名古屋を軸に東海地方の地域性や文化をコミカルに描いた4こま漫画『八十亀ちゃんかんさつにっき』が、昨年末発売の13巻で完結した。地元企業とのコラボレーションやアニメ化も果たした人気作。作者安藤正基さん(30)=愛知県出身=は「ありがたいことに6年半も連載できた。名古屋が僕の漫画を持ち上げてくれた」と、読者と地域への感謝をにじませる。(谷口大河) 東京から名古屋に引っ越した陣界斗(じん・かいと)と、名古屋弁を話す女子高生八十亀最中(やとがめ・もなか)の出会いから始まるご当地コメディー。岐阜出身の只草舞衣(ただくさ・まい)、三重出身の笹津やん菜ら多彩な登場人物と、ドタバタ騒ぎを繰り広げる。「~にゃ...