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ヤポネシアの検索結果1 - 10 件 / 10件

  • [ヘンテコ説検証]北の元寇によって追われた北方民族が北海道に移動した、それがアイヌであるという説を真面目に検証|ヘンテコだよねノート

    [ヘンテコ説検証]北の元寇によって追われた北方民族が北海道に移動した、それがアイヌであるという説を真面目に検証 SNSなどでは、アイヌ民族のあれやこれやに対し事実誤認や偏見に基づく暴言や誹謗中傷、ヘンテコな誤解が呟かれている。実際にはその先には当事者がいて、それらの暴言や誹謗中傷によって傷つく人がいる。気軽に呟くその言葉はそのままヘイトスピーチにつながっていることも多い。 本noteはそれらの事実誤認に応えるために開設した。心当たりのある方は悪意のある言説に乗せられ、犯罪者にならないためにもお読みください。 ※ここではアイヌに対して日本のマジョリティである日本民族、和人を「和民族」と統一して表記します。 アイヌ民族鎌倉時代渡来説を検証してみるアイヌ民族が鎌倉時代(13世紀)に北方から来襲し、擦文人やオホーツク人を殺戮して定住をし始めたので、アイヌ民族は先住民族では無いとのトンデモ説がネット

      [ヘンテコ説検証]北の元寇によって追われた北方民族が北海道に移動した、それがアイヌであるという説を真面目に検証|ヘンテコだよねノート
    • 前篇 旧石器時代からいた「海の遊牧民」 | 三浦佑之×安藤礼二「海の民、まつろわぬ人々――。」 | 三浦佑之 , 安藤礼二 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

      『「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく』刊行記念対談 著者: 三浦佑之 , 安藤礼二 出雲と筑紫、そして若狭、能登、糸魚川から諏訪まで続く「海の道」—―古代日本、「表通り」は日本海側だったことを、『古事記』等の文献はもちろん、考古学や人類学も含めた最新研究から丹念に追った『「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく』(新潮選書)。著者の三浦佑之氏(千葉大学名誉教授)と安藤礼二氏(多摩美術大学教授)による、古今東西を自由に駆け巡る、刊行記念対談をお届けします。 (2021年10月18日、於・新潮社クラブ) 旧石器時代の航海術 三浦 安藤さんは『折口信夫』(講談社)などの御著書がおありですが、もともとは考古学をやっておられたんですよね。それで是非、今回の本について感想を伺いたかったんです。 安藤 今回の『「海の民」の日本神話 古代ヤポネシア表通りをゆく』(新潮社)、そして『出

        前篇 旧石器時代からいた「海の遊牧民」 | 三浦佑之×安藤礼二「海の民、まつろわぬ人々――。」 | 三浦佑之 , 安藤礼二 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
      • ゲノム論文を不当切り張り 「先住民族でない」アイヌへのヘイト拡散(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

        過去を生きた人々の遺骨に、技術革新が新たな価値をもたらしている。骨のゲノムを調べる最先端の人類学研究は、従来の考古学や歴史学に基づく定説を続々と書き換える一方、国内外で民族や先住性を巡る新たな争いも引き起こし、研究倫理や成果の悪用が問題化している。遺骨を巡る「ゲノム革命」の光と影を追う。 ◇「日本人の起源」再考 「日本人の起源」を示す、最も有力な仮説とされる「二重構造モデル」。まず南方系の縄文人が日本列島にいて、弥生時代に北方系の集団が渡来し、徐々に混血して成立したとする考え方だ。人類学者の埴原(はにはら)和郎博士(1927~2004年)が説を発表して30周年となる2021年11月、博士が生前在籍した国際日本文化研究センター(京都市)で、モデルを問い直す会合が開かれた。 主催したのは「ヤポネシアゲノム」プロジェクト。ゲノム解析で日本列島(ヤポネシア)の人々の成り立ちを解明するとの目標を掲げ

          ゲノム論文を不当切り張り 「先住民族でない」アイヌへのヘイト拡散(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
        • ヤポネシアゲノ厶

          ヤポネシアゲノムDeciphering Origin and Establishment of Yaponesians mainly based on Genome Sequences 新学術領域研究ヤポネシアゲノムの季刊誌Yaponesianの表紙 5研究分野間の相互関係 A01班の鎌谷洋一郎が公開講演会で用いた図(遺伝子の相互作用を示す) A02班の佐藤丈寛が公開講演会で用いた図(集団間の系統関係を示す) A03班の伊藤剛が公開講演会で用いた図(栽培イネの単一起源説と複数起源説) B01班の坂本稔が公開講演会で用いた図(年輪年代測定に使われた木材) B03班の五條堀淳が公開講演会で用いた図(現代ヤポネシア人ゲノムにおける希少変異) B02班の伊藤英人が公開講演会で用いた図(朝鮮半島の古文書) 2019年5月11日上野の国立科学博物館で開催された全体会議 2019年9月24日,25日淡路

          • 中島岳志 吉本隆明『共同幻想論』と「異族の論理」

            思想家・吉本隆明にとって、真の日本の古層の探求は、天皇以前の縄文の探究に他ならない。そして、天皇以前の基層に回帰したとき、そこに真の意味での沖縄の価値が立ち現れる。縄文が立ち上がる。国家を超えた新しいヴィジョン。ここに縄文左派の輪郭が立ち現れる。 吉本隆明は、1950年代後半に一躍論壇のスターとなった。花田清輝と論争を繰り返し、非転向として英雄視された日本共産党のリーダーを「転向の一形態」と切って捨てた。大胆できっぷのいい批評は、若い世代から圧倒的な支持を獲得した。 吉本は、1966年11月から雑誌『文芸』で連載を始めた。タイトルは「共同幻想論」。のちに吉本の代表作と見なされるもので、国家とは何かに迫る大作だった。連載は1967年4月まで続き、1968年12月に単行本として出版された。 吉本が捉えようとしたのは、日本における天皇制国家の起源である。この起源を掴むことができれば、天皇制国家以

              中島岳志 吉本隆明『共同幻想論』と「異族の論理」
            • 「〝邪馬臺〟国の言語」は日琉祖語以前の体系か|著重眞雪|note

              著重眞雪(2020α) 本研究ノートでは,その著者は自身を著者と呼び,魏書倭人条を書いたものを「記録者」と呼ぶ。また,記録者に情報を提供したものは「情報提供者」と呼ぶ。 AbstractIn this note, the author attempts at interpreting the Wa language attested in Wèizhì. This work is mainly based on the comparative method using not only Ryūkyūan, Kyūshūan, and Imperial languages but also the Mainland Japonic topolects. The enterprise employing all the attested Japonic languages has made t

                「〝邪馬臺〟国の言語」は日琉祖語以前の体系か|著重眞雪|note
              • 縄文人の痕跡を現代人に探る

                1万6000年前から3000年前まで日本列島で縄文文化を支えた縄文人の遺伝子はいま,どこにあるだろう。縄文人集団と,大陸から渡来した東アジア人集団が混血して現在の日本人集団となった。縄文的特徴は薄くなったが,その遺伝子のかけらは今も日本人集団の中に存在している。縄文人のかけらを現代日本人のゲノムから抽出しようという研究が進んでいる。 東京大学大学院理学系研究科でヒトゲノム多様性をテーマに研究している渡部裕介と大橋順のグループは2023年,日本の現代人ゲノムから縄文人に由来するとみられる変異を特定し,それに基づいた「縄文人度合い」で日本本州の各地域の差異を見ることに成功した。 さらに,縄文人由来変異は今の日本人に具体的に表れている形質,つまり表現型を見る新しい視点にもつながる。日本人のゲノムを「縄文人由来」と「渡来人由来」に分類し,これまでのゲノムワイド関連解析でわかってきた60種類の量的形

                  縄文人の痕跡を現代人に探る
                • 47都道府県人のゲノムが明かす 日本人の起源

                  出村政彬(編集部) 協力:大橋 順(東京大学)/篠田謙一(国立科学博物館)/藤尾慎一郎(国立歴史民俗博物館)/斎藤成也(国立遺伝学研究所) 私たち日本人は,一体どんなルーツを持つ集団なのか。一般には「日本列島に最初に到達した人々と,後に大陸からやってきた人々が混ざった」とされることが多い。縄文時代からの在来の人々と渡来人の混血だ。しかし近年,現代人と数千年前の人骨のゲノムを同じ精度で解析できるようになったことで,従来の想像を超えてこの混血の過程が複雑である可能性が出てきた。どんな書物にも一切残されていない日本人の歴史の序章を解き明かすべく,人類学や考古学の研究者たちがタッグを組んで謎に挑んでいる。 「うちのデータを解析しませんか?」 東京大学教授の大橋順は2018年,日本人類遺伝学会のシンポジウムでの講演後に突然ヤフーの社員を名乗る男性に呼び止められた。この時声を掛けたのは,当時ヤフーで遺

                    47都道府県人のゲノムが明かす 日本人の起源
                  • 遺伝子解析から見た東アジアの民族関係 I 斎藤成也 敎授(国立遺伝学研究所 集団遺伝研究室)

                    次世代シークエンサーの開発により、人類進化の研究は革命と呼べるような変化がおこりました。そこで、日本列島人(ヤポネシア人)の起源と成立を詳細に調べる「ヤポネシアゲノム」研究を進めています。現在の定説は、旧石器時代から縄文時代を通じてヤポネシアに渡来した採集狩猟民のあとに、弥生時代以降水田稲作農耕を持ち込んだ農耕民という2種類の人々がおり、ヤポネシアの北と南ではそれぞれアイヌ人とオキナワ人が前者の遺伝子を色濃く残した一方、ヤポネシアの中央部では農耕民の遺伝子が多量に伝わったヤマト人が存在するという「二重構造モデル」です。このモデルは現代人と古代人のDNAデータから支持されましたが、その後ヤポネシアの中の地域多様性を調べた結果、中央部に「うちなる二重構造」が存在するという仮説をわれわれが提唱しました。この仮説も最新のDNAデータに支持されつつあります。ただし、このモデルに必要な三段階・三種類の

                      遺伝子解析から見た東アジアの民族関係 I 斎藤成也 敎授(国立遺伝学研究所 集団遺伝研究室)
                    • 最新DNA研究が解き明かす!『続・日本列島人の起源と歴史』6月11日(金)からオンデマンド配信スタート【NHK文化センター】:時事ドットコム

                      最新DNA研究が解き明かす!『続・日本列島人の起源と歴史』6月11日(金)からオンデマンド配信スタート【NHK文化センター】 [株式会社エヌエイチケイ文化センター] あの人気シリーズの続編がスタート! 日本列島(ヤポネシア)に最初に住み着いた人々について、多方面の学問領域から紐解いていく人気シリーズ講座の続編のオンデマンド配信が6月11日(金)から始まります。 文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「ゲノム配列を核としたヤポネシア人の起源と成立の解明」が、ゲノム研究、考古学、言語学など文理融合の大型プロジェクトとして進行中です。プロジェクトメンバーを講師に迎え、最新の研究成果をお楽しみいただきます。 今回の12回シリーズは、日本列島の“北と南”、アイヌ、奄美… をキーワードに、日本列島人の起源に迫ります。初回のオンデマンド配信は6月11日(金)から、1年をかけて全12回のカリキュラムで学

                        最新DNA研究が解き明かす!『続・日本列島人の起源と歴史』6月11日(金)からオンデマンド配信スタート【NHK文化センター】:時事ドットコム
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