「暴力団のような統制がなく、勢いに任せて犯行に及ぶ恐ろしさがある」。捜査関係者が眉をひそめる「匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)」への対策が課題となっている。離合集散を繰り返しながら多様な犯罪に関わるグループ。兵庫県内では「人違い」で事件を起こすケースも発生した。 法廷で反省なく、傍聴席では… 短髪に黒いスエット姿。かっぷくの良い男性の耳の後ろには、青黒いタトゥーが入っていた。
9月に宇都宮市のおもちゃ店で人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルなどが奪われた強盗傷害事件で、警察は18日までに20歳と18歳の2人を逮捕しました。警察はほかにも2人が関わっているとみて詳しく調べています。 先月26日の午前2時半ごろ宇都宮市のおもちゃ店に4人組が侵入し、およそ36万円相当のプラモデルなどの商品18点や現金が奪われたうえ55歳の店長が殴られるなどしてけがをしました。 奪われた商品の中には人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズや「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルが含まれていました。 警察が強盗傷害事件として捜査した結果、事件に関わったとして宇都宮市のアルバイト、横田魁人(20)被告が逮捕され、強盗傷害などの罪で起訴されました。また、住所不定で無職の18歳の容疑者も逮捕されました。 店の防犯カメラには事件の一部始終が写っていて、警察によりますと2人が事件に関わったとす
最近、高架橋での暴行事件の動画がインターネット上に出回り、事件は浙江省杭州市で発生したとされています。 中国国内ニュースサイト中国網に掲載された記事より。 杭州の高速道路上で障害事件発生 動画によると、停車したベントレーの運転手が、数センチほどの鋭利な刃物のようなものを手に持って車を降り、後ろに停車していたBMWの運転手を何度も切りつけました。 BMWの運転手が地面に倒れた後、ベントレーの運転手は彼の頭を蹴りながら長時間殴り続けました。その後、別の車の運転手が静止しましたが、ベントレーの運転手は執拗に殴り続けました。 www.youtube.com 杭州市公安局指揮センターによれば、25日午前に容疑者は逮捕されました。 杭州市公安局上城区分局の発表によると、当事者の侯某仁(男性、39歳)と侯某彬(男性、32歳)とはいとこ同士で、杭州で物流事業を営んでいます。 22日午後、侯某仁は、いとこの
岡山県倉敷市内を走行中の自動車内で2021年7月、部下を殴って大けがを負わせたなどとして、傷害の罪に問われた同市内の塗装業の男性(32)に対し、岡山地裁倉敷支部(横沢慶太裁判官)は20日、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。 男性は21年7月26日朝、走行していた車内で男性部下を手の甲で殴り、眼底骨折の約3カ月の大けがを負わせたなどとして逮捕され、昨年5月に倉敷区検が在宅で略式起訴していた。 男性は同月、倉敷簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたが、正式裁判を申し立てた。簡裁での公判で男性は、それまで認めていた起訴内容について、否認に転じたという。そのため、事件は地裁倉敷支部に移送された。「逮捕され、早く身柄を解放されたかった」という理由で当初は認めていたという。 公判では、被害者とされていた男性部下が出廷し「別の知人の男に暴行を受けた。男性に日頃から不満があり、うそをついた」という趣旨
2023年、大阪 浪速区のタワーマンションで商談中の男性から現金およそ7000万円を奪ったとして5人が逮捕・起訴された事件で、警察は新たに24歳の容疑者ら6人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。このうちの2人が事件の計画役や指示役だったとみて詳しいいきさつを調べています。 逮捕されたのは、大阪 平野区の無職、新川海輝容疑者(24)ら合わせて6人です。 このうち、住所不定・無職の仲村渠圭吾被告(24)ら3人はすでに起訴されています。 警察によりますと、6人は2023年7月、大阪 浪速区難波中のタワーマンションの29階で、暗号資産に関する商談をしていた60代の男性の顔を殴るなどしたうえ、現金およそ7000万円を奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。 この事件では、2023年7月から9月にかけて大阪 堺市の重永龍也被告(21)ら5人が逮捕・起訴されていて、逮捕されたのはこれで11人となりました
事件が発生してから、中国政府はこの事件が偶発的なものとのコメントを発表した。実は、同じ6月に、吉林省の公園でアメリカ人教員4人が襲撃され、負傷する事件が起きた。わずか1か月のうち、外国人が襲撃された事件が2回も起きた。「治安が悪くない」と思われている中国で何が起きているのだろうか。 経済急減速、雇用悪化 振り返れば、中国経済が高度成長期をピークアウトしたのは上海万博が開かれた2010年ごろだったとみられている。習近平政権が正式に発足したのは2013年3月だった。それ以降、中国経済は徐々に減速したが、とくに2020年からの3年間、中国経済はマクロ経済統計以上に落ち込んでしまった。たとえば、中国政府の発表では、2023年、中国経済は5.2%成長したといわれているが、アメリカのラジウムグループの検証によると、実際は1.5%程度しか成長しなかったといわれている。
今月、東京 八王子市の住宅に男が押し入り、この家に住む30代の女性を刃物のようなもので切りつけ、通帳などが奪われた事件で、警視庁は41歳の会社員を強盗傷害などの疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、東京都内に住む41歳の会社員です。 警視庁によりますと今月11日、東京 八王子市の住宅に押し入り、この家に住む30代の女性を刃物のようなもので切りつけてけがを負わせたうえ、通帳などを奪ったとして強盗傷害などの疑いが持たれています。 容疑者は目出し帽をかぶり、スマートフォンの音声読み上げ機能を使って「通帳と印鑑を用意しろ」などと女性を脅したということです。当時、家には生後4か月ほどの赤ちゃんもいましたが、無事でした。 警視庁が防犯カメラを調べるなどして容疑者の行方を追っていたところ、14日静岡県内で発見し、逮捕しました。 調べに対し「カードローンの支払いができなくなりやってしまった」などと容疑を認
「暴力団のような統制がなく、勢いに任せて犯行に及ぶ恐ろしさがある」。捜査関係者が眉をひそめる「匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)」への対策が課題となっている。離合集散を繰り返しながら多様な犯罪に関わるグループ。兵庫県内では「人違い」で事件を起こすケースも発生した。 【図で解説】そもそも……トクリュウとは ◇法廷で反省なく、傍聴席では… 短髪に黒いスエット姿。かっぷくの良い男性の耳の後ろには、青黒いタトゥーが入っていた。 2023年10月上旬、神戸地裁姫路支部。県警が「トクリュウ」として警戒するグループのリーダーが出廷した。地方公務員の男性への傷害罪に問われていた。 男性は検察官や裁判官からの質問に黙秘を繰り返し、時折いらだったように「もう示談している」と口にした。弁護側は起訴内容については争わないとした。 冒頭陳述などによると、男性は大麻の密売人に暴行を加えようと、客を装ってコン
山梨県で11年前に起きた強盗傷害事件で指名手配中の容疑者に関する情報提供が急増していることが分かりました。40年余りの間指名手配されていた桐島聡容疑者とみられる人物が先月浮上し、指名手配への関心が高まった影響とみられ、警察は「多くの情報を寄せてほしい」と呼びかけています。 長野県出身の宮内雄大容疑者(48)は、2013年、山梨市の住宅で1人にけがをさせて現金を奪ったとして、強盗傷害の疑いで全国に指名手配されています。 容疑者は事件の直後に逮捕されましたが、移送された警察署で警察官を振り切って逃走しました。 この容疑者について、今月22日までの1か月ほどの間に、「病院で似た人を見かけた」とか「似た人が飲食店によく訪れる」といった情報提供が11件寄せられ、すでに去年1年間の3分の1ほどに急増していることが、警察への取材でわかりました。 1970年代の連続企業爆破事件の1つに関わったとして指名手
ことし8月、東京 池袋のビルの事務所に押し入り、中にいた男性に催涙スプレーのようなものを吹きつけて現金300万円を奪ったうえ、けがをさせたなどとして、20代の容疑者2人が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、住居・職業ともに不詳の岩部真心 容疑者(22)と、東京 東村山市の無職、上平悠太 容疑者(21)の2人です。 警視庁によりますと、ことし8月21日の夕方、豊島区池袋のビルの3階にある不動産会社の事務所に押し入り、男性社員に催涙スプレーのようなものを吹きつけて現金300万円を奪ったうえ、社員にけがを負わせたとして強盗傷害などの疑いが持たれています。 男性は、右ひじを打撲するなどの軽いけがを負ったということです。 男性が1人で作業をしていたところ、黒い帽子をかぶった2人が無言で突然押し入り、事務所にあったバッグから現金を取り出して逃走したということです。 警視庁の調べに対し、「よく考え
大阪府警の25歳の男性警察官が、JR堺市駅で駅員に暴行をしてケガをさせたとして、事情を聞かれていることが分かりました。 任意で事情を聞かれているのは、大阪府警守口署の刑事課に所属する25歳の男性巡査長です。巡査長は今月16日の夜、JR堺市駅の構内で、駅員に暴行を加えた疑いがもたれ、駅員は顔や胸に軽いケガをしました。 巡査長は電車内で別の乗客とトラブルになり、駆けつけた駅員が改札まで連れて行こうとしたところ、顔や胸をあわせて3発殴ったということです。 巡査長は、警察署が主催する「レクリエーション」というイベントの食事会で酒を飲んだあと、同僚とともに別の居酒屋を2軒はしごして酒を飲んでいて、任意の事情聴取に「覚えていないが、覚えていないだけでそういうことをしたのだと思う」という趣旨の話をしているということです。 駅員は被害届を出していて、大阪府警は傷害事件として巡査長から事情を聞くなど、詳しい
ことし3月、東京 上野の繁華街で金塊や現金を持っていた男性らに催涙スプレーを吹きつけて現金およそ190万円を奪ったとして実行役2人が逮捕された事件で、警視庁は指示役とみられる容疑者ら2人を新たに逮捕しました。 逮捕されたのは、札幌市の会社役員、山田文彦容疑者(59)と東京 港区の会社役員、高良精吾容疑者(55)です。 この事件は、ことし3月、上野の繁華街でおよそ5キロの金塊や現金を持って歩いていた男性らが催涙スプレーをかけられたうえ、現金およそ190万円が入ったバッグを奪われたもので、これまでに実行役の2人が強盗傷害の疑いで逮捕・起訴されています。 その後の調べで、被害に遭った男性らが当日、金(きん)の取り引きを行うという情報を、取り引きの仲介役だった高良容疑者が山田容疑者に伝え、実行役に襲わせた疑いがあることがわかり、2人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。 調べに対し、山田容疑者は黙秘し、
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