Published 2025/02/24 15:19 (JST) Updated 2025/02/24 15:49 (JST) ロシアが占領するウクライナ東部マリウポリを訪れ、住民と話すロシアのプーチン大統領(手前左)。2023年3月19日にロシアのテレビが公開した(AP=共同) ロシアはウクライナ各地の占領地で住宅や商店などの不動産を接収し、本土のロシア人に移住を促している。2022年9月に一方的に併合を宣言したウクライナ4州の一つ、南部ザポロジエ州だけで6千戸以上が接収対象となったことが判明した。自宅を奪われた女性は「思い出の詰まった住まいを返して」と訴えている。 ロシアは占領地への移住を促し、侵攻後に住民が戦渦を逃れたことによって減った人口の回復や街の復興を印象付け、支配の既成事実化を進めている。 ザポロジエ州のロシア側行政府は不在の住宅や商店をリスト化。ウェブサイトなどで所有者に対