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  • 百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石

    どうもShinShaです。 今回は百田尚樹さんの著書『クラシックを読む3』に関する記事です。 このシリーズの記事も3回目。 本当にこのシリーズの本は面白いですね。 おカタイ普通のクラシック本には絶対に書いていない音楽家の人生のドラマが綴ってあります。 ベートヴェンやモーツァルトのような天才でも、人生に苦悩し懸命に音楽を創ったのだと知りました。 百田さんの文章には熱があり、ついついその音楽を聴いてしまいます。 そして、その曲がまた素晴らしいのですね😃 この本のサブタイトルは「天才が最後に見た世界」。 今回はベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」のエピソードをご紹介します。 百田尚樹氏について 『クラシックを読む3』から ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ第8番 悲愴」 スメタナ「モルダウ」 サブスク ミュージックを聴こう モーツァルト「レクイエ

      百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石
    • 【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏

      こんばんは ましゅーです。 (`・ω・´)シャキーン 帰って来ました。 お疲れさまでした。 ねこーん 東京コンサート鑑賞ツアーから帰って来ました。リフレッシュ休暇を利用して、4泊5日の東京旅でした。(旅行記は近日中に公開したい…と思います。)その旅行中に思う事も多々ありましたので、それらについては徐々に対応していこうと思います。 ここから本編 今回の話題は【コンサート】です。 ( ゚д゚)ウム 先にね。 そうですね。 ねこーん 東京へコンサート鑑賞ツアーに出かけたのですが、今回はその前に言っていた四重奏コンサートの感想になります。こちらは室内楽の感想となりますのでね、サラッと書いておきます。 今回のコンサートについて 「何時かはクラウン…。」←古い。では無いですけど、僕は何時か四重奏をやりたいと思っているんです。(心当たりなんて一人もいないけど。)本当に何時かは…なんて思ってる夢なんですけ

        【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏
      • 前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピエロである | 戦争と音楽 | 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

        著者: 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 音楽学者の第一人者・岡田暁生さんと、博覧強記の音楽評論家の片山杜秀さんの対談本『ごまかさないクラシック音楽』(新潮選書)の刊行を記念して、朝日新聞の吉田純子さんを司会役に、著者の二人が「戦争と音楽」について語り合いました。ロシアによるウクライナ侵攻の最中、音楽はいかなる役割を果たしうるのか――。 ※この記事は、2023年7月1日に朝日カルチャーセンター新宿教室で行われた講座「戦争と音楽」(出演:岡田暁生・京都大学教授、片山杜秀・慶應義塾大学教授、司会:吉田純子・朝日新聞編集委員)の一部をテキスト化し、加筆修正を施したものです。 左から吉田純子さん、岡田暁生さん、片山杜秀さん 反復する歴史 吉田 今日はこんなに大勢の方に集まっていただいて、本当にありがとうございます。 岡田暁生さんと片山杜秀さんのお二人は、言うまでもなくクラシック音楽の専門家です

          前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピエロである | 戦争と音楽 | 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
        • 偉大なる改革者は、傍若無人。~マリー・アントワネットの生涯24。グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』序曲 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

          グルック 貴族を遠ざけ、平民を近づけた王妃 フランス王太子妃、のちの王妃マリー・アントワネットは、アットホームなところのある実家のハプスブルク家とは違った、堅苦しいフランス王家の宮廷儀礼、無意味に思えるしきたりに反発します。 もっと自分の思うようにやりたい、という自由への欲求がつのります。 彼女は、宮廷ルールや慣例を次第に無視し、才能ある平民を近づけ、自分のやりたいことを実現していきます。 それは、自己顕示欲と特権への執着しかない、貴族や廷臣たちへの反発でもありました。 そして、平民の髪結いレオナールや、モード商ベルタン嬢を取り立て、ファッション界を自分の力でリードしていきます。 音楽家もほとんど平民出身ですが、髪結いに比べたらはるかに地位は高く、何世紀も前から宮廷に出入りが許されていました。 しかし、エステルハージ侯爵家に30年仕えたハイドンのように、身分としては基本的には従僕と変わらな

            偉大なる改革者は、傍若無人。~マリー・アントワネットの生涯24。グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』序曲 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
          • 王太子妃が初めて押し通した、偉大なるわがまま。~マリー・アントワネットの生涯31。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』序曲 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

            マリー・アントワネットに新作『オーリードのイフィジェニー』の楽譜を手渡すグルック パリでぶち上げた、オペラ改革! 前回まで、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』を聴きました。 これは現在ポピュラーに上演される、グルックの唯一の作品といってよいでしょう。 クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787)は古典音楽の巨匠と讃えられ、「オペラ改革」を成し遂げた音楽史上の偉人ですが、その作品の多くはほとんど演奏されておらず、よほどのクラシックファンでもあまり聴いたことがないと思われます。 このブログでは、彼の音楽がマリー・アントワネットとの関りの中で果たした、大きな歴史的役割に思いを馳せながら、味わってみたいと思います。 『オルフェオとエウリディーチェ』は、1774年に王妃マリー・アントワネットの肝いりでパリで上演されましたが、新作ではなく、もともと1762年にウィーンで上演さ

              王太子妃が初めて押し通した、偉大なるわがまま。~マリー・アントワネットの生涯31。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』序曲 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
            • 「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所

              ◆はじめに この記事はMADMAX2023に提出した「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について、解説を加える記事です。 本作は芸術を主題としたサクラノ刻を題材にしています。 そのため、通常のMAD以上に芸術的な性質を持たせています。 簡単に言えば、美術史、哲学、詩、音楽等の知識を持つ批評家や作り手が解説を加えることで初めて価値を持つMADと言えます。 これは芸術全般の特徴で、フォービスムが何かを理解せずにマティスを見ても良さが分からない、オランピアの元ネタを理解しなければマネの革新性に気付けない、と同様に視聴者に一定の知識を要求するMADです。 写真が登場するまでの絵画は遠近法、陰影のつけ方等の写実性が一定の評価基準になりえたので、絵の「上手さ」が評価されていました。しかし、その後、ポスト印象派、フォービスム、キュビスム、ドイツ表現主義、抽象表現主義、シュールレアリスム、ポップアートと写実

                「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所
              • ブルーノ・メジャーが語るタイムレスな作曲術、親密な歌心を培ったルーツとメランコリー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                ノスタルジックなサウンドとメランコリックなフィーリングが特徴のベッドルーム系シンガーソングライター。ブルーノ・メジャー(Bruno Major)のイメージは大体こんなところだろうか。ソウルやR&Bのフィーリングがあり、同時にジャズの影響も強く感じさせる彼の音楽はイギリス独特の感性を持っている。 2017年のデビュー作『A Song for Every Moon』の時点で、ネオソウルやポストロックも含めたプロダクションも備えつつ、70年代以前のノスタルジックでヴィンテージな質感が醸し出す独特のムードが世界中のリスナーを魅了した。それは2000年の2作目『To Let A Good Thing Die』でも引き継がれていた。ささやくような歌唱に加え、密室的なサウンドの親密感も彼の音楽の魅力である。僕も穏やかな音楽、もしくは心を静める音楽(©Quiet Corner)として接してきた。 しかし、

                  ブルーノ・メジャーが語るタイムレスな作曲術、親密な歌心を培ったルーツとメランコリー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                • 時代を変えた元祖カリスマ美容師、レオナール・オーティエ見参!~マリー・アントワネットの生涯18。モーツァルト:ピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                  18世紀の髪結いの戯画 〝この支配からの卒業〟をしたいのは自分だけ? 堅苦しく厳しい宮廷儀礼と、コルセットに締め付けられ、息が詰まる思いの王太子妃マリー・アントワネット。 まだ10代なので無理はありませんが、もともと出身は、嫁ぎ先のフランス・ブルボン家よりも格上の、ヨーロッパ一の名家ハプスブルク家。 平民がいきなり玉の輿に乗ったわけのとはわけが違います。 代々の王太子妃、王妃たちも窮屈な思いをしたはずですが、運命と自らに課された過酷な使命に抗うすべなどありませんでした。 なぜ、彼女だけ激しい抵抗をみせたのか。 それは、変化を求めていた時代の雰囲気にあったのかもしれません。 ヴェルサイユ宮殿を築いた、バロックの太陽王ルイ14世が、ヨーロッパに君臨した絶対王政は、そろそろ限界を迎えていました。 宮廷儀礼は、絶対王政の維持装置そのものです。 18世紀後半、世に広まった啓蒙思想は、人の権利、自由を

                    時代を変えた元祖カリスマ美容師、レオナール・オーティエ見参!~マリー・アントワネットの生涯18。モーツァルト:ピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                  • 歌で過激化した革命と、うまく生き延びた音楽家たち。~マリー・アントワネットの生涯56。ダヴォー:愛国的歌曲によるサンフォニー・コンセルタント - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                    ミシェル・バーテルミー・オリヴィエ『コンティ公のお茶会』(1766年) フランス王と因縁の騎士団 フィリップ4世 〝元〟国王一家が幽閉された「タンプル塔」は、中世、十字軍に伴って結成された騎士修道会のひとつ、「テンプル騎士団」の城でした。 第1回十字軍が聖地エルサレムの占領に成功したあと、巡礼者を保護するためにフランスの騎士たちで結成。 本部が、かつてソロモンの神殿があったと伝わる「神殿の丘」におかれたため、「神殿騎士団」「聖堂騎士団」ということで、その名がつきました。 その後、聖地はイスラム教徒に奪回され、厳しい情勢が続きました。 テンプル騎士団は、聖地奪回のためには資金が必要、ということで、所領をどんどん広げていきます。 また、金融機関としての側面ももち、巡礼者が大金をもつのは危険なので、ヨーロッパで現在の通帳のようなものを発行し、中東についたら騎士団の役所で現金が引き出せる、というサ

                      歌で過激化した革命と、うまく生き延びた音楽家たち。~マリー・アントワネットの生涯56。ダヴォー:愛国的歌曲によるサンフォニー・コンセルタント - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                    • ChatGPTにオーケストラの選曲をさせたら「大ゲンカ」になった話

                      1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。 ビジネスを強くする教養 斬新な思考、創造性はアートからやってくる!美術や音楽、ワイン、さらには哲学や宗教などを、その世界のプロ達が、最新のトピックスにからめて、わかりやすく解説します。 バックナンバー一覧 ChatGPTを仕事に活用しているビジネスマンが激増しているそうで、「週刊ダイヤモンド」のChatGPT特集号は版を重ねているという。ライバルの「週刊東洋経済」も特集を2度組んでいる。どうやってうまく使いこなし、労働生産性を上げることができるか、あるいは新しいビジネスを創出することができるか、という読者の願望の表れだろう。生成AIとどんな応答を行えば

                        ChatGPTにオーケストラの選曲をさせたら「大ゲンカ」になった話
                      • 後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件」 | 戦争と音楽 | 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

                        著者: 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 音楽学者の第一人者・岡田暁生さんと、博覧強記の音楽評論家の片山杜秀さんの対談本『ごまかさないクラシック音楽』(新潮選書)の刊行を記念して、朝日新聞の吉田純子さんを司会役に、著者の二人が「戦争と音楽」について語り合いました。ロシアによるウクライナ侵攻の最中、音楽はいかなる役割を果たしうるのか――。 ※この記事は、2023年7月1日に朝日カルチャーセンター新宿教室で行われた講座「戦争と音楽」(出演:岡田暁生・京都大学教授、片山杜秀・慶應義塾大学教授、司会:吉田純子・朝日新聞編集委員)の一部をテキスト化し、加筆修正を施したものです。 (前編はこちらから) リュビモフの「命がけの音楽」 左から岡田暁生さん、片山杜秀さん 岡田 さて、今ロシアとウクライナの音楽シーンで何が起きているのか、ネット上で拡散された2つの動画を参考にしながら考えてみたいと思います

                          後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件」 | 戦争と音楽 | 岡田暁生 , 片山杜秀 , 吉田純子 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
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