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  • 僕はゲームセンターで暗記することの重要性を学んだ - やねうらおブログ(移転しました)

    「僕はドルアーガで頭がおかしくなった」(→ http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20090108 )のようなおかしなゲーム人生をスタートさせた私は、中学1年のとき(25年ぐらい前)には全国スコアラーの仲間入りをしていた。 当時の私の一ヶ月のお小遣いは、2,000円であり、1ゲーム100円ならば20回。50円でも40回しかプレイできない。1日2プレイが限度だ。学校は16時ごろに下校して、そこから24時までゲーセンに入り浸りなので、時間は8時間近くある。当時のゲームは1プレイ10分ぐらいが普通だったから、乏しい軍資金に対して、時間が圧倒的に有り余っていた。 当時といまとでは100円の(個人的な)価値は全然違っていて、当時の100円は、いまの私にとって、3万円か5万円ぐらいの価値があった。それはもう大金だった。100円を入れてゲームを1回プレイすると私は緊張のあまり手が

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    • もしドラの作者は思い込みが激しすぎるのではないか - やねうらおブログ(移転しました)

      もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)のことはいまさら説明するまでもない。累計250万部突破の大ベストセラーだ。 ところで、この小説の冒頭には、主人公の川島みなみが、(野球の)マネージャーのことを理解するために書店でマネージメントの本を探し、店員に薦められるままにドラッカーの『マネジメント〜基本と原則〜』を購入するというシーンがある。 正直言って、この店員は、頭おかしいと思う。もっと川島みなみの話を聞いてやるべきだと思うし、マイブームか何か知らないが、なぜ話もよく聞かずに女子高生にいきなりドラッカーを勧めるんだよ。それに川島みなみも、内容も確認せずに買うなよ。ありえん。どう考えても非現実的で、強引なストーリー展開だと言わざるを得ない。 それで、コミック版のもしドラ(→ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(1)

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      • ゼビウスに関する音楽的考察 - やねうらおブログ(移転しました)

        「スペースインベーダー」(1979年/タイトー)が発売されて以来、他のゲームメーカーがこぞってシューティングゲームを製作した。そのなかの代表作品としては「ゼビウス」(1983年/ナムコ)が真っ先に挙げられると思う。 「スペースインベーダー」の翌年に発売された「ギャクシアン」(1979年/ナムコ)ではなく、「ゼビウス」をここでまず第一に挙げるのは、「ゼビウス」の売上が「スペースインベーダー」に次ぐ売上を記録したという理由である。 要するに「ゼビウス」は間違いなく大ヒット作であり、ゲーム性のみならず音楽性も高く、当時の時代背景を色濃く反映したものになっているのではないかということで、「ゼビウス」に関して少し音楽的な考察をしてみたいと思う。 まず「スペースインベーダー」のほうのBGMだが、たぶん、次のようなベースラインになっている。 ※ 私の耳コピなので間違っているかも知れません。 シ♭→ラ→ソ

        • 棋力と指し手の性質とは何か? - やねうらおブログ(移転しました)

          今回の電王戦第二局、いろいろお騒がせして申し訳ない。明日は、私はこのブログを通じて実況をするつもりだが、将棋ファンの方々には、やはり将棋の内容そのものに目を向けていただきたい。 今回の騒動で、差し替えによって「棋力があがること」「指し手の性質が変わること」を私が事前に知っていたかどうか(私が悪意を持って強いソフトに差し替えようとしたのか)というのを議論の争点としている人が多い。私には自分に悪意がなかったことを証明する手段はないし、そういう視点で私が何かを説明をすることは出来ない。 だから、そのとき私がどのように考えていたかを、ざっと書いておく。 (いま、東京に移動する新幹線のなかなのできちんとした文章になっていなかったら申し訳ない。明日の対局のときにこの話題を引きずって欲しくないので、今日中に書いてしまいたいのだ。) やねうら王2013は、Bonanza(6.0)ベースとは少し違う。Bon

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          • もしドラの人にとっての炎上とは何なのか? - やねうらおブログ(移転しました)

            私が「もしドラ」について書いた一連の記事*1 *2 *3について、「もしドラ」の作者から長文で返信をいただいた。 「小説の読み方の教科書」を書き、それを伝えていくのがぼくの使命 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20110812/1313128129 270万部突破の大ベストセラー作家が、私なんかのために(?)、こんなに長文を書くことになろうとは!本当、申し訳ない。その点については、深くお詫びするとともに、返信をいただけたことに心から感謝する次第である。 まあ、それはそれとして、以下は、戦闘用予定地。かきかけ。あとで続きを書く。以下に、たいへん素晴らしい記事を書いて、この記事自体が大量にはてブされることによって、向こうからもらったぐらいのPVを向こうに返すのが礼儀というもの。地球のみんな、オラにはてブを分けてくれ…!!!(←はてブ乞食)→以下に書いた。 もしド

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            • われわれは100倍、速く書けない - やねうらおブログ(移転しました)

              西川 ええと……(笑)。受注生産って、人数に比例してもうけるじゃないですか。でも、われわれは人の100倍は速く書けると思っている。じゃあ、その人に1カ月、その分を払ってくれるのかというと、受注じゃ絶対、無理でしょう。でも、ソフトウェアだと可能。 (中略) 西川 同じ「エンジニア」という職種でも、生産性は100倍くらい違いますよね。コードをその人がただ書くという部分だけじゃなくて、例えばチューニングされたコードをすぐ書けるなら、結果的にシステムが速く動く。遅いコードを書いて100台マシンを使用するとなると、いろいろな人がシステム構築にかかわらないといけない。でも同じ条件で100倍速いコードを書けば、1台のマシンで済む。運用も圧倒的に楽になる。だから、生産性はそのくらい変わってくると思います。 第5回 「われわれは100倍、速く書ける」――PFI 西川徹 http://lab.jibun.at

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              • 大学は詐欺師の集団 - やねうらおブログ(移転しました)

                なんか毎年この時期になると私は大学受験のことを考えずにはいられない。 大学受験ってそもそも必要なのだろうか? 例えば、この先、コンピュータサイエンスが必須教科に入ってきたとする。 大学入試の科目にC++があったらどうなるだろう?想像してみるといい。 センター入試レベルのC++だと「次の空欄を以下の選択肢から選びクイックソートのプログラムを完成させなさい。」とかそのレベルなんだけど、これが東大とか難関大学の入試だとC++のADL(argument dependent lookup)の挙動について正確な理解をしているかを問うような問題が出題されるわけだ。「次のソースコードをC++0xのコードとしてコンパイルしたときに得られるであろう結果を答えよ。」なんて問題になるわけだ。 そうなってくると、予備校でもその手の対策をせざるを得ない。 「いいか、今年の出題予想だが、どこそこのメーリングリストで議論

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                • 合議アルゴリズムはインチキだ - やねうらおブログ(移転しました)

                  昨年の10月11日に開催された清水市代女流王将とコンピュータ将棋「あから2010」との対局は記憶に新しい。 あから2010は、169台676coreを使った合議によるコンピュータ将棋マシンだった。 「文殊」の論文*1が発表されたときから、私は「合議は全く意味がないし、普通にクラスター並列化したほうが強い」と主張し続けてきた。 「1台のマシンと、そのマシンを3台使って合議させたものとを対局させて、3台合議のほうが有意に勝ち越したから合議は意味がある」みたいな結論を出すのはおかしい。3台のマシンで普通にクラスター並列化したものと、3台で合議したものとをなぜ真っ先に比較しないのか? 3台のマシンで単純にクラスター並列化したものより3台のマシンで合議したもののほうが圧倒的に弱ければそれは単にマシンリソースの無駄遣いに他ならないし、その比較すらせずに169台のマシン用意しましたって馬鹿じゃないの。大

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                  • ミクさんは本当にエコシステムを形成するのか? - やねうらおブログ(移転しました)

                    初音ミクほど、世間の関心が強ければ、そこに関わる人の数も膨大だ。 例えば、YouTubeで人気のボカロ曲を再生したとしよう。「いい曲だ」と思ったので、そのピアノ譜を入手しようと考えた。これは、比較的たやすい。ボカロ楽譜のみを整理して紹介しているサイトは多数あるし、その曲をピアノ用にアレンジしている人も何人かいるのが普通であるから、(誰が採譜したものでも良ければ)楽譜を入手したり、他の人のアレンジを見て勉強したりすることも出来るかも知れない。 美術手帖 2013年 06月号 作者: 美術手帖編集部出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2013/05/17メディア: 雑誌この商品を含むブログ (9件) を見る なんてことを、今月号の美術手帖を見ながら思ったのだが、とりわけ音楽に関してはそう単純な話でもないような気がする。 話を進める前に、今月号の美術手帖だが、100ページ以上、初音ミクの特集

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                    • 顧客が本当に必要だったもの《アイマス版》 - やねうらおブログ(移転しました)

                      なんぞこれ。これ考えたやつ天才すぎる。 情報元 : [アイマス] 顧客が本当に必要だったもの (青柳 臣一 ブログ(総合)) http://shinichiaoyagi.blog25.fc2.com/blog-entry-119.html 言わずと知れた元ネタ(の日本語による紹介) Project Cartoon: Japanese http://www.projectcartoon.com/cartoon/586

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                      • C#のvarとtry〜catchが糞すぎる - やねうらおブログ(移転しました)

                        C#3.0からはvarと書くと型を明示的に指定しなくても済む。 var hoge = new HogeClass(); しかし例外処理をするためにこれをtry〜catchで囲みたいとする。 try { var hoge = new HogeClass(); hoge.XXX(); } catch { if (hoge!=null) hoge.YYY(); } このプログラムはコンパイルが通らない。catchのなかでは変数hogeにアクセスできない。try節が終わっているため、hogeのスコープが終わってしまうのだ。仕方ないのでhogeを外部のブロックに出す。 var hoge; try { hoge = new HogeClass(); hoge.XXX(); } catch { if (hoge!=null) hoge.YYY(); } しかしこれまたコンパイルが通らない。var hog

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                        • 近代的タスクシステムの構築 - やねうらおブログ(移転しました)

                          いつか本に書こうと思っていたが、多忙につき、本を書くどころではない状況なので、内容が風化する前に誰かの参考になればと要点だけでも書き残しておく。 いまの視点(2009年)で見たときに拙著(ASIN:4798006033)にて不足している部分を補足するためのものである。この本自体はすでに絶版になりプレミア価格で取引されているが、もし参考文献を探しているなら、出来ればこの本は買わずに次に出すゲームプログラミング本のほう参考にして欲しい。 ■ タスクシステムの定義 ここで言う「タスクシステム」とは、ゲームプログラミングの教科書に出てくるものである。(cf. 「本格的なシューティングゲームを実現するタスクシステム」 http://codezine.jp/article/detail/297?p=1 ) 「タスクシステム」は初期のビデオゲームで、V-SYNCをイベントトリガとして画面を描画するときに

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                          • PCのフリーウェアは死んだ。いや死んでいた。 - やねうらおブログ(移転しました)

                            我が家にiPad(iPad2)が来てからと言うもの、いままでPCでやっていたことの大半はiPadでやるようになり、私はPCをほとんど起動すらしなくなった。 特に自炊した本をコミックビュアーで読むときの快適さは、PCとは比べ物にならない。 例えば文字が潰れて読みにくいとしても、iPadならば指でピンチアウトするだけで拡大できる。これがPC用のコミックビュアーだと、メニューをクリックして、ルーペを選択して、マウスでそのルーペを拡大したい部分に移動させる必要がある。 そもそも、ルーペで一部だけを円形に拡大したいのではなくて、見にくい部分が画面の中心となるように全体的に拡大したいのにそのための操作が煩雑すぎる。 そういう意味ではマルチタッチって凄いんだなぁと改めて感心する。 また、iPad用のコミックビュアーは人気カテゴリーで売上も凄いらしく、それぞれのアプリが他とアプリとの差別化のためにしのぎを

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                            • ピアノの運指を自動生成するには? - やねうらおブログ(移転しました)

                              一般的に言ってピアノの初見能力は訓練次第でかなりのスピードにまで向上する。一つの音符を1つの文字だと考えてみると想像しやすい。文字を読む速度は子供のころは遅いが、大人になるころには1分間に1000文字ぐらい読めるようになっているはずで、ピアノを10年か20年ぐらいやっていれば、1分間に1000音符ぐらい読めるようになっていても不思議ではない。 しかし、どれほど初見能力があってもミスタッチなしに正確に演奏できるか、そして、リアルタイムに運指を導き出せるかと言うと話は別である。 例えば、フランツ・リストは「どんな難曲でも初見で弾ける」と豪語していたが、ショパンのエチュードに至っては初見では弾けなかったと言われている。私が思うに、ショパンのエチュードは運指がすこぶる嫌らしいのだ。 知らない人のために説明すると「運指」というのはどの音符をどの指で押すのかということなのだが、運指は無数に考えられ、数

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                              • 電王戦 第五局 Ponanzaの意外な弱点 - やねうらおブログ(移転しました)

                                ※ この記事は電王戦 第五局が始まる3日前に書いている。 Ponanzaが他のどのソフトより一回り強いソフトであることには誰も異存はないだろう。 ノーパソで人間の強豪相手に166連勝とか凄すぎて言葉も出ない。 そんなPonanzaだが、開発者の山本君自身が「銀ばさみ」を弱点として挙げている。 https://twitter.com/kagami_tomo/status/452827971808534528 初めてこの話題を聞く将棋ファンにとっては「これだけ化け物級の将棋ソフトが銀ばさみなどと言う初歩的な手筋を食らうはずがない」と考えるだろうが、銀ばさみを食らいやすいというのは本当のことなのだ。 ライトな将棋ファンのために説明しておくが、銀はさみというのは次図のような形で銀が死んでいることを言う。 歩がタダ取りできると思って銀で歩を取りに行ったときに、銀の前に歩を打たれて上図のような形となり

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                                • ATOK2008が素晴らしい10の理由 - やねうらおブログ(移転しました)

                                  以前、ATOK2008が凄いと言うことを書いたが(http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20080410)、実際に2ヶ月ほど使ってみてどういうところが凄いか感じたことを書いてみる。 ATOK 2008を買ってでも使うべき“10の理由” http://ascii.jp/elem/000/000/122/122037/ には書かれていなくて、かつ、私が便利だと思った機能を10個以下に挙げてみる。 (↑の記事も大変参考になるので、是非一読された上で以下の記事を読んでください) 1) 推測候補機能 携帯のように予測変換機能が備わっている。ATOKでは「推測候補モード」と呼ばれている。CTRL+変換キーでこの入力モードに入ることが出来る。 しかし、大変便利なのでdefaultでこのモードにしておきたい。これは、ATOKのプロパティ→「入力変換」のタブの「省入力・推測変換」の「

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                                  • はてなブログと決着。ブログ移転のお知らせ - もはやスベるとかスベらないとかそういう次元じゃない

                                    こんにちは! 9月になりました。 外にでたら、JK、JK、JK、JK もう若い肉の山なわけです!! いや~ 幸せすぎてもう10年ぐらい元気に生きられそうです! どうも! ビバ!登校日! 僕エノモトです! さて8月半ばより、謎のペナルティで これ! のチェックが外れなくなってしまい、現在では270ある記事のわずか4つしかインデックスされていない状況になってしまいました。 それでも前月4万PVを超えたのは、はてブをたくさんつけて頂いたみなさまを差しおいて、私の実力ではないかなぁ~という所存です。(嘘です!みんなありがとう!ツンデレだよ☆) はてなに問い合わせること一週間。なかなか返信がなくてもイライラしなかったのは、大人になった証拠か? 「うん。大丈夫。はてななら何とかしてくれる!僕信じてる!」 しかし、はてな運営から帰ってきた返事は以下のようなものだった。 設定の詳細設定の『検索エンジンに登

                                      はてなブログと決着。ブログ移転のお知らせ - もはやスベるとかスベらないとかそういう次元じゃない
                                    • やねうらお将棋講座 その1 - やねうらおブログ(移転しました)

                                      アマ初段ぐらいの知り合いに将棋を教えようと思って資料作ってたのだけど、こういうの興味のある人が居るかも知れないので、体裁を整えて一部を公開する。続きははてブが10個以上ついたら公開しようとも思うが、たぶんつかない。 ■ 遠方駒 遠方への利きのある駒(飛・角・香)をここでは遠方駒と呼ぶ。 ■ ピン(pin)について 次図のように遠方駒で玉が間接的に狙われているとき、その中間にある駒(次図の3ニの金)は移動させられないので、この状態を「(3ニの金が)ピンされている」と表現する。 ピンされている場合でもその遠方駒の利きの方向には移動できる。(上図の3ニの金を4ニに移動させるのはすぐに飛車で取り返されるが、手としては合法手だと言う意味で。) ■ ピンされている駒は取られる ピンされているとその駒を動かせないので、上図で4一銀や4三銀、4四桂などとピンされている駒に利きを足されると、ピンされている駒

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                                      • ペットは家族じゃなかったの? - やねうらおブログ(移転しました)

                                        今回の震災の10キロ圏内に住む知人が、避難所に避難する際にペットの犬を避難所に連れていけず、やむなく置き去りにした。 その知人の娘は彼に泣きついてこう言った。 「ハナ(犬の名前)は私たちの家族じゃなかったの?家族を見殺しにするの?」 その知人はこう言った。 「ハナは確かに我々の家族だ。だけど犬なんだ。犬と人間とでは命の重さは同じではないんだ。たとえそれが家族であったとしても、だ。」 娘はそんな説明には納得できなかったからこう尋ねた。 「命に重いとか軽いとかあるの?」 その知人は毅然とこう言った。 「ある。命に重いとか軽いとかは、あるんだ。ミミズだって、オケラだって、アメンボだって生きている。命を持っている。でも、その命は人間の命の重さとは等しくない。もし、ミミズの命と人間の命が交換可能で、そして人間の命がミミズほどに軽ければ、誰か人が死んでも誰も悲しまないだろう。ミミズと人間とは命の重さが

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                                        • 将棋における適切なハンディのつけかた - やねうらおブログ(移転しました)

                                          ※ 今日は、前回記事で書ききれなかった残り半分について書きます。 【前回記事】 将棋における駒落ちのルールとその考察 http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20140414#p1 「コンピューター将棋 vs 人間」という対局において、どんな手合いが適切なのか。コンピューター将棋の近年の進歩はめざましく、10万円未満で買えるような家庭用PCであっても、互角以上に戦える人間というのは将棋人口のうちの一握りであり、もう最後の砦(プロ棋士、あるいはそのなかでもトップレベルのプロ棋士)しか残されていないのが実状である。 将棋ソフトのほうも、「人間の大局観」をプログラムするのが難しいと言われていた時代はとっくに過ぎ去っており、Bonanzaに代表されるような三駒関係という精度の低い評価関数(※)であっても、PCの演算能力に任せて先を読めば(きちんと探索すれば)、トップレベルの人

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                                          • 前提が偽の場合、式値は真 - やねうらおブログ(移転しました)

                                            ある会社の経理担当と「中小企業の会計に関する指針」の適用に関するチェックリスト*1のことで大喧嘩である。 「営業上の債権のうち破産債権等で1年以内に弁済を受けることができないものがある場合、これを投資その他の資産の部に表示したか。」という確認事項があって、○か×かでチェックを入れなければならない。 その会社には「営業上の債権のうち破産債権等で1年以内に弁済を受けることができないもの」が無かった。 元の文章は、 前提P : 「営業上の債権のうち破産債権等で1年以内に弁済を受けることができないものがある」 結論Q : 「これを投資その他の資産の部に表示したか。」 で、P→Qの式値を○(真),×(偽)で答えよという論理学の問題だと私は解釈したので、今回のように前提Pが偽ならば、この式値は当然、○(真)である。 だからここは「○」にするのが正しいと私はその会社の経理担当に言った。 そうすると、「あ

                                              前提が偽の場合、式値は真 - やねうらおブログ(移転しました)
                                            • 自然言語処理こそが今世紀最後の錬金術 - やねうらおブログ(移転しました)

                                              『日本語入力を支える技術 ~変わり続けるコンピュータと言葉の世界』(asin:4774149934)が発売された。PFI(株式会社Preferred Infrastructure)のなかの人が書いた本だ。 日本語入力を支える技術という本を書きました http://d.hatena.ne.jp/tkng/20120203/1328248554 以下、どうでもいいことをつらつらと。 最近、ソーシャルゲーム界隈が賑わっているのでIT系の優秀な人材がそっちに大量に流れてしまっていて、IT業界自体の空洞化が起きようとしていて本当に嘆かわしい限りである。私は自然言語処理こそが今世紀最後の錬金術だと思っているのだが、この分野はなかなか大きな進歩がないのが実状だ。 例えば、2chのまとめサイトが収益を生み出すのだから、機械によって自動的にどこかの記事のまとめ(要約etc..)を生成できれば、これが自動的に

                                                自然言語処理こそが今世紀最後の錬金術 - やねうらおブログ(移転しました)
                                              • Bonanzaのソースが公開された! - やねうらおブログ(移転しました)

                                                ■ Bonanzaのソースが公開された ついにBonanzaのソースが公開された。パラメータを学習させる部分は無いが、思考部はまるごと公開されている。 19回コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリ http://www.computer-shogi.org/library/ ■ Bonanzaのソースの内容は? 1時間ほどかけてざっとソースを読んでみたが、ソースはCで書かれており(C++ではなく)、C++のtemplateを駆使したGPS将棋のソースとは対照的。GPS将棋のソースに比べれば格段に読みやすく、かつ、素人くさい。率直かつ正直に言わせてもらえれば、GPS将棋のソースのほうが何倍も参考になる。 ただ、Bonanzaのソースの ・どんな評価因子を採用しているのか ・ビット演算のテクニック は注目に値すると思う。あとは、GPS将棋に比べてソースが簡素なので将棋プログラムの思考部の書き

                                                  Bonanzaのソースが公開された! - やねうらおブログ(移転しました)
                                                • テキストファイルの標準エンコーディングは? - やねうらおブログ(移転しました)

                                                  テキストファイルのエンコーディングとして何を基本とすべきかというのは悩ましい。 日本語のみならutf-16で幸せになれるのかと思ったら、JIS2004で追加された907字のうち304文字がサロゲートペアであって、2バイトで表現できない。 どうせ16bitで表現しきれないのなら、utf-32は保存領域がもったいない感があるので仕方ないのでutf-8を選択する。 utf-8だと相手に解釈してもらうためには、BOMをつけるほうが好ましい。 そこで、秀丸で標準保存形式としてutf-8(BOMつき)を設定しておく。 秀丸の拡張子関連づけで、".txt"を秀丸と関連づけておく。 よし、これでテキストファイルを新規作成して、秀丸で開くと…。 utf-8(BOMなし)と解釈される。一体どうなっているのか。 Windowsではエクスプローラーからファイルを新規作成するときにテンプレートを設定しておくことが出

                                                    テキストファイルの標準エンコーディングは? - やねうらおブログ(移転しました)
                                                  • 君がオヤジになる前に - やねうらおブログ(移転しました)

                                                    ホリエモンの新刊が興味深い。君がオヤジになる前にだ。見ての通り、イラストが福本伸行氏。表紙だけでも相当なインパクトがある。 発売日は今日、10月29日だ。これはホリエモンの誕生日なんだよね。38歳の誕生日に若者に向けたメッセージ本を出すだなんて洒落てる。なんで私がホリエモンの誕生日を知っているかというと、ホリエモンの誕生日は私と3日違いだからだ。(同じ昭和47年生まれ) ホリエモンと違って、私が若者に向けたメッセージ本を出しても誰も買わないだろうから、私は、まあ、テキトウにこのブログに思ってることを書き散らかしておく。↓↓↓ 技術者として一流の腕があって、ビジネスセンスがそこそこあれば、普通は、同世代の人と比べて2,3倍の年収はあって然りなわけだ。5倍とか10倍ある人もざらにいる。 そういう人たちがどういう状況になるのか考えるために、いま仮に、A君は年収300万円(手取りで)、B君はその4

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                                                    • 石原都知事の言うリアリティーとは? - やねうらおブログ(移転しました)

                                                      選考委員の石原都知事、芥川賞候補作は「バカみたいな作品ばかり」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000551-san-soci 「自分の人生を反映したようなリアリティーがないね」と言う石原都知事ですが、「石原都知事が若かりし頃に書いた小説は、自分の人生を反映してたの?」と誰もが突っ込みたくなると思うのですが。 【参考】石原氏の小説のあらすじをコミPo!で4コマ漫画化。*1 ・「完全な遊戯」 ・「処刑の部屋」 ・「太陽の季節」 ところで、「共喰(ともぐ)い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さんの会見記事が以下にあるのでこれも併せて読むといいかも知れません。 芥川賞「もらっといてやる」田中慎弥さん受賞会見 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/art/542411/ 「もらっといてやる」発言に

                                                        石原都知事の言うリアリティーとは? - やねうらおブログ(移転しました)
                                                      • 電王戦第三局について思うこと - やねうらおブログ(移転しました)

                                                        ※ いま14時。電王戦第三局の決着がついていない段階でこの記事を書いています。 YSSは序盤に時間を使わなさ過ぎる。これは電王トーナメントのときにも思っていた。開発者が自己対戦での勝率を上げるようにチューンしていくと、序盤で時間を使っても勝率は下がるのだ。この理由はいろいろあるのだが、主な要因としてソフト同士だと序盤は定跡の進行になりやすいというのがある。自己対戦だと特に、定跡を抜けたあたり(30手目付近)に時間をそんなに使っても、優勢な局面に持ち込める確率は低く、終盤のねじり合いのところに時間を残したほうが頓死などが減り、勝率が上がるのであろう。 だから、開発者は普通は序盤に時間を使わない方向でチューンしてしまう。私は、人間相手の対戦ではこれは全くの間違ったチューンだと思っている。(※ ソフト対人間の対局データが大量にあるわけではないので、これは私がそう思っている(信じている)という話で

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                                                        • 情弱がHDDを増設する話 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                          私には、いまどきインターネットすら出来ない友だちがいて、何かあると彼の携帯から「助けて」メールが送られてくる。 「いまバードディスクを買い増すためにショップに来てるんですけど」 なんやねん、“バード”ディスクって!鳥か!(`ω´) 「内臓のバードと外付けのバードとだと内臓のやつが速いんですよね?」 内“臓”ってなんやねん!臓器か!お前が欲しいのは、鳥の臓器か!(`ω´) 「内臓のほうが安いっすね。内臓のバードはSATAでつなぐんですか?」 そうじゃよ。 「いまバードディスク、前より高くないっすか?」 タイの洪水の影響でな。いま増設すると金かかるよ。 「地獄のSATAも金次第ってことですね」 誰がうまいこと言えと… 「バードディスク4台ぐらい増設したいんですけど、PCケースに収まりませんよね」 そういうときは、外付けにするか、ケース買い換えるか…。 「ケースbuyケースってことっすね」 ・・

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                                                          • ブログ移転とhttps化を同時に行うのは自爆するようなものとGoogleコメント

                                                            Google社員のコメントとして、はてなブログからWordPressへの移転のようなサイト変更と同時にhttps化(常時SSL化)は行わない方が良いとのコメントがありましたのでご紹介します。 コメントがあったのは、10月5日に開催された日本語版ウェブマスター オフィスアワーの後半。 ウェブマスターから以下のような質問があったことに対して、Googleジャパンの金谷氏が回答しています。 ブログの移転とSSL化を同時に行ってはいけない理由とは Googleウェブマスターオフィスアワー資料 上記資料のリンク先にもあるように、ブログの移転と同時にhttps化は行わないようにというコメントは、既にGoogle本社側の検索担当者から出ています。 HTTPSへの移行は、単独で実行すること。 サイトのリニューアルとHTTPS化を同時にするようなことは、決してやってはいけない。自爆するようなものだ。 出典:

                                                              ブログ移転とhttps化を同時に行うのは自爆するようなものとGoogleコメント
                                                            • 文学コギャル - やねうらおブログ(移転しました)

                                                              電車のなかでコギャル同士が話しているのを聞いていた。 コギャルA「あんたって馬鹿そうに見えるよね」 コギャルB「そーそー、見かけで損してるって、ゆうかー」 コギャルA「何か特技あるんだっけ?」 コギャルB「文学とかチョー得意だよ。何でも知ってるって、ゆうかー」 コギャルA「シェイクスピアのマクベスはどんな話?」 コギャルB「帝王切開で産まれたから、俺はお前、殺せます、みたいなー」 コギャルA「ヴェニスの商人は?」 コギャルB「相続した遺産使い果たしたけど、玉の輿でラッキー、みたいなー」 コギャルA「森鴎外の舞姫は?」 コギャルB「留学した日本人が現地女をやり逃げ、みたいなー」 コギャルにしとくのはもったいないと思った。

                                                                文学コギャル - やねうらおブログ(移転しました)
                                                              • キー(調)によって想起される感情が異なるのか - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                カラオケで、曲が歌いにくいときにキーを半音上げたり下げたりするだろう。ハ長調の曲は半音下げるとロ長調になる。 では、ハ長調とロ長調で想起される感情が違うのか? 別にキーを半音上げようが下げようが、悲しい部分は悲しいし、サビの盛り上がる部分は盛り上がるはずであって、キーの上げ下げで全く違う曲になったりはしない。作曲経験がない人でも、音楽的経験が乏しい人でも、そんなことは自明だと思えるだろう。 ところが世の中には、調によって、想起される感情が異なると主張する人たちがいる。それも音楽的経験が乏しいどころか、不思議なことに音大出ているような人やプロの作曲家ですら、そう主張する人が結構な割合で存在している。 例えば、Wikipediaでト長調のところを見てみよう。 なんだと…。「甘い喜ばしさ」だと…。 次にニ長調を見てみよう。 またもやシャルパンティエとマッテゾンが出てきて何やら言っている。 きっと

                                                                • Brotherのプリンターのトナーを使い切る方法 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                  私が愛用しているプリンターはBROTHER JUSTIO<ジャスティオ> A4カラーレーザープリンタ HL-4040CN 20PPM/LANなのだが、amazonで現在 32,365円。トナーは11,430円×3色 + 黒7,140円 = 41,430円であり、トナーのほうが本体価格を上回るという理不尽な価格体系である。本体が原価割れしているので消耗品で回収しないと採算が取れないのだとは思うが。 それで、私は今日、資料を印刷しようと思ったらトナー交換の表示が出た。それもシアン、マゼンタ、イエローの3色同時である。3色同時にトナーが無くなるなんてことは現実的にあり得ないので、これはカウンターがついてるんだなと思い、本体のカウンターをリセットしてやろうと思ったのだが、そんな設定はどこにも無いしマニュアルにも書かれていない。 トナーをいったん取り外して、再度差し込んでみたが、トナー交換の表示は消

                                                                    Brotherのプリンターのトナーを使い切る方法 - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                  • iPhoneの真の実力を引き出す20の使い方 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                    世間ではiPhoneはいろいろネガティブキャンペーンもされているが(→http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20080807)、iPhoneが来てから私も人生観が変わったと思う。 iPhoneをjailbreakして使うことを前提に考えると、これは本当に脅威のガジェットだ。iPhone用のアプリを開発するわけではないとしても、jailbreakすることが前提ならいろいろな使い道がある。 以下、jailbreakすることを前提として、アプリをいろいろ購入したときに一体どういった使い方が出来るか考えてみる。 1) エミュレータで遊ぶ。(要jailbreak) 135グラムのエミュマシン(NES,SNES,etc..)と思うと画期的なんじゃないかと。しかもこの画面サイズ。操作は仮想ゲームパッドなので、慣れないとやりにくいけど。 GBA(ゲームボーイアドバンス)が比較的さく

                                                                      iPhoneの真の実力を引き出す20の使い方 - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                    • iPhoneでエロゲー - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                      いつFW2.xに対応するんだろう?と思っていたら、対応してました。 ■ Onscripter(Nscripter互換エンジン) 月姫をiphone/ipod touchで(FW2.x向け) http://www.iphooone.com/pukiwiki/index.php?%B7%EE%C9%B1 OnscripterというNscripter互換エンジンを使って、iPhoneで月姫を実行します。Nscripter対応のゲームであれば、同様に動く可能性があります。 ひぐらしも動いているようです。 ■ わっふる(AVG32互換エンジン) Airをtouchで FW2.x http://www.iphooone.com/pukiwiki/index.php?AIR%c2%be わっふるというPDA用の実行エンジンを用いてAIRを実行します。 ■ xclannad(Reallive互換エンジン)

                                                                        iPhoneでエロゲー - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                      • ノートは美しく - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                        東大合格生のノートはかならず美しいという本が売れている。ジュンク堂では受験参考書のコーナーに置かれていたが、これはビジネス書籍のような気もする。 私の経験上、優秀な人ほどきちんしたメモの取り方をしている。仕事の出来る人は、何をメモをとるべきかを正しく判断する能力や、リアルタイムにきちんとカテゴライズして、体系的にまとめながらメモを取る能力に優れている。 そもそも仕事の出来ない奴は、メモすらとらない。メモを取る習慣すらない。何をメモしていいかわからない。メモを取り慣れていないから、論理階層をぐちゃぐちゃにしたメモを取って、書いたり消したりを繰り返す。 書いたり消したりするだけならまだしも、無秩序にメモを取って、あとで読み返しても何が書いてあるかわからないメモをとる。打ち合わせのあと、読み返すことすらしない。メモの取り方がひどすぎて読み返すことすら出来ない。それは一体、何のためのメモだ?ひどい

                                                                          ノートは美しく - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                        • PonaXの出来がひどすぎてamazonのレビューが大荒れの件 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                          昨年の電王トーナメントで優勝したPonanzaがPonaXとして商品化された。定価13,824円と比較的高めの設定だったが、「高すぎやろw」という棚瀬さん(東大将棋の作者)のツッコミに対して「それだけの価値はありますよ」と自信満々の山本君(Ponanza作者)。 https://twitter.com/issei_y/status/453474099461758977 ところが、発売後、PonaXがあまりにも出来がひどいのでアマゾンでのレビューは将棋ソフトとしてかつてないほど荒れ放題となっている。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00JH47X2S/aaaaab0c-22/ref=nosim ※ PonaXがどうひどいのかについて、ここには書かない。具体的な内容はアマゾンのレビューを見ていただきたい。 ここでは長文になるのを避けて ・何故

                                                                            PonaXの出来がひどすぎてamazonのレビューが大荒れの件 - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                          • 査読というお仕事 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                            ときどき私は書籍の監修をさせてもらうことがある。査読をさせてもらうことも結構ある。 査読のときは、私はお金はもらわないことにしているが、この手の原稿を書き慣れていない人の場合、1ページに5箇所ぐらいおかしいところがあるのが普通であって、300ページあれば、少なくとも1000箇所ぐらいは誤字やら脱字やら、説明の仕方がまずいところやら何やらがある。 下手すると自分で本を書く何倍もの時間がかかるのが普通なので、これがノーギャラというのは、本当に割に合わないが、まあ、それでいい本が世に出れば社会貢献につながると思うし、自分の勉強にもなるので進んでやらせていただくことにしている。 私がどういう感じで査読をするか知ってもらうために、私が全く関わってもいない本ではあるが、C++テンプレートテクニックを例にとってみよう。 何故この本を選んだかと言うと、著者の方はお二人ともC++標準化委員会のメンバーなのだ

                                                                              査読というお仕事 - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                            • iPhoneをボイスレコーダーにする最強アプリはこれだ - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                              iPhoneのボイスレコーダアプリは現在(私が把握している限り)8アプリある。 すべてダウンロードして使ってみたので感想を書いておく。 以下、JBしていることを前提で話す。 この手のアプリは、録音したボイスメモをパソコン側にいかにして転送するかが問題となって、専用ソフトを使えだとか、e-mailで送れだとかiTunesで同期させろだとか、そんな機能そもそもついてないだとか様々だ。 しかし、忘れないで欲しいのは、AppleStoreから購入したアプリは、原則的にそのアプリ配下のフォルダにデータを格納するということだ。つまり、パソコンに転送する機能がないとかそんなことはどうでも良くて、勝手にそのフォルダからDiskAid(→http://www.digidna.net/diskaid/ DiskAidは、USBでiPhoneを接続出来るため転送が速い。WindowsXP/Vista/MacOS

                                                                                iPhoneをボイスレコーダーにする最強アプリはこれだ - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                              • クローズアップ現代で初音ミク特集 - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                                クローズアップ現代で「初音ミク特集」をやるらしく、番組のディレクター自らが捨て身で番宣をしている動画がYouTubeにアップされている。 2月28日(火)放送!「クローズアップ現代で初音ミク特集」 ところで、私も高校のとき(20数年前)に某社からとある麻雀ゲームをPCに移植できないかと言われて、それを検討するために音声合成のプログラムを書いたことがある。 当時、音声合成と言えばCSM音声合成(CSM = Composite Sinusoidal Modeling : 複合正弦波モデル)が主流だったと思う。当時ゲームアーツで働いていた三橋正邦氏が開発したCSM音声合成システムが特に有名だ。『シルフィード』(1986年)にはじまり、『ぎゅわんぶらあ自己中心派』(1987年)、『ゼリアード』(1987年)・『ヴェイグス』(1988年)といったゲームで採用されていた。*1 CSM音声合成自体は結構

                                                                                  クローズアップ現代で初音ミク特集 - やねうらおブログ(移転しました)
                                                                                • 曲をクラシック風にアレンジするには? - やねうらおブログ(移転しました)

                                                                                  まらしぃさんが新作の動画を見たのだが、なんかひどく単調なアレンジだなぁと思った。 【進撃の巨人OP】「紅蓮の弓矢」を弾いてみた【ピアノ】 もちろん、一曲にかける時間にはムラがあるわけで、あまり編曲や練習のために時間をかけて撮影していない動画に対して、時間をかけて編曲し、十分に練習したのちに撮影された動画と比較してどうのこうの言うのは本来間違っていることではある。 まらしぃさんがうまいだの下手だの言うつもりは私には毛頭なく、もう少し音楽的な可能性を考えてみたいという意味において、ここでAnimenzさんの同じ曲に対するピアノ演奏動画を参考のために挙げる。 Guren no Yumiya - Shingeki no Kyojin OP [Piano] Animenzさんは日本では無名に近いかも知れないが、アニメ曲を中心にピアノアレンジをしてYouTubeに動画を数多くアップされていて、動画の再

                                                                                    曲をクラシック風にアレンジするには? - やねうらおブログ(移転しました)