フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(27=ANA)が、現役引退してプロ転向する意向を固めたことが18日、分かった。 【写真】会見で笑顔をみせる羽生結弦 19日午後5時、都内ホテルで開く記者会見で表明する。関係者によると、今後は競技会に出場しない。追い続けたクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が世界初認定された2月の北京五輪後、去就を明言してこなかったが、自らの口で報告する。自身が座長のアイスショー創設という新たな夢もあるという。 ◇ ◇ ◇ フィギュアスケート史に金字塔を打ち立ててきた羽生に、未練はないようだ。世界注目の会見案内には「決意表明の場」とあった。複数の関係者によると、羽生はアマチュア引退して今後の競技会に出ず、プロに転向する決断を下したという。昨年の全日本選手権で2連覇し、今季も日本スケート連盟の「特別強化選手」に選ばれていたが、最上位の強化指定を辞退する