキャシー・クラレ。本作は2018年2月リリースの

                                        キャシー・クラレ「これがわたし」
                                      • 【 ちびまる子ちゃん 】歴代アニメ主題歌(OP・EN 全 29 曲)一覧

                                        12/09/202010/13/20211話完結,妹,小学生,少女漫画原作 まる子と家族や友だちとの、ほのぼのとした日常生活を楽しく、面白く、時に切なく描き、心温まるストーリーをお茶の間に届けてきたちびまる子ちゃん。 もはや誰もが知っている国民的アニメですね。 そこで今回は『ちびまる子ちゃん歴代主題歌』をまとめていきます。 アニメ『ちびまる子ちゃん』とは 『ちびまる子ちゃん』は、さくらももこによる日本の漫画・同作品を原作とするテレビアニメである。 本作品は、1974年から1975年にかけて、静岡県清水市 (現:静岡県静岡市清水区)の入江地区で少女時代を過ごした、作者のさくらももこ の投影である小学3年生の『ちびまる子ちゃん』が、家族や友達と共に繰り広げる日常生活を描いたコメディ漫画。 アニメ『ちびまる子ちゃん』 歴代主題歌 オープニング曲 ※オープニング曲は、全部で 全 13 曲 あ

                                          【 ちびまる子ちゃん 】歴代アニメ主題歌(OP・EN 全 29 曲)一覧
                                        • さくらももこ、作詞家としての功績 兵庫慎司が“メッセージ性を放棄した歌詞の妙”を紐解く

                                          ところが。その「さくらももこのマンガ」のセオリーが、「さくらももこが作詞した歌」においては逆になった、とは言えないだろうか。カヒミ・カリィや大滝詠一、ウルフルズや桑田佳祐などなど、数々の人気アーティストとコラボレーションした曲も、さくらももこは手がけている。で、そういう時はコラボ相手にぴったり来るようなプロの仕事をする作詞家、それがさくらももこでもある。あるがしかし、それらの、プロの仕事な歌詞を一流ミュージシャンが歌った曲よりも、「おどるポンポコリン」や「走れ正直者」の方がはるかにヒットした。「アニメのスタート時だった」「そのアニメの成功が追い風になった」というプラスアルファが当時あったにしてもだ。 つまり、本当に意味がなく、何を言いたいのかさっぱりわからず、というか、言いたいことなどあってもなくてもどうでもいいと言わんばかりに、思いつきや語呂合わせで脳内イメージの赴くまま書かれたような「

                                            さくらももこ、作詞家としての功績 兵庫慎司が“メッセージ性を放棄した歌詞の妙”を紐解く
                                          • 20世紀の過激な音楽を集めたアンソロジー『Notes From The Underground』発表 | Web音遊人(みゅーじん)

                                            20世紀の“ラディカル=過激”な音楽を集めたアンソロジー『Notes From The Underground: Radical Music Of The Twentieth Century』が発売され、世界の音楽好事家から絶賛を浴びている。 2022年2月、イギリスの“チェリー・レッド・レコーズ”からリリースされた本作は、20世紀の音楽に何らかの形で“革命”あるいは“意識改革”をもたらした楽曲をCD4枚に全82曲収めたものだ。 クロード・ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』(1892-1894)やイーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』(1913)などの20世紀クラシック音楽、カールハインツ・シュトックハウゼンの『習作I』(1953)やエドガー・ヴァレーズの『砂漠』(1954)などの“現代音楽”、マイルス・デイヴィスの『アランフェス協奏曲』(1960)やオーネット・コールマンの『カレ

                                              20世紀の過激な音楽を集めたアンソロジー『Notes From The Underground』発表 | Web音遊人(みゅーじん)
                                            • わたしの好きだった渋谷系 - 日々帳

                                              渋谷系特集 #1「渋谷系はかっこいい」 - 音楽だいすきクラブ POiSON GiRL FRiENDSなつかしい。ものすごい好きだったので、ちょっと興奮した。 わたしの育った島ではNHKしか入ってなくて、民放2チャンネルとケーブルテレビが入ってきたのはほぼ同じ時期。NHKしかなかった生活にとつぜん流れ込んできたスペースシャワーTVやらMTVの世界はめちゃくちゃかっこよかった。 ときはJPOP最盛期。新しいもの、今までと違う音楽を、音楽専門チャンネルのなかに探していた。 そんなわけで、ごく自然に渋谷系を聴くようになったんだと思う。 とはいえ、渋谷系の王道はあんまり聴いてなかったかも。 たまに渋谷系まとめな記事があるとつい読んだりするけど、それも好きだけど、こっちにも言及してほしいなあって思ったりする。 なので、わたしの好きだった渋谷系ってくくりでまとめてみます。 カヒミ・カリィ My Sui

                                                わたしの好きだった渋谷系 - 日々帳
                                              • 『あいみょんと小沢健二とニューミュージックなどのことについて。』

                                                「そして時は 2020 全力疾走してきたよね」という歌詞で、小沢健二の17年ぶりのボーカル入りアルバム「So kakkoii 宇宙」ははじまる。先行トラックとして公開され、「ミュージックステーション」でも披露されたという「彗星」という曲である。 そして次の歌詞が「1995年 冬は長くて寒くって 心凍えそうだったよね」である。この曲は現在と過去との間のことを歌っていると思われるのだが、なぜ参照する過去の地点が1995年なのだろうか。小沢健二が日本に住んではいなかった期間のことをあらわしているとするならば、もう少し後の年になるはずである。 1995年といえば、この前の年にリリースしたアルバム「LIFE」がヒットした余波もある中で、さらにシングルを6枚もリリースし、そのすべてをヒットさせてしまう、「渋谷系の王子様」というキャラクターもお茶の間レベルで知られていった、小沢健二が日本のポップ・カルチ

                                                  『あいみょんと小沢健二とニューミュージックなどのことについて。』
                                                • Only Passing Through - ハナビ、

                                                  それなりに長いこと音楽を聴いていると、たぶん自分しか好きじゃないだろ!と思える、メジャーではないけれどもMy Favorite Thingsなお気に入りバンドやアーティストがいるものです。 多感な時期や、記憶に残る特別な時期にうっかり聴き込んでしまったりすると、そうなります。 Idlewild(UK)*1、Talulah Gosh(UK)*2、Cat Power(US)*3、Miles(Germany)*4、Berry(France)*5、Coeur de Pirate(France)*6、それから何よりもSarah records(UK, Bristol)の愛しきバンドたち *7、などなど。 で、その筆頭というか未だに応援してしまうのが、The Lilac Timeというバンドです。 Stephen Duffy、まさかのデュラン・デュランを振った男*8がずーっと率いている、スコティッシュ

                                                    Only Passing Through - ハナビ、
                                                  • 小山田圭吾の事務所の社長が語る言い訳。小山田の女性関係も浮上 - だれオモ

                                                    こんにちはカリアゲです。 小山田圭吾(52)の所属事務所の代表を務めるO氏。フリッパーズ・ギターのディレクターや、コーネリアスのマネージメントも務めてきた、いわば小山田の長年の“盟友”だ。 「この件の全責任は小山田にあります。だから彼も私も、弁明も言い訳もしません」 と事務所社長は語っていた。 多くの関係者が開会式前に去っていった東京五輪。そのなかでも開会式の作曲担当者だった小山田の辞任は衝撃的だった。 テレビでは流せない内容 《全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ》(『ロッキング・オン・ジャパン』’94年1月号) 障害のある同級生らへの“虐待行為”を複数の雑誌へ武勇伝として語っていた過去について、世界中で批判の声が上がったのだ。 社長のインタビュー 五輪開会式直前、本誌はO氏に直撃取材を試みた。 複数の雑誌で同級生への虐待を告白していま

                                                      小山田圭吾の事務所の社長が語る言い訳。小山田の女性関係も浮上 - だれオモ
                                                    • 今日の一枚(296) | 私的名盤紹介―真の雑食を目指して

                                                      Album: Montage Artist: カヒミ・カリィ Genres: Pops, Electronica, Jazz, Experimental 日本の歌手、作詞家。1968年生まれ。本名は比企真理。デビューは1991年で、ラブ・タンバリンズや 藤原ヒロシなどを抱えていた瀧見憲司のCruel Recordsのオムニバスアルバムである Blow Upでソロデビューを果たします。その前にも、Flipper's Guitar監修のオムニバスアルバム であるFab Gearでもボーカリストとして参加するなど、初期からいわゆる渋谷系の全盛期に、 重要人物との邂逅を果たした彼女は、小山田圭吾のトラットリア(詳細はカジヒデキの項を参照)から ハイペースで作品をリリースすることとなります。フレンチポップ色を前面に出した 1996年作のLe Roi Soleilをリリースしてからはパリへと移住し、活

                                                      • 渋谷系を掘り下げる Vol.4 カジヒデキが語る“僕が渋谷のレコ屋店員だった頃”

                                                        【元記事を音楽ナタリーで読む】 1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げていく本連載。第4回はカジヒデキへのインタビューを掲載する。第1回に登場したHMV渋谷と並び、渋谷系周辺のカルチャーを語るうえで欠かせない重要なスポットがフリッパーズ・ギターのメンバーをはじめ、さまざまなアーティストが御用達にしていた渋谷の輸入レコード店ZESTだ。カジは1990年代初頭からネオアコバンドbridgeのベーシストとして音楽活動をする一方、ZESTの店員として耳の肥えた音楽ファンに最新の洋楽を直接届けていた。インターネットやSNSのない時代、輸入レコード店はどんなメディアよりも早く最新の音楽を紹介してくれる“情報発信源”であり、そこで働く目利きのスタッフは多大な影響力を持つ“インフルエンサー”としての役割を果たしていた。今回のインタビューでは、ZEST時代

                                                          渋谷系を掘り下げる Vol.4 カジヒデキが語る“僕が渋谷のレコ屋店員だった頃”
                                                        • 『TOKYOストーリーズ』 - BSフジ

                                                          今回のテーマは「東京の音楽」。いま世界中から注目を集めているという「シティポップ」をはじめとする、かつての日本の音楽。はっぴいえんど、シュガー・ベイブ、ティン・パン・アレー、荒井由実、矢野顕子、遠藤賢司、YMO、RCサクセション…彼らが試行錯誤の末に生み出したサウンドは、現代の日本のミュージシャンたちにどんな影響をもたらしたのか?そして「東京という街を歌うこと」とは?TOKYO CITY POPの名曲たちを、現在を生きるミュージシャンたちが語り合い、歌う。 <出演者> オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、崎山蒼志、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、菅原慎一(シャムキャッツ)、一十三十一、古舘佑太郎、洪申豪(透明雑誌/Vooid)、Rei (五十音順) 崎山蒼志×Rei 『僕らが“はっぴいえんど”に惹かれる理由』 共にはっぴいえんどを愛する2人の若きシンガーソングライターが、東京を走る

                                                            『TOKYOストーリーズ』 - BSフジ
                                                          • 稲垣吾郎×鈴木聡が語る、佐山雅弘の音楽とジャズが舞台にもたらすライブ感

                                                            『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』インタビュー 2019.08.17 08:00 ――最後に稲垣さんの音楽の話も伺いたいんですが、いいですか? 稲垣:もちろん、もちろん。 ――僕もそうなんですが、稲垣さんのことを特別な存在として見ている音楽ファンが少なくないと思うんですが、その自覚はありますか? 稲垣:それってもしかして若いころからフィッシュマンズに曲を書いてもらったりとか、そういうことですか? ――そうです! あと、20年くらい前に『bounce』というフリーマガジンに稲垣さんが選んだ「無人島にまで持っていきたい愛聴盤」という記事があったのは覚えていますか? 稲垣:覚えてます。若い時になかなかのセレクションをしているんですよ。The Isley Brothersの「Summer Breeze」とか、The Velvet Undergroundの「Sunday M

                                                              稲垣吾郎×鈴木聡が語る、佐山雅弘の音楽とジャズが舞台にもたらすライブ感
                                                            • されど仲良き悪魔の物語(序)「SugarLyric 2nd Mystery 〜Start the Mission〜」【全曲レビュー】|セノジ

                                                              されど仲良き悪魔の物語(序)「SugarLyric 2nd Mystery 〜Start the Mission〜」【全曲レビュー】 「君は君 我は我なり されど仲良き」 ― 武者小路実篤これは、10月16日に行われたVtuberグループ「SugarLyric(シュガーリリック)」2ndワンマンライブの現地レポート…というほどカッコつけられるようなものではなくて、現地参加者のただの感想文だ。 出演者であるシュガーリリックの面々が、事前に メンバーそれぞれが個性を発揮できるような演出や曲構成にしている。と語った2ndワンマンライブ。タイトルに「全曲レビュー」とあるとおり、粗密はあるがライブで披露された楽曲について一つひとつ取り上げていきたい。最後に全体を通した感想を書いているので、お時間のない方は目次からそちらだけでもどうぞ。 YouTubeでライブの冒頭部分(セトリNo.5まで/コメント欄

                                                                されど仲良き悪魔の物語(序)「SugarLyric 2nd Mystery 〜Start the Mission〜」【全曲レビュー】|セノジ
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