NTT東日本は通信速度が最大10ギガビット/秒の光回線サービス「フレッツ 光クロス」の料金を2022年9月1日から引き下げる。これまで東京の一部に限定していた提供エリアも9月1日以降は神奈川県や千葉県、埼玉県に拡大する。同社の渋谷直樹社長が2022年8月1日までに日経クロステックのインタビューに応じ、明らかにした。 現在、月額6930円(税込み、以下同じ)で提供しているフレッツ 光クロスの利用料金(ISP料金などを除く)を9月1日から月額6050円に改定する。10ギガビット/秒と高速な光回線サービスはソニーネットワークコミュニケーションズやKDDIなども提供しており、値下げで競争力を高める。 9月1日以降は戸建て向けだけでなく、集合住宅向けにも同料金で提供を開始する。提供エリアは神奈川県や千葉県、埼玉県の一部のほか、今後は札幌や仙台など政令指定都市への拡大も検討している。これらの取り組みに