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公文書クライシスの検索結果1 - 24 件 / 24件

  • 公文書クライシス:安倍首相の発言記録ゼロ コロナ連絡会議40回分 議事録平均わずか10行 | 毎日新聞

    第19回の「連絡会議」の記録。議事の概要は3行しかない=2020年9月10日午後4時50分、大場弘行撮影 安倍晋三首相ら一部の高官が新型コロナウイルスの対応を実質的に決める政府の「連絡会議」について、今年1~3月の40回分の記録を毎日新聞が分析したところ、議事内容の記載は平均で10行しかなく、首相ら高官の発言の記載は一切なかった。既に開示されていた数回分の記録から同様の問題が指摘されていたが、首相らの発言を残さない手法が定着していることが明確になった。公文書問題に詳しい専門家は「これでは国の対応が事後検証できない」と問題視している。 コロナ対策と公文書問題への対応は自民党総裁選でも注目されており、新首相の下でどのような対応が取られるか注目されそうだ。 記録は蓮舫・参院議員(立憲民主)に対して政府が開示した議事概要などで、連絡会議がスタートした1月26日~3月5日の40回分。この期間中には、

      公文書クライシス:安倍首相の発言記録ゼロ コロナ連絡会議40回分 議事録平均わずか10行 | 毎日新聞
    • 「桜を見る会」と芸能報道から考える、「結果スピン」の効能|荻上チキ

      共産党の田村智子議員が、11月8日に「桜を見る会」の「モラルハザード」を追求してから、多くのメディアが、このイベントの不透明さ・不可思議さについて追求を始めた。もともと国会では、兼ねてから、共産党の宮本徹議員や、立憲民主党の初鹿明博らが、本件を追求していた。 このイベントの招待人数が安倍政権になってから大きく増加し、予算も当初の3倍ほどに膨らんでいる。それはなぜか。その根拠は何か。そのようなヌルい財政ガバナンスでいいのか。こうした点が野党から繰り返し問われたが、政府の答弁は、木で鼻を括るような官僚原稿の読み上げが続いた。 そこに、田村議員の追求が行われることによって、「与党議員の後援会活動の場になっているのではないか」という論点が明確化されることになった。実際に「桜を見る会」に参加した、具体的な議員や後援会員のブログなどを読み上げることによって、詳細にその構図を説明し、与党議員に、自分の言

        「桜を見る会」と芸能報道から考える、「結果スピン」の効能|荻上チキ
      • 記者の目:公文書クライシス 官邸の隠蔽体質 もはや民主主義ではない=大場弘行(特別報道部) | 毎日新聞

        各府省から送られてきた数々の不開示決定通知書。首相との面会に関する文書は「不存在」と記されていた=東京都千代田区で4月10日撮影 「霞が関には闇から闇に消える文書がある」 2017年の春、こんなミステリアスな話を官僚OBから聞いたのがきっかけだった。私は同僚と「公文書クライシス」取材班を発足させた。2年以上に及ぶ取材で見えたのは、あらゆる手段を使って記録の公開を避けようとするすさまじい隠蔽(いんぺい)体質だった。 私たちの取材に、20人近い現役官僚が重い口を開いた。彼らが明かした公文書を隠す手口は大胆かつ巧妙だ。 表に出したくない記録があれば、業務で使っている明らかな公文書であっても、「個人のメモだ」と言い張って情報公開請求の対象から外す。近年は電子メールで重要なやりとりをし、それが残っているのに「メールは電話で話すのと同じだ」などという理屈で公文書にはしない。ウェブで公開されている公文書

          記者の目:公文書クライシス 官邸の隠蔽体質 もはや民主主義ではない=大場弘行(特別報道部) | 毎日新聞
        • 公文書クライシス:情報公開、規定骨抜き 裁量廃棄7類型逸脱 官僚「解釈はどうにでもなる」 | 毎日新聞

          統合幕僚監部総務課が2018年7月に作成した職員向けの教育用資料。「保存期間を1年未満にすれば、開示請求の対象にならない」という誤解が「本当によくある」と記載し、注意をうながしている=大場弘行撮影 官僚の裁量でいつでも廃棄でき、「桜を見る会」を巡っても問題視されている保存期間1年未満の公文書。2017年の公文書ガイドライン改定で、原則として7類型のみに裁量での廃棄を認めたはずだったが、複数の省庁の職員の証言から、情報公開逃れが目的でルールが骨抜きにされている実態が浮かび上がった。【岡大介、千葉紀和、大場弘行】 「7類型に設定できる文書はごく限られたものにするはずだったのに、今では拡大解釈され、何でもかんでも放り込んでいる」。防衛省で文書管理を担当する職員は、こう明かした。

            公文書クライシス:情報公開、規定骨抜き 裁量廃棄7類型逸脱 官僚「解釈はどうにでもなる」 | 毎日新聞
          • 忘れないための覚え書き 二関辰郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

            2020年5月25日 憲法メディア 「忘れないための覚え書き」 弁護士 二関辰郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) コロナ禍のために人々は普段と違う生活を余儀なくされている。世界の状況も日々ニュースで伝えられる。同時代人という言葉を世界的なレベルでこれほど意識したことは、かつてなかったように思う。 何かの渦中にあるとき、とりわけ今回のように自分や身近な人々の生命・健康に直結する問題に直面するとき、人の関心は自ずとそこに向かう。メディアも連日大きく取り上げる。そのこと自体は必要かつ大切なことだが、同時に他の大切な問題も忘れないようにしなければならない。目下のコロナ禍が過ぎてから考えればよいのかもしれないが、その時には、何か別の問題が起きていて人々の関心を集めているだろう。結局のところ、次々に起こる新しい出来事を受動的・表層的に追いかけ、前のことはもう過ぎたこと、古いこととして

              忘れないための覚え書き 二関辰郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
            • 公文書クライシス:「記録を闇に葬る政治」 公文書クライシス記者×宮台真司・都立大教授ら ニコ動番組 | 毎日新聞

              「深掘TV」に出演した(左から)ジョー横溝さん、宮台真司さん、大場弘行記者、ダースレイダーさん=番組の映像から 安倍政権下で相次いで問題化している公文書管理の深層を掘り下げた「公文書危機 闇に葬られた記録」(毎日新聞取材班著)が6月2日に毎日新聞出版から出版されたことに合わせ、社会学者の宮台真司さん(東京都立大教授)、ラジオDJ・ライターのジョー横溝さん、ラッパーのダースレイダーさんをメインMCとして社会や政治の問題を語り合うニコニコ動画の生番組「深掘TV」が、取材班の中心である毎日新聞社会部の大場弘行記者をゲストに招いて議論した。3人のMCによる風刺を挟みながら、大場記者は本のベースとなったキャンペーン報道「公文書クライシス」をもとに霞が関の隠蔽(いんぺい)体質の実態を解説した。主なやりとりは次の通り。【統合デジタル取材センター】 「骨どころか身も全部抜かれている」 ダース ぼくは思想信

                公文書クライシス:「記録を闇に葬る政治」 公文書クライシス記者×宮台真司・都立大教授ら ニコ動番組 | 毎日新聞
              • 「公文書隠蔽」官僚たちの手口

                「公文書隠蔽」官僚たちの手口 「桜を見る会」で再燃する公文書問題。調査報道記者が見た実態と官僚たちの苦悩。 2020年1月号 LIFE [特別寄稿] by 大場 弘行(毎日新聞特別報道部記者) 「記録を廃棄したためお答えできません」 首相の私物化と批判されている「桜を見る会」を巡って、官僚たちがまた同じ答弁を繰り返している。私たち毎日新聞「公文書クライシス」取材班は、森友、加計学園問題の報道が過熱し始めた2年半前から、ベールに包まれている中央省庁の文書管理の実態を取材している。これまでに聞いた官僚たちの告白に、今回の公文書問題を考えるヒントが隠されているように思う。 取材班を立ち上げたきっかけは、ある官僚OBからこんなミステリアスな話を耳打ちされたことだった。 「霞が関には、闇から闇に消える文書がある」 公文書という地味なテーマを調査報道の手法で取り上げることで、興味を持ってもらえる記事に

                  「公文書隠蔽」官僚たちの手口
                • 公文書クライシス:桜を見る会 内閣官房と内閣府 名簿保存「1年未満」の怪 | 毎日新聞

                  「桜を見る会」に首相や与党などの推薦で招待された人たちの名簿を、内閣官房と内閣府が会の直後に廃棄したとされる問題で、名簿の保存期間を「1年未満」とした両官庁の対応に官僚からも疑問の声が上がっている。名簿には内閣官房を含めた各省庁の「推薦者名簿」と、実際に招待される参加者の「招待者名簿」があるが、両名簿の保存期間を1年未満にしているのは内閣官房と内閣府の一部だけで、不自然さが際立っている。【大場弘行、千葉紀和、岡大介】 内閣官房の推薦者名簿には、首相や与党の推薦で招待された人たちが記載され、内閣府の招待者名簿には内閣官房を含めた各省庁からの推薦者が取りまとめられている。両官庁は、文書管理規則が改定された2018年と19年に開催された2回分の名簿を1年未満の文書として、会の直後に廃棄したと説明している。毎日新聞の取材によると、他省庁は「答えられない」とした外務省を除き、推薦者名簿の保存期間を3

                    公文書クライシス:桜を見る会 内閣官房と内閣府 名簿保存「1年未満」の怪 | 毎日新聞
                  • 『公文書危機』政府の隠ぺい体質がもたらす公文書危機と民主主義の崩壊 - HONZ

                    1997年に発覚した、民間金融機関などによる大蔵官僚への過剰接待事件以降、官僚の劣化が止まらない。中央官庁というのはブラック企業の典型であることが詳(つまび)らかになり、ルサンチマンを抱えた国民のバッシングを浴び、天下りも禁止される中、新卒採用での人気低下、止まらない若手の大量退職など、側から見ていても同情を禁じ得ないほど地盤沈下している。 こんな状態では官僚の士気は上がりようもないし、レベルの低い政治家に代わって能吏が組織として国を支えるという構造が崩れてしまったら、一体、日本はどうなってしまうのだろうか。こうした心配が、今まさに現実のものになろうとしている。 自分の大学の同期の中でも、当時の大蔵省(今の財務省と金融庁)に入省したのは、飛び切り優秀で真面目で勤勉な連中ばかりだった。それにも関わらず、そうした中から、森友学園への土地売却交渉記録の改ざんを指示した上に、国会で「廃棄した」とか

                      『公文書危機』政府の隠ぺい体質がもたらす公文書危機と民主主義の崩壊 - HONZ
                    • 開かれた新聞委員会:2020 座談会(その2止) 政権の緩み、「桜」が象徴 | 毎日新聞

                      配信の手法を多様に 高塚保政治部長 参院選後の臨時国会を迎えるにあたり内閣改造が行われましたが、2閣僚の辞任、文部科学相の「身の丈発言」に伴う大学入試での英語の民間試験導入延期など長期政権に緩みが出ている中で「桜を見る会」の問題が噴き出しました。11月8日の参院予算委員会での共産党議員の質問で火がついたのですが、この質疑については翌日の朝刊記事でその面白さを伝えきれませんでした。 司会 桜を見る会報道では、「デジタル毎日」上で、統合デジタル取材センターの記者が積極的に記事をネット配信しています。 斉藤信宏統合デジタル取材センター長 問題の質疑についてはツイッターで11月8日当日の夜から騒ぎになっていました。ネット上でこれだけ話題になっているのでデジタル毎日で取り上げた方がよいと判断し、アップされた動画を見るなどして、9日の土曜日夜に記事(「税金の私物化では」と批判あふれる「桜を見る会」 何

                        開かれた新聞委員会:2020 座談会(その2止) 政権の緩み、「桜」が象徴 | 毎日新聞
                      • 公文書クライシス:「メール廃棄」「ファイル名ぼかし」の深刻な実態 公文書クライシス取材班が語る(前編) | 毎日新聞

                        森友・加計学園問題や「桜を見る会」などで焦点が当たった安倍政権下での公文書のあり方について、幅広い角度から問題提起してきた毎日新聞のキャンペーン報道「公文書クライシス」の取材班と、「デジタル毎日」の有料会員がオンラインで交流するイベント「『公文書危機』の実態を記者が語る」が7月21日夜、取材班がまとめた書籍「公文書危機 闇に葬られた記録」(毎日新聞出版)の発売記念も兼ねて開かれた。元NHKアナウンサーの山根基世さんがモデレーターを務め、約180人の読者が参加。毎日新聞社からは木戸哲・東京本社社会部長、日下部聡・統合デジタル取材センター副部長、大場弘行、松本惇・両社会部記者が参加した。主なやり取りを前編・中編・後編に分けて詳報する。前編は取材班結成の経緯や公文書隠しの手法について。【統合デジタル取材センター】 山根 「公文書クライシス」が2019年度の石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受

                          公文書クライシス:「メール廃棄」「ファイル名ぼかし」の深刻な実態 公文書クライシス取材班が語る(前編) | 毎日新聞
                        • 国会:「国会はなぜ軽視されるのか」 “まじめすぎる政治家”が明かす問題の本質 モラル崩壊問題・対談前編 | 毎日新聞

                          ウェブ会議システム「Zoom」で参加した小川淳也・衆院議員(右上)の話を聞くダースレイダーさん(右下から)、宮台真司・東京都立大教授、大場弘行記者、ジョー横溝さん=深掘TVから 国会審議中に議員が娯楽小説を読んだり、スマートフォンで趣味のウェブサイトを閲覧したりする行為が横行している。毎日新聞の報道を受け、「援助交際」やオウム真理教問題を社会学の視点で論じて評価された宮台真司・東京都立大教授、小川淳也・衆院議員(無所属/立憲民主党などの統一会派)らが「国会はなぜ軽視されるのか?」をテーマに対談した。話題のドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で“まじめすぎる政治家”と描かれた小川議員が自身の官僚時代も振り返り、指摘した問題の本質とは――。(※対談は8月5日開かれました)【大場弘行】 対談はニコニコ動画の「深掘TV」で中継された。辛口の時事評が人気のラジオDJ・ライターのジョ

                            国会:「国会はなぜ軽視されるのか」 “まじめすぎる政治家”が明かす問題の本質 モラル崩壊問題・対談前編 | 毎日新聞
                          • 論点:橋下徹さん「罪悪感なく公文書廃棄する政府の恐ろしさ」 桜を見る会 | 毎日新聞

                            安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る一連の問題は、招待者名簿の廃棄など公文書管理のずさんさをあらわにした。あるべき情報公開のかたちとは。大阪府知事・大阪市長としての行政経験があり、日本維新の会を発足させた弁護士の橋下徹さん(50)に、課題と併せて尋ねた。【聞き手・石川隆宣】 冤罪事件を生む証拠廃棄 国民に響くよう強く訴えるべきだ ――「桜を見る会」の名簿廃棄など一連の問題をどうみますか。 毎日新聞の「公文書クライシス」などの報道は重要だが、国民には響いていない。自己満足にとどまってしまい、国民の声によって政治を動かすほどになっていない。名簿の廃棄は「大きな問題じゃない」と国民の多くは考えていると思う。裏金の献金リストでもないし、名簿自体に大した価値はないからだ。野党は合同ヒアリングなんかで細かな質問を繰り返したり、シュレッダーの前に押し掛けたりするのではなく、権力が記録を廃棄することがい

                              論点:橋下徹さん「罪悪感なく公文書廃棄する政府の恐ろしさ」 桜を見る会 | 毎日新聞
                            • これは民主主義崩壊への序曲なのか 『公文書危機』 - HONZ

                              昨年、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞した、毎日新聞の好評連載「公文書クライシス」。本書はその取材班が、取材の手の内を明かしながら、ふたたび公文書の闇を照らし出したレポートである。記者たちは今なお取材を続けており、その追及は凄みを増している。記事を読んだ方にも、間違いなく一読の価値がある本といえる。 またもう一つ、本書の大きな読みどころとなっているのが官邸と記者との生々しいやりとりだ。さすが、記者の手でまとめられた文章だけあって、構成と筆致が素晴らしい。森友や加計、桜を見る会の問題で、公文書に対する疑心暗鬼が生じている私たちにとって、今まさに読んでおくべき一冊だ。いきなり結論めいて恐縮だが、その現状について本書にはこう書いてある。 公文書管理法は第1条で「公文書は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用しうるもの」と定めている。つまり、

                                これは民主主義崩壊への序曲なのか 『公文書危機』 - HONZ
                              • 公文書危機 闇に葬られた記録:(序章)霞が関の常識 「財務省の力の源泉を知っていますか?」 - 毎日新聞

                                期間限定で全文公開 「森友・加計学園」や「桜を見る会」の問題で 明らかになった、公文書の軽視。安倍政権によってエスカレートする 民主主義崩壊の実態に迫った毎日新聞取材班の記録が書籍化されました。6月2日発売の新刊「公文書危機 闇に葬られた記録」(毎日新聞出版)を期間限定で全文公開します。6月25日から第1章から第9章までを1章ずつ連日公開します。第1章の一部のみ無料公開、2~9章はデジタル毎日会員限定での公開です。 本書は、毎日新聞に連載された「公文書クライシス」をもとにしている。登場する人物の年齢や肩書は、原則として掲載時のままとした。 官邸を頂点とする巨大な官僚組織のなかで何が起きているのか この国の権力の中枢である首相官邸は、東京・永田町の高台にある。 緊張したおももちの高級官僚たちが入れ代わり立ち代わりやってくる。首相や官房長官らと面談し、指示をもらうと、坂の下に広がる官庁街に足早

                                  公文書危機 闇に葬られた記録:(序章)霞が関の常識 「財務省の力の源泉を知っていますか?」 - 毎日新聞
                                • 公文書クライシス:「ではどうしたらいいのか」 参加者との質疑応答 公文書クライシス取材班が語る(後編) | 毎日新聞

                                  森友・加計学園問題や「桜を見る会」などで焦点が当たった安倍政権下での公文書のあり方について、幅広い角度から問題提起してきた毎日新聞のキャンペーン報道「公文書クライシス」の取材班と、「デジタル毎日」の有料会員がオンラインで交流するイベント「『公文書危機』の実態を記者が語る」が7月21日夜、取材班がまとめた書籍「公文書危機 闇に葬られた記録」(毎日新聞出版)の発売記念も兼ねて開かれた。元NHKアナウンサーの山根基世さんがモデレーターを務め、約180人の読者が参加。毎日新聞社からは木戸哲・東京本社社会部長、日下部聡・統合デジタル取材センター副部長、大…

                                    公文書クライシス:「ではどうしたらいいのか」 参加者との質疑応答 公文書クライシス取材班が語る(後編) | 毎日新聞
                                  • 公文書クライシス:首相官邸の記録がほとんど残されていない異常 公文書クライシス取材班が語る(中編) | 毎日新聞

                                    森友・加計学園問題や「桜を見る会」などで焦点が当たった安倍政権下での公文書のあり方について、幅広い角度から問題提起してきた毎日新聞のキャンペーン報道「公文書クライシス」の取材班と、「デジタル毎日」の有料会員がオンラインで交流するイベント「『公文書危機』の実態を記者が語る」が7月21日夜、取材班がまとめた書籍「公文書危機 闇に葬られた記録」(毎日新聞出版)の発売記念も兼ねて開かれた。元NHKアナウンサーの山根基世さんがモデレーターを務め、約180人の読者が参加。毎日新聞社からは木戸哲・東京本社社会部長、日下部聡・統合デジタル取材センター副部長、大場弘行、松本惇・両社会部記者が参加した。主なやり取りを前編・中編・後編に分けて詳報する。中編は首相官邸の文書が残されていない問題や、安倍政権の体質について。【統合デジタル取材センター】 山根 官僚の意識、公務員とは何か、国民への責任は――という根本の

                                      公文書クライシス:首相官邸の記録がほとんど残されていない異常 公文書クライシス取材班が語る(中編) | 毎日新聞
                                    • 「調査報道大賞」授賞作品の決定について

                                      NPO法人「報道実務家フォーラム」(東京都新宿区、理事長:瀬川至朗)と、スマートニュース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木 健)の子会社でノンフィクション、調査報道の新しいエコシステムづくりを目指す「スローニュース株式会社」(代表取締役:瀬尾 傑)は、すぐれた調査報道を顕彰する「調査報道大賞」の第2回授賞作品を、次の8作品に決定しました。 大賞(すべての作品から1作品) 国土交通省の統計不正問題をめぐる一連の調査報道(朝日新聞) <授賞理由> 国の現状を市民が知る根本の公的統計が書き換えられ、社会問題の議論や政策立案の基礎になるデータが歪められていたという問題を記者の調査で暴き、市民に知らせた。報道がなければ気づかれなかった重大不正であり、報道後は首相が事実を認め、大臣が陳謝、改善に乗り出すという成果を生んだ。 <朝日新聞 社会部 伊藤嘉孝様より> 統計は社会を映す鏡であり、政

                                        「調査報道大賞」授賞作品の決定について
                                      • 丁寧語とか、礼儀正しく書いてみる日記2:221229 【パヨク】 これは「ゆり子メール問題」になってしまうのか

                                        ★161130 熊本地震におけるピースボートに関した細かい情報が、「仕事の支障になる」とのことで一部削除致しました。 ★171108 ぱよちん記事における「ご本人様」が御写真がアレだとのことで削除されておりました @管理人 仁藤夢乃Colabo絡み総合★76 https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1672027379/ 512 名前:テチス(茨城県) (ワッチョイ 21be-aH43) [CN][sage] 投稿日:2022/12/26(月) 15:57:49.13 ID:z9qMm+860 https://mobile.twitter.com/himasoraakane/status/1607267387774230528 暇空茜 @himasoraakane 都庁から開示された公文書に 抜けがあることが精査したらわかったから、 なぜ抜

                                        • デジタル毎日イベント:「モリカケ」「桜」…安倍政権で加速する民主主義の崩壊 「公文書危機」の実態を記者が語る 7月21日(火)19時開始 オンラインLIVE※お申し込みの受け付けは終了しました | 毎日新聞

                                          毎日新聞は、安倍政権下で相次いで問題化している公文書管理の深層を追い続ける「公文書クライシス」取材班との交流イベントを7月21日午後7時からオンラインで開きます。会員限定イベントのため、デジタル毎日にログインもしくは新規入会してお申し込みください。 「公文書クライシス」取材班による取材では、公文書管理のずさんな管理実態を次々とあぶり出してきました。桜を見る会の招待者名簿の破棄や自衛隊日報の隠蔽…安倍政権の隠蔽(いんぺい)体質の極みは、官邸での省庁幹部との面談記録が何も残されていないものでした。 最近では、検察法改正案を巡って、法改正の基礎となる解釈変更のプロセスが不透明なことが明らかとなりました。新型コロナウイルス対策でも、連絡会議で議事録が作成されず、意思決定の過程で、最も大事であるはずの首相発言はどこにも存在しません。 公表される公文書ファイル名は巧妙にぼかし、「メールは公文書ではない

                                            デジタル毎日イベント:「モリカケ」「桜」…安倍政権で加速する民主主義の崩壊 「公文書危機」の実態を記者が語る 7月21日(火)19時開始 オンラインLIVE※お申し込みの受け付けは終了しました | 毎日新聞
                                          • 公文書クライシス:公文書危機、制度変える時 毎日新聞記者と会員がオンライン交流イベント | 毎日新聞

                                            森友・加計学園や「桜を見る会」などを巡り、安倍政権下での公文書のあり方について問題提起してきた毎日新聞のキャンペーン報道「公文書クライシス」の取材班と、「デジタル毎日」の有料会員がオンラインで交流するイベントが21日夜、開かれた。 元NHKアナウンサーの山根基世さんがモデレーターを担当。毎日新聞社からは、木戸哲社会部長、日下部聡統合デジタル取材センター副部長、大場弘行、松本惇・両社会部記者が参加した。 大場記者は「官僚は、メールを公文書として扱う意識が乏しい」と指摘。省庁が国民に公表している文書ファイル名が「報告書」など抽象的で、情報の重要性が判別できないことを問題視した。また、首相官邸の公文書を取材してきた松本記者は、安倍晋三首相と官僚のやりとりが記録が残されていない点に触れ、「トップ(首相)の記録を残すために、制度を変えることが大事」と述べた。

                                              公文書クライシス:公文書危機、制度変える時 毎日新聞記者と会員がオンライン交流イベント | 毎日新聞
                                            • 公文書クライシス:内閣府指針、保存1年未満の前提 消えた「日常業務」限定 「桜」名簿、廃棄の根拠に | 毎日新聞

                                              2017年11月の公文書管理委員会。前列右から2人目が梶山弘志・行政改革担当相(現・経済産業相)、3人目は委員長の宇賀克也・東京大教授(現・最高裁判事) 「桜を見る会」を巡り、内閣府が作成した招待者名簿が1年未満の保存期間とされ、捨てられていた問題への批判がやまない。森友学園の用地取得や、加計(かけ)学園の獣医学部新設に関する文書が廃棄されていたことを受け2017年末、公文書管理のガイドラインが改正され、必要な文書を残すために「1年未満文書」の範囲が「制限」された。ところが招待者名簿は、改正後の18年から1年未満文書となり、19年分も既に捨てられた。なぜこのような取り扱いになったのか。【青島顕】 「訃報、庁舎管理、定時退庁のお知らせ」「新聞、雑誌記事の切り抜き集」「国会の議事日程」――。17年8月、内閣府は首相の諮問機関である公文書管理委員会に1年未満文書の具体例を示した。どれも捨てられて

                                                公文書クライシス:内閣府指針、保存1年未満の前提 消えた「日常業務」限定 「桜」名簿、廃棄の根拠に | 毎日新聞
                                              • 弁護士山中理司のブログ

                                                目次 第1 総論(住所,電話番号等) 第2 公文書に関する日弁連の立場等 1 公文書に関する日弁連の立場 2 図書館の自由に関する宣言 3 最高裁大法廷平成元年3月8日判決 4 個人情報保護法 5 刑法230条の2(公共の利害に関する場合の特例) 6 官民データ活用推進基本法 第3 開示文書の利用目的は一切問われないこと等 1 開示文書の利用目的は一切問われないこと 2 Internet Archiveが裁判所からどのような許可を得ているかが分かる文書は存在しないこと等 3 国有財産法上は,金銭的価値が顕在化したものだけが管理されていること等 4 裁判官の生年月日を開示すべきと判断するに至った経緯が分かる文書等 5 一定の限度では精神的苦痛を甘受すべきであること等 6 Xのポスト及びYoutube動画のブログでの引用 第4 表現の自由として弁護士に許容される限度は,裁判官に許容される限度よ

                                                • 『公文書危機 闇に葬られた記録』(毎日新聞出版) - 著者:毎日新聞取材班 - 毎日新聞取材班・大場弘行による本文抜粋 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                  著者:毎日新聞取材班出版社:毎日新聞出版装丁:単行本(256ページ)発売日:2020-06-02 ISBN-10:4620326321 ISBN-13:978-4620326320 「森友・加計学園」「桜を見る会」「検事長の定年延長」――安倍政権による権力の乱用が指摘されたこれらの問題に共通しているのは、検証に必要な記録が十分に残されていない点だ。首相官邸や中央省庁の内部では、なくてはならない記録がどのように隠ぺいされ、闇に葬られていくのか。本書は、これまで知られていなかったその手口と実態について、首相経験者ら元政府高官や20人近い現役官僚らへのインタビュー、情報公開制度を駆使した「調査報道」の手法によって明らかにするものである。 本書のもとになった毎日新聞のキャンペーン報道「公文書クライシス」は2019年末、優れたジャーナリズム活動を顕彰する早稲田大学の第19回「石橋湛山記念早稲田ジャー

                                                    『公文書危機 闇に葬られた記録』(毎日新聞出版) - 著者:毎日新聞取材班 - 毎日新聞取材班・大場弘行による本文抜粋 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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