今や陰謀論やデマが大量に氾濫し、インターネット上でも酷いことになっています。そうした陰謀論やデマが差別の扇動に使われることも頻繁にあります。 その情報が「陰謀論やデマ」かどうかの判断基準において、よく「科学的」という言葉が持ち出されます。「これは科学的だから正しい」とか「それは科学的と言えないから正しくない」とか…。確かに「科学」は情報の適正さの判断のひとつの目安になるかもしれません。 しかし、そう迂闊に考えてもいられない現状があります。 そこで無視できない用語となってくるのが「ジャンクサイエンス」という概念です。知っていますか? 科学者でも、一般の人でも、もはや「ジャンクサイエンス」を理解せずにこの情報の大氾濫時代を過ごすことはできません。身近な概念であり、知らなくても生活に接してきます。 今回はこの「ジャンクサイエンス」について整理しています。 ※この記事は私が個人用に整理していたメモ