近年は大量の勉強を強いられる学生や金融業界などの激しい競争環境で働く労働者、シリコンバレーの起業家といった人々の間で、認知能力を高めるといわれている薬物「スマートドラッグ」が人気を集めています。主なものとしてはADHD治療薬であるメチルフェニデート(リタリン)やデキストロアンフェタミンなどが挙げられますが、オーストラリアやイギリスの研究チームが発表した論文では、「スマートドラッグは実際のところ複雑なタスクの解決能力を損なう」という結果が示されました。 Not so smart? “Smart” drugs increase the level but decrease the quality of cognitive effort | Science Advances https://doi.org/10.1126/sciadv.add4165 'Smart drugs' make you