ワカンダ(Wakanda)は、マーベル・コミックより出版されているアメリカン・コミックスに登場する、アフリカの架空の国[1]。アフリカ先住民の国々の中でも主要とされ、スーパーヒーローのブラックパンサーの本拠地およびヴィブラニウムの原産国でもある。 スタン・リーとジャック・カービーにより生み出され、『ファンタスティック・フォー(英語版)』#52(1966年7月)で初登場した[2]。 語源[編集] "Wakanda"(ワカンダ)の名称の語源には諸説ある。スー族の "Wakanda"、"Wakonda"、"Waconda"(ワカン・タンカ)と呼ばれる神にインスピレーションを受けたとする説、エドガー・ライス・バローズが1915年に執筆した小説(出版は死後の1957年)『The Man-Eater』に登場する架空のアフリカ部族 "Wakandas" を由来とする説[3]、ケニアのカンバ族の "Aka