大きな自然災害と人災*1で2024年が明けてしまった。 能登半島には1983年と2005年の二度、金沢にはその二度に加えて2006年に行ったことがあるが、能登半島が地震の巣であることは常識だろう。地震によってイレギュラーな隆起が度々あったからこそああいう地形になっている。それは四国・愛媛県の伊方原発がある佐田岬半島も同じで、同原発のすぐ近くには中央構造線活断層活断層帯があり、南海トラフによる巨大地震の想定震源域に含まれている。 能登半島にあり、今回の地震で唯一「震度7」と発表された志賀町(しかまち)には北陸電力の志賀原発がある。同原発1号機は1993年に運転を開始したが、1999年6月に国内初の臨界事故を起こした。また同2号機は2006年に運転を開始した。いずれも2011年の東日本大震災・東電原発事故以来一度も稼働していない。森喜朗の息がかかった御用新聞(極右紙)として悪名高い北國新聞には