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キムリア 薬価の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 市販薬あるのに病院処方5000億円 医療費膨張の一因 漂流する社会保障 NIKKEI Investigation - 日本経済新聞

    医療費抑制につながる市販薬の利用が広がらない。湿布や鼻炎薬など市販薬があるのに、利用者が病院に通って処方される医薬品の総額が5千億円を超すことが日本経済新聞の調べでわかった。処方薬は自己負担が原則3割と安いからだが、残りは税金や保険料で賄う。一律に保険を使う制度を改め、代えがきかない新薬に財源を振り向ける必要がある。【関連記事】医師処方の市販類似薬、患者負担上げ 厚労省が検討病院での自己負担、市販の4分の12016年度の医療費は42兆円で、うち薬の費用は10兆円。公定価格(薬価)が3349万円の白血病治療薬「キムリア」が5月に保険適用となり、今後も高価な薬が相次ぐ見通し。症状が軽い人がすすんで市販薬を利用すれば

      市販薬あるのに病院処方5000億円 医療費膨張の一因 漂流する社会保障 NIKKEI Investigation - 日本経済新聞
    • 医者と製薬会社の「悪しき慣習」

      医者と製薬会社の「悪しき慣習」 新薬販促のため製薬会社は多額の金銭を医師にバラまき、国や保険者、患者に余計な負担を強いる。 2019年12月号 LIFE [特別寄稿] by 尾崎章彦(乳腺外科医) Aさんは地方都市の総合病院に勤務する内科医だ。その日はX大学のB教授が都内のホテルで講演会をする日である。B教授は同分野における権威であり、A医師は診療を終えると、待たせてあったタクシーに乗って最寄りの駅へ向かった。タクシー券を渡して駅に駆け込むと予約していた新幹線にはギリギリ間に合った。1時間ほど新幹線に揺られると、会場となるホテルに到着した。会場は超満員で立ち見も出ており、壇上ではまさにB教授が講演を始めようとしていた。B教授の語り口はいつになく熱い。話題の中心は新薬のCだ。「Cの時代がやってきました、もう一度言います、Cです」――。 講演会が終わると、係りの者に隣の部屋に通された。そこでは

        医者と製薬会社の「悪しき慣習」
      • 「1錠約1600円の薬が突然1錠9万円に値上げ」薬価のカラクリと投機――内田樹×堤未果 | 文春オンライン

        右肩上がりに膨れつづける医療費は、平成29年度に42.2兆円を記録した。国家予算のゆうに3割以上を社会保障費が占め、すでに国民の4人に1人が65歳以上の未曾有の超高齢化社会において、国民皆保険、医療制度の崩壊をいかにして防ぐことができるのか。知の巨人と気鋭のジャーナリストが喫緊の難問に挑む。 ◆◆◆ 医療の再建をどう行うか 内田 人口減少社会においては、国家予算の相当部分を医療費が占めることになります。ですから、医療と保険のシステムをどう設計するのかということが緊急の政策課題になる。でも、これは非常に多くのファクターが絡むので、専門的なチームが必要です。先ほど申し上げたように、これは医療経済学の仕事です。医療と経済の両方のことがわかる専門家が必要になる。アメリカは医療経済学のプロフェッサーが500人ほどいるのに対して、日本はポストが5つしかないそうです。医学、経済学、数学、疫学、統計学を横

          「1錠約1600円の薬が突然1錠9万円に値上げ」薬価のカラクリと投機――内田樹×堤未果 | 文春オンライン
        • 【再生医療等製品】日本で承認された9製品を見てみよう!【2020/6/25現在】|るなの株と医療ニュースメモ

          先日の記事では、再生医療等製品の基本や開発トレンド、課題について考えてみました。 今日は現在日本で承認されている9製品について、どこの会社のどんな製品なのか?といった点を一緒に見ていきましょう。 個々の製品について、別途記事にしている場合はそちらに飛ばします。 また今後詳細を記事にする場合は改めてそちらに飛ばします。 いわゆる私のサイト内の、「日本における再生医療等製品に関するアンテナ記事的な位置づけ」の記事です。 ヒットした記事の後はいつもやりづらいのですが、平常運転で行きますのでよろしくお願いします。 記事内容的にはいたって真面目な記事であります。 参考:再生医療等製品の基本について 【細胞】再生医療等製品ってなに?どんなものが含まれるの?【遺伝子】 ヒト(自己)表皮由来細胞シート「ジェイス」 ・承認年:2007年 ・企業:J-TEC ・適応:重症熱傷、先天性巨大色素性母斑など ・薬価

            【再生医療等製品】日本で承認された9製品を見てみよう!【2020/6/25現在】|るなの株と医療ニュースメモ
          • オナセムノゲンアベパルボベク - Wikipedia

            オナセムノゲン アベパルボベク(Onasemnogene abeparvovec)は、脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療薬である[1][2][3]。かつては、AVXS-101として知られていた。商品名はゾルゲンスマ(Zolgensma)。 概要[編集] 脊髄性筋萎縮症(SMA)は、SMN1遺伝子に変異が起こり、運動ニューロンの生存に不可欠なSMNタンパク質の量が減ることによる神経筋疾患である[1][4]。必要なたんぱく質の得られない脊髄性筋萎縮症は、筋肉の萎縮と筋力の低下をきたし、発症が早いほど重篤になりやすく、生後6カ月までに発症する「I型(乳児型)」では、患者の9割以上が生後20カ月までに死亡するか、人工呼吸器なしには生存できない状態となる難病である[1]。 オナセムノゲンアベパルボベク(「ゾルゲンスマ」)は、元のウイルスDNAを除去し、SMN1導入遺伝子とプロモーターを含むAAV9ウイルスの

            • がん治療に関する雑感(長文) - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

              togetter.com こんなまとめがあったので、自分なりの雑感を書いてみたいと思う。 ちなみに、これまでも代替療法や民間療法などについてはブログ記事を書いていて、ご興味のあられる方はそちらもお読みください。 nenesan0102.hatenablog.com nenesan0102.hatenablog.com 昨年、2018年に、国民的漫画家であるさくらももこ氏が亡くなった。がんによる死、しかも53歳という若さでの死であったため、多くの人が衝撃を受けた。 togetterのまとめを読むかぎり、さくらさんは、もともと乳がんで標準医療を受けていた。それで一度は治っているが、がんがまた再発したという状況だったようだ。 さくらさんが民間療法をしていたことをなげく声もあるが、民間療法を選択したのには理由があったとも言える。 togetter.com 有名人がガンでよく民間療法で治すという事を

                がん治療に関する雑感(長文) - けっこう毛だらけ猫愛だらけ
              • 史上最高額、薬価2億3375万円の薬が米国で登場

                皆様、おはようございます。日経バイオテク副編集長の野村です。ついに、あの薬が出てきました。スイスNovartis社の脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療薬、Zolgensmaです。 Zolgensmaは24日に米食品医薬品局(FDA)によって承認されました。人工呼吸器なしでは2歳以上生きられないと言われている乳児型SMAを1回で治療することができる薬です。フェーズIIIのSTR1VE試験では21人の患者に投与され、2019年3月の時点で19人がイベントフリーで生存(1人死亡で1人は試験中止)。フェーズIコホートのSTART試験では高用量群12人中2人が立ったり歩いたりできているという素晴らしい臨床効果を発揮しています。 同時に価格も発表されました。212万5000ドルだそうです。1ドル110円で計算すると2億3375万円。高額さが批判を浴びていたLuxturnaの85万ドルを大きく上回り、

                  史上最高額、薬価2億3375万円の薬が米国で登場
                • 2020年度に「稼働病床数を1割以上削減」した病院、国費で将来の期待利益を補助―厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療

                  医療法上の病床について、稼働病床数ベースで1割以上の削減を行った病院に対し「将来、当該病床を稼働させていれば得られたであろう利益」の補助を全額国費で行うこととし、全国での病床数削減を狙う。このために国費84億円を2020年度予算に計上する―。 救急医療の提供実績が一定以上の病院について「勤務医に対する働き方改革」に向けて診療報酬上の対応を行うために公費126億円を投じる―。 2020年度の予算編成に向けて、12月17日に加藤勝信厚生労働大臣と麻生太郎財務大臣が折衝を行い、こうした点が決定されました。 「医療法上の病院病床から介護医療院への転換」などは補助の対象外に 2025年には、いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となることから、今後、急速に医療・介護ニーズが増加していきます。こうしたニーズに効果的かつ効率的に対応するために、「医療提供体制改革」や「地域包括ケアシステムの構築

                    2020年度に「稼働病床数を1割以上削減」した病院、国費で将来の期待利益を補助―厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療
                  • 3、医療(2019参院選・各分野の政策)│各分野の政策(2019年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会

                    3 医療 高すぎる国保料(税)と窓口負担を引き下げ、だれもが安全・安心の治療を受けられる医療制度を確立します 2019年6月 社会保障費の「自然増削減」を基本方針とする安倍政権のもと、国民健康保険料(税)の大幅値上げにつながる「国保の都道府県化」、患者負担の引き上げ、後期高齢者医療保険料の値上げ、保険外診療・混合診療の拡大など、医療制度の連続改悪が続いています。貧困と格差が広がり、地域・社会の荒廃も深刻化するなか、これらの改悪は、国民生活に打撃を与え、命と健康を脅かすものです。 日本共産党は、国民・医療関係者と共同し、安倍・自公政権の医療制度改悪をやめさせるとともに、だれもが安全・安心の治療を受けられる医療制度への改革をすすめます。 高すぎる国民健康保険料(税)を引き下げ、住民と医療保険制度を守ります 市町村が運営する国民健康保険は、加入世帯主の4割が年金生活者などの無職、3割が非正規労働

                      3、医療(2019参院選・各分野の政策)│各分野の政策(2019年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
                    • 2019年10月15日_超高薬価問題 アカデミアからの提言③遺伝子治療薬 適正な薬価を

                      こじま・せいじ 1999年に名古屋大学小児科教授に就任、2016年3月に同大学を退官。名古屋大学名誉教授。名古屋小児がん基金理事長。愛知協会会員 ゾルゲンスマに続き、神経・筋疾患から血液疾患に至るまで、さらなる遺伝子治療薬の登場が見込まれる。医学の進歩を誰もが享受できるように、メガファーマによる超高薬価での提供に代わり、大学・研究機関などアカデミアからの直接非営利・安価な提供の途を提言する。(3回連載。第1回、第2回) わが国では、遺伝子治療薬としては、キムリアに続いてゾルゲンスマの上市が控えているのみであるが、表に示すように、海外では遺伝子治療の臨床研究が進み、その対象疾患は神経・筋疾患から血液疾患まで広範に及ぶ。表の中で太字の疾患はすでに海外では薬事承認されている。現時点で原因遺伝子が判明している遺伝性稀少疾患は5,000種類以上知られており、これらの疾患の多くが遺伝子治療の対象と考え

                      • 平均で年431万円…日本血液学会の幹部、製薬企業から「講演料」等の報酬受領リスト

                        医療ガバナンス研究所とワセダクロニクルが調査・作成した「製薬マネーデータベース」 抗がん剤市場の成長が目覚ましい。2018年度の国内売上は約1兆2,000億円。1989年度の3,280億円から、平成の間に3.7倍に成長した。 この傾向は今後も続く。新薬開発が相次ぐからだ。今年5月にはスイスのノバルティスファーマ(ノ社)が開発した再発または難治性の白血病・悪性リンパ腫に対するCAR-T細胞療法キムリアが保険償還された。薬価は3,349万円だ。 抗がん剤開発の主戦場は造血器悪性腫瘍だ。腫瘍サンプルの採取が容易で、細胞分裂が速いため、抗がん剤が効きやすいからだ。現在、60の分子標的治療薬が存在するが、このうち24は造血器腫瘍を適応とする。肺がん12、乳がん7、悪性黒色腫7、腎細胞がん6を大きく引き離す。 造血器腫瘍を治療するのは血液内科医だ。製薬企業は彼らと良好な関係を構築したい。両者の関係はど

                          平均で年431万円…日本血液学会の幹部、製薬企業から「講演料」等の報酬受領リスト
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