平車をメインに地場輸送を展開している運送事業者では、荷主の無理な荷下ろし依頼に憤りを感じている。 同社は長尺ものを配送しており、以前までは荷下ろし現場で荷主の従業員3人ほどと協力しながら作業していたが、今年に入ってからは現場に1人だけしか来ないこともあり、9mもある荷物を2人で作業してほしいと言われ、対応に困っているという。 最近はその仕事を拒否しているという同社長は「重さは30キロ程度のものだが、長さが9mもあれば、バランスも悪く、折れる心配もある。それだけでなく、現場でケガ人が出れば問題になる。何度も説明をしているが、改善されないので困っている」とし、「実際に荷物を運んだが、現場に人が1人しかいないため、最近は下ろさずに帰らせることもあるので荷主の考えが理解できない」と話す。 同社では、長年付き合いをしてきたが、今後取引の停止も視野に、話をしているという。「コンプライアンスが厳しくなっ