【パリ共同】130人が死亡、300人以上が負傷した2015年11月のパリ同時多発テロから5年を迎えた13日、フランスのカステックス首相やダルマナン内相ら閣僚はパリなどの現場を訪れ、犠牲者の追悼式を行った。新型コロナウイルスの感染再拡大で国内に外出制限が敷かれ、被害者らでつくる団体は追悼集会の開催を断念した。 カステックス氏らは郊外サンドニのフランス競技場からパリのバーやレストラン、バタクラン劇場まで計6カ所の現場を順番に訪問して各市長らと献花、黙とうをささげた。 フランスでは9月下旬以降、イスラム過激思想に影響を受けたテロが3件続発している。